裄は短しタスキは長し

数種類のテーマを軸にその時の気分で書きます

2015/04/23 22:33スベクヒャン修正編その33

 今回は第65話と第66話。(オリジナルでは第97話から第99話に相当)

 本来、王族の罪を暴くのは命懸けだが、特別にテウンに機会が与えられ、ヘ佐平、トリム、テウン、ソルナンは示し合わせて王女の罪を暴くために「王女が自分から罪を告白するよう仕向ける」作戦を立てます。まずはテウンがサドの指輪の件を王に報告。そして「自分が話せば王女は平常心を失う」という理由から、ソルナンがナウンから話を聞いたとソリを弾劾します。王女はチンムを王位につかせたいと思い、太子様の手柄を妨害しようとした。カリムへ出向いたのも、ヘ佐平を告発したのもそのためだ。「私は昨日ナウンからこのことを聞いた」これを聞いて逆上したソリは、遂に「たわごとだ!死んだ者になど会えぬ」と口を滑らせます。「王様のために命を惜しまぬ者たちでした。忠実な者たちが王女様と関わってから王様と百済を裏切って死にました。必ず暴いてください。これ以上、王様の民を犠牲にしないでください」テウンの訴えを聞いた武寧王は王命を下します。

 「スベクヒャンの名を取り上げ、新たにプヨンの名を授け、王女を廃する。プヨンは明朝、王宮を出よ」王命は一同の予想を上回る減罰でした。ミョンノンの「今後、プヨンのことは闡庇司固徳に任せる」という指示により、プヨンは闡庇司の女官に御前を連れ出されます。「もはやあなたはスベクヒャン王女ではない」ソルナンに女官を平手打ちする手を止められたプヨンは「自分は善人だと言わんばかりだったくせに、私を欺いた」と怒りをたぎらせながらその場を去ります。

 明朝改めて下された王命は「悲しみを忘れぬよう名妃女(ミョンビネ)を付す。情けで王宮に留まることを許すゆえ、毎日仏堂で300回礼拝をし、罪を償え」初めて王宮にやってきた時にあてがわれた部屋で、再び暮らすようになったソリに、彼女付きとなった女官は「同じ身分なのに偉そうね」と彼女に仕える、という意識は全くないようで…

 礼拝の途中で倒れた妹を見ながら「立つのよ、この程度では許されない。立ちなさい。」一方のソリも「姉さん、私も容赦しない。姉さんとは縁を切る」と姉と決別することを決意します。

 

 「王様は眠ってばかりだ、理由は分からぬ」太子様は、王女の罪を暴いたことを後悔しておられる。お前が太子様を慰めてくれないか?カンボクに頼まれたソルナンは「私たちの縁は切れたと言われた。太子様は、嘘はおっしゃいません」と…

 「私も変わりました。最近は笑うことが減りました」ソルナンは眠る王に語りかけます。「君主の道は険しいそうですね。だから天が最も憎む者に君主の座を与えるのだとか。でも民を労われば、来世は平凡な男に生まれ変わるとか。起きてください。民は王様だけを見ています。民を治め、労わらねばなりません」翌朝目を覚まし、王妃と会った王は前の晩の夢のことを語ります。「長年の知人のような、聞き慣れた声で叱られた。患っていないで早く起きよ、とな。何とも妙な夢だった」

 

 「ソルナンは帰ると何を?」久しぶりにヨオクに汁飯を作ってもらったミョンノンは、彼女に「なぜソルランを捨てたんですか?」と聞かれ、驚きます。ヨオクは、ソルナンは自分に何でも話すから少しは聞いている。以前は鳳仙花みたいに頬を赤く染めて太子様の話をしていたのに。ソルナン次第で私も安泰だと思ったのに…ソルナンが自分を捨てる…それがあり得るのだ。ミョンノンは自嘲気味に語ります。

 

 トリムにスベクヒャンであることを気付かれてしまったソルナン。「兄とわかっていても慕う気持ちを断ち切れなかった。このまま妹として太子様の横には立てません。慕う気持ちを一生隠し通すなんて無理です。できません。自信がありません」天罰が下ろうと道理に背く悪女と言われ地獄に落ちてもいい。遠くから慕うことをせめて今生では許してほしい…トリムはソルナンの勢いに言葉を失います。

 

 王女と仲良くしようと思っていた矢先に王女がキムンの件を妨害したことや、チンムを王に擁立する企てを知らされた。父であるヘ佐平は疑いが晴れたものの、国事に幻滅したのか、王宮に戻らないし、自分も来いとは言えない。ヨン達卒まで、マックムを利用し陰謀を企てていたとは…王妃の嘆きにしばらくつきあった後、ミョンノンは、ソルナンが王妃の指示でマックムと接触した件を確かめることに。王女を憎んでいた時、確かに王女に関することを探らせたと王妃に教えられ、彼は結局ソルナンの秘密をつかみ損ねます。

 

 「薄汚い所でお過ごしですね」とソリの境遇に胸を痛めるチンムに彼女は「でも王様は-私の言うことは聞かないが-女官を一人つけてくれた。チンム公が元気で安心した。再起を図り私を王女にしてくれますね」と…チンムは「野心だけは相変わらずですね」と言いながらも自分が王女の母殺しと陰口を叩かれていることをかなり気にしている様子。ソリは「あなたじゃないって分かっている。私は鼻が利くのです」と…続いてチンムは牢内のヨン達卒に会いますが、「息を潜めて過ごして下さい」と忠告されます。

 

 ひどい風邪だという王は容態を心配するミョンノンは、ホンリムに「侍医に温かい梅湯を頼んでくれ」と指示していますが、せき込む様子と英語字幕ではapricot waterとあったことから勝手に杏仁水だと思い込んでいました。違ったようですね。

 

 プヨンが偽物であることを知っているのは自分とヘ佐平、そして王様の3人で、王女の居所を書いた手紙は文字が滲んで居所が分からないため、王様は送り主のクチョンをお捜しだ。クチョンはどこに?トリムの問いにソルナンは父の死と、その犯人がチンムであるとトリムに明かします。チンム公を許さない。二度と天を仰げないようにする…ソルナンの激しい口調を聞きながら「では真の王女を知る者はお前と私の二人だけ。お前が口をつぐむなら、私だけだ」トリムは考え込んでいますが…

 

 「靴が大事なのか?」水たまりを飛び越えそこなって足をくじいたソルナンに呆れるミョンノンですが、靴が以前自分が贈ったものだと気付き、「背を貸そう」と…断ったものの結局おぶってもらったソルナンにミョンノンは「いつも最初だけは拒む」-セリフの印象が微妙に違ってました-と言い、人目を気にする彼女にいきさつを聞かれたら正直に答えるまでだと言います。「靴を贈ると、恋人が去るという言い伝えを知らず、贈ったことをずっと悔やんでいる」とも。そして今も彼女のことを思い続けていることを告白し、自分を遠ざける理由を聞きだそうとしますが、彼女は答えず、「わかったもう聞かぬ、お前の頑固さには負ける」と…ここでソルナンは医者の所に連れて行くよう頼んだのかと思っていたら、なんと「ウィファ園に行くところでした」と言っていて、驚きでした。

 

「慕う気持ちというのは苦しいものですね。私もよく知っています。叶わぬ思いは悲しみとなって、胸に募る。ゆえに息をするたびに心をえぐられる思いです。」それでも自分は、王様が悲しませる行為を断じてできない。トリムはソルナンのこと話すべく、王の許へ向かいます。

 

 再びチュジャン城を攻めた高句麗軍は、騎兵三千に歩兵が五千。兵糧を積んだ荷車が150台。テウンの来訪を受けたヘ佐平は、太子様に先鋒戦でウルミルが指揮を取ることだけは絶対阻止しろと伝えますが、自分は王宮に行かない様子。そこへミョンノンが姿を見せ、王の前で深々とひれ伏し、マックムの嘘を一掃してほしい。マックムは貴方がペク・カを扇動したのは確かだと言ったが、それは勘違いでしょう?-でないと王妃様はどうなるのか、王様まであなたのせいで疑われる-王様を守らねばとミョンノンはヘ佐平を説得します。ヘ佐平の釈明を受け入れた王は「心労が多かったな、マックムのことは忘れよ。高句麗への対抗策を練ろう」と彼の復帰を認めます。

 高句麗側の指揮官はウルミルかチョヤンだろうが、興安は決めかねている。ウルミルは経験豊富だが、後ろ盾がないことを恐れている。チョヤンは将軍家の生まれだが、実戦経験が足りない。ヘ佐平は指揮官をチョヤンにするべく、高句麗にいるピムンを使って興安を刺激することを進言します。ではこちらの指揮は誰が?ソベクか、プンチョンか。私も一人推薦すると言ったミョンノンは、自分に任せてほしい、と志願します。王は反対しますが「私自身のために先鋒をお任せ下さい。手柄をたて、皆が認める世継になります」とミョンノンは心中を吐露します。

 

 プヨンは、食事はとらず、頭痛が激しいようだ。部屋では写経をし、礼拝の時にそれを燃やす。そして頭痛の際に心が乱れるのか、未だ王女だと錯覚することがある…報告を聞いたソルナンは胸騒ぎが…

 

 出陣を前にチンムに会ったミョンノンは、自分がいない間、おとなしくしているように、王宮で何か起きたら、王妃様が風邪をひいても、雨で王様の着物が濡れても貴方に全責任を問うと釘をさし、立ち去ります。

Trackback

▼この記事のトラックバック用URL

Comments

お名前(必須)
メールアドレス
URL
コメント(必須)
※コメント以外の内容を次回も使用