裄は短しタスキは長し

数種類のテーマを軸にその時の気分で書きます

2020/02/23 15:34「ポリス猫DCの事件簿」若竹七海

 なお一層のブースター効果を期待して若竹七海をもう1作「ポリス猫DCの事件簿」。

 

葉崎海岸の沖には猫島という人口30人の小島がある。作者の既発表作「猫島ハウスの騒動」の頃の猫島は、夏の海水浴シーズン以外は閑散としたものだったが、ここにはその名の通り約100匹の猫が生息しており(ただし飼い猫ではない。厳密にいうと野良)ペットブームの昨今、地元住民のユルいPR活動の効果もあって「猫好きの聖地」として知名度が上がってしまった。それによって、夏だけの開設だった臨時派出所が継続となり、七瀬晃巡査が配属されている。この派出所にいる、葉崎市警察署長から星章を与えられたマスコット猫がDCである。 

 一見七瀬とDCは家主と居候のように見えるが、実際にはDCが主導権を握っている。動物、特に猫が活躍するミステリーには赤川次郎さんの「三毛猫ホームズ」シリーズ、宮部みゆきさんの警察犬を引退したシェパードのマサが活躍する「パーフェクト・ブルー」などがある。とはいえ、猫島の猫たちは島民に大事にされているとはいえ、元来ノラの傾向が強くまとまりがなくやかましいことこの上ない。 

 最後に一つ若竹さんに提案だが、今回新たに島の仲間となった「そば処ねこじま」に肉うどんを加えてはどうだろう。それで、おしながきには「こぶた」としてこぶた、たぬき、きつね、ねこと、しりとりでまとめるのである。どうよ!

 

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