裄は短しタスキは長し

数種類のテーマを軸にその時の気分で書きます

2018-06-10 21:09:48.0 「潮」の広告記事ですが…

 65日の読売新聞の雑誌「潮」7月号の広告を見て、ふと思ったことがある。 

 本号のメインの寄稿がどうもおかしい。 

 「いま政治がなすべきこと・日本政治は透明性を取り戻すべき」というタイトルで東京大学先端科学技術研究センターの牧原出教授が寄稿なさっているのだが、このタイトル、かなり奇怪である。 

 「いま政治がなすべきこと」まではいい。問題はそのあとだ。 

 日本政治とはなんだ?日本の政治家とか、日本政府、日本の政界ならわかるけど、私には日本政治の示すものが何なのか皆目見当がつかない。 

 透明性を取り戻す。まるで日本の政界にはかつて透明性があって、それを「取り戻せ」とおっしゃっているように聞こえるが、そんなものいつ、どこにあったというのだろう。 

 そもそも政治は透明が理想的なのか? 

 もちろん透明度ゼロで、何事もすべては闇の中、は困る。かといって全て透明にしたら国家機密はどうなるのだ? 

 一応、私にも意見はあるが、そろそろヤフオクの取引に対処しなければいけないので、この辺で。

 

2018-06-05 20:59:53.0 今月3日の新聞記事から

 6/3、地元に密着した情報が満載の「上越版よみうり」の「まちかど情報室」のコーナーに、イトーヨーカドー・エルマール店で開催された、近日開館予定の水族館「うみがたり」のオープン記念のイベントの記事があった。 

 会場で注目を浴びたのは、伊藤飴店さんがイベント期間限定販売した「チンアナゴ饅頭」ほか海棲生物をかたどったお饅頭の数々。水槽を使ったディスプレイも好評で、写真を撮る方も多かったとのこと。 

 あまりに面白かったので、姪にLINEで記事の画像を送ったら、かなりウケた。 

 ところが、記事にあった「スベスベマンジュウガニ」のことを検索してみたら、驚きの事実が判明。何と本物の「スベスベマンジュウガニ」にはふぐ並みの猛毒があるのだという。続報として姪に送ったら、これもウケてくれた。私の姪は、叔母のこんなしょうもないメッセージにもまともに返事をくれる、よくできた娘である。姉に感謝。

 

2018-06-03 19:31:14.0 6月1日 センター病院外来受診

 長々と無沙汰を致しました。ついしょうこです。今のところ鬼籍には入っておりません。まずまず元気で生きております。

 6月1日は外来受診。手術から2年が過ぎ、いよいよ3年目に入った。

 今まで担当してくださった先生が異動し、今回は新しく赴任された先生との初顔合わせとなった。エコーも今までの担当の先生ではなく、院長が実施。今だから言うが、前任担当者はプローブをゴリゴリ押し付けるので、結構不快だったが、今回はそのようなこともなくささっと終了。有り難いことである。

 先生が代わっても、相変わらず会話は盛り上がらない。あまり盛り上がるようでも困るので構わないが、最後に先生が「3年間、再発や転移が見られなければ、その時点でCTはやめて、診察も半年ごとにしましょう」とのこと。9月の予約をしたのち、3840円を支払い病院を出た。

2018-04-08 19:57:03.0 フロスト始末・R・D・ウィングフィールド

 R.D.ウィングフィールド「フロスト始末」を読み終わるまで2週間かかった。 

 ボリュームはなかなか。だが、2018年版「このミステリーがすごい!」海外部門で堂々の第1位、文章のテンポが悪いわけでもない。なぜ昔のようにイッキ飲みならぬイッキ読みが出来ないのか・・・ここに来て読みのスキルが急降下したのを痛感する。フロスト警部シリーズを読むと、特に痛切に感じる。 

 第1作「クリスマスのフロスト」を読んだ頃はこうではなかった。作品自体も上下巻ではなく、もっとタイトだったし、次々と起こる凶悪犯罪に対する私の耐久力も、今よりずっとあったような気がする。それもそのはず、2018版「このミス」によれば、第1作が登場したのは94年版。読んでいた私は今より二回りも若かったのだ。どうりで読み終わると疲労困憊するわけだ。 

 

 さて、「フロスト始末」だが、冒頭で犬が人間の脚らしきものを加えて登場してきたのを皮切りに、変死体が次から次へと登場する。かと思えば、幼児の連れ去り、小児性愛嗜好者による画像の交換会、地元のブラック企業であるスーパーマーケットへの恐喝、連続少女強姦事件と拉致事件などなど、デントン市は相変わらず物騒なベットタウンだ。

  我らがフロスト警部の身辺も何やらきな臭い。絵にかいたような俗物のマレット警視がフロストをデントン警察署追い出すべく、スキナーという警部を呼び寄せる。追い出しを食い止められずに自棄になったフロストの思い付きと勘による行き当たりばったりの捜査は極限に達するが、果たしてフロスト警部がデントンを去る日がくるのか?結末は読んでからのお楽しみである。 

 作品紹介では彼が亡き妻との新婚生活を回想し、しんみりするところを見どころとして挙げているが、私のおススメは、何といっても廃業した精肉店での乱闘シーンだ。悪夢を見そうなくらい迫力があるので、できれば寝る直前に読むのはお勧めしない。 

 ちなみに、全作品をよーっく読んでみるとわかるのだが、フロスト警部はグロテスクな死体の話と下ネタは連発するが、案外女性の部下に対するセクハラ発言がかなり少ない。なんだかんだ言って、ジャックはキホン、いいやつ、なのである。

 

2018-03-25 19:06:22.0 「お伊勢参り」平岩弓枝

 重量感のある作品や一見の作品が続くと、楽に読める作品が読みたくなる。難解かどうかよりも、なじみがあるかどうかのほうが重要で、平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」シリーズはその代表格である。 

 シリーズ最初で最後になるであろう長編「お伊勢参り」は、例えてみると長編TVドラマで、ストーリーが半ばまで来たところで、「今からでも間に合う『御宿かわせみ』を10倍楽しむこれまでの総集編」のような、来し方を振り返り次回作への期待を促す作品である。 

 台風の被害で大規模改修を余儀なくされ、長期休業となった御宿かわせみ。女将の神林るいは旧知の仲の畝千絵の誘いで伊勢参りに行くことになったのだが、道中は何かと問題が発生し、さながら「明治の東海道ロードムービー」のような様相を呈してくる。 

 また旅館業から解放されたるいは、客として旅をする気楽な身分であることから、徳川の御代から明治維新を経た現在までを回想する。 

 伊勢から戻ってかわせみを再開し、るいには初孫、千絵には二人目の孫の知らせが届いたところで物語は終わる。