裄は短しタスキは長し

数種類のテーマを軸にその時の気分で書きます

2020/10/13 08:27「秘密の森」Season2 第十五話 前編2020.10.5

 ソ・ドンジェの生存を確認し、ウ・テハとキム・サヒュンは帰途についた。が、ウ・テハの向かった先はイ・ヨンジェ会長の私邸だった。

 ヨンジェは司法当局との癒着によって実業界での優位を保つという旧態依然とした経営戦略を堅持しているらしい。

 彼女はウ・テハに贈賄を持ちかけているようだが、ウ・テハの望みは金銭ではなく、政治的影響力・・・らしい。会長宅からの帰路、ウ・テハにキム・サヒュンからメッセージが入った。警察庁情報局長のシン・ジェヨンが会見を行い、先日の目撃情報、送られてきたメッセージ、映りこんでいる時計など全てが意図的にでっち上げられたもので、彼らはこれらのねつ造は検察側の仕業だとほのめかしていた。マスコミが警察と検察の対立を煽り始め、事態は泥沼化の様相を見せ始める。番組を見ながら、チェ・ビッはあの日、別荘に到着した時のことを回想していた。

 ウ・テハが善後策を指示するミーティングのさなか、シモクは目撃者のチョン・ギヒョクに詐欺の前科があり、ソンナム支局刑事二部で取り調べを受けていたこと、間違いなく彼は検察側の誰かと通じているはずだと切り出す。以前支局に在籍していたキム・サヒュンは、シモクが自分に疑いを持っていたと知り「扱った事案をすべて覚えてなどいられない」と反発、「自分もあれは単なる警察への怨恨だとは考えにくいと思っていた」と反論する。一連の疑惑がすべてウ・テハによって行われたことを確信し、シモクに席を外すよう指示したキム・サヒュンは、ソ・ドンジェが死にかけたことや、セゴク署の件でチョン・ギヒョクに目撃者を装わせたこと、ソ・ドンジェの件では彼に犯行声明をねつ造させたことで「先輩は殺人者だ、二つの組織を破滅させた」とウ・テハを非難する。「組織のために最善を尽くしただけだ。それに誰も死んではいないだろ?」とウ・テハ。

 その頃シモクは令状を持って銀行へ行き、故パク・グァンスの口座の送金記録を照会していた。そこに不審な送金記録を見つけたシモクは、ヨジンに連絡を取る。受け取った相手は売春を目的とするパーティーコンパニオンだった。彼女たちと、そのエージェントに聞き込みをした結果、パク・グァンスの死の真相が明らかになった。

 別荘での会合は、性的接待が目的だった。パク・グァンスとウ・テハが、残る一人を待つ間に、ハンジョの無理な要求のために精神的に追い詰められていたパク・グァンスがストレスから心臓発作を起こして倒れ、女性たちは即刻追い返されたのだという。

 運転中の心臓発作による突然死は死亡時の状況を隠蔽するための偽装だった。

 残ったウ・テハはパク・グァンスの遺体と車を路上へ移動し、911をコールし、運転中の心臓発作による突然死を偽装した。いや、一人で偽装するのは大変だ。他にもう一人いたはず。その場に居合わせた3人目の人物がカギだ。シモクはヨジンに「ウ・テハに顔を知られていない捜査員の協力が必要です。」と依頼し、ウ・テハに会いに戻る。

 

 

 ひょっとすると、「先輩」と訳されるかもしれないが、キム・サヒュンはウ・テハを非難する時「兄さん」と呼び掛けている。キム・サヒュンにとってウ・テハは単なる同僚の先輩ではなく、兄貴分に対するような親愛の情があったようだ。彼は自分の非難が相手に全く届いていないことに失望し部屋を出る。すると今度は先に退室させたファン・シモクが席にいない。事務官の話では「銀行へ行きました。」で「ったく、どいつもこいつも勝手なことばっかしやがって!」とメンタリティーが崩壊してしまうキム・サヒュンなのだった。

 パク・グァンスの口座を調べ、不審な送金の事実をつかみヨジンに連絡を取ったシモクだが「うちのボスは今、険悪な雰囲気だ。後で会おう」と言う返事。シモクもそこは同様なので承諾するが、彼女のメッセージの最後にあるラブリーな動くスタンプに「これはなんだ?」と不思議そうに眺めるシモクは、チャーミングなんだが笑える。

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