裄は短しタスキは長し

数種類のテーマを軸にその時の気分で書きます

2020/10/14 06:17 「秘密の森」Season2 第十五話 後編2020.10.5

 強引にウ・テハの部屋に乗り込んだシモクは、事件当夜の状況を語り始める。部長とパク・グァンスともう一人があそこへ集まり性的接待を受けることになっていた。ところがパク・グァンスが発作を起こして突然死した。買春の事実を隠すため、女たちは即刻帰宅させた。訳ありだから、救急車を呼ぶこともしなかった。

「イ・チャンジュン先輩もこうやって糾弾したのか!それで誰からも尊敬される上司を飛び降り自殺にまで追い込んだ?ファン・シモク、お前は本当に恐ろしい奴だな」。ウ・テハの反撃にもひるまず、シモクは遂に第三の人物が当時の警察庁情報局長、キム・ミョンハンであることを聞き出す。「正式な手続きにかかります」ウ・テハの罵声を浴びながらシモクは部屋を出ていく。

 部屋の外では、ウ・テハの怒号やものを投げつける音に事務官が怯え、キム・サヒュンは部屋を出ていくシモクを見ながら、事の成り行きを心配していた。いつだったか、電話中のファン検事の口から出たパク・グァンスの名前に、先輩はとっさに振り向いて固まっていた。今ハンジョにいる、とファン検事が電話で連絡してきたとき、受話器をひったくるようにして取り上げ話す先輩は、尋常ではない雰囲気だった。何もかもウ・テハが裏で糸を引いていた。キム・サヒュンは沈み混む。

 ヨジンにキム・ミョンハンの収監先を教えてもらったシモクは彼に面会に向かう。その頃ウ・テハは、自身が持つコンパニオンに関するファイルを廃棄するべく奮闘し、コンパニオンのファイルから彼女たちの電話番号を調べていた。彼は長官の執務室へ出向き、計画がファン・シモクによって台無しになったこと、自分は制御できると思っていたが、うまくいかなかったことを報告し謝罪する。

 「この通り、既に私は服役している。」シモクとヨジンを前に元情報局長は重い口を開いた。自分が到着した時、パク・グァンスは既に息がなかった。とにかく女たちを帰さなければならないが、あそこへタクシーを呼ぶわけにはいかないから、自分がタクシーを拾えるところまで車で送っていった。最初から逃げようと思ったわけじゃない。だが、戻ってパクの遺体ともう一度対面するのは気が進まなくて、代わりに当時のナムヤンジュ署署長だったチェ・ビッを向かわせた。後始末を引き受ける見返りに、彼女は情報部長への昇進を果たしたのだった。面会を終えると、二人のスマートフォンにウ・テハから呼び出しがかかっていた。

 到着した二人に、ウ・テハは取引を持ちかけた。あの時事故に見せかける計画を思いついたのはチェ・ビッだ。車を路上に止め、遺体を移し、GPSの履歴やドライブレコーダーを消去したのも彼女だ。黙っていてもらえればあなたのボスを守ることが出来る。私もそれを望んでいるし、君たちにもメリットがある話だ。シモクはスマートフォンの画像をウ・テハに見せた。ウ・テハに張り付いていた龍山警察署の刑事たちが撮った、ウ・テハがあの日別荘に居合わせた女性の一人と車の中で会っている映像だった。結局二人はウ・テハの申し出を拒否する。

 チェ・ビッが帰宅すると、マンションの前で酔ったヨジンが待っていた。ウ・テハから聞いた話は本当かと聞くヨジンにチェ・ビッは「そうだ。早く昇進したかった」という彼女にヨジンは、そんなことをする必要などなかったはずだ、今回ほど早くはないにしろ、あなたならいずれ今のポストについていただろうに。警察官になって初めて出会えた、目標となり、心から尊敬できる上司だったのにと泣きながら訴える。「黙っていてもらうことはできないだろうか。私は局長のおかげで今のポストを得た。今度は貴女の番だ。」というチェ・ビッの申し出をヨジンは拒否し、帰っていく。

 翌朝、早速メディアが動き出した。ヨジンはチェ・ビッに対する告発を行い、シモクはキム・サヒュンにウ・テハの逮捕令状を請求する。ウ・テハは釈明会見の原稿を必死で作成し、プレスルームに向かったが、記者は一人もいなかった。まさに同じ時間、警察庁ではチェ・ビッが辞任記者会見で事件の真相と自分の行動を明らかにし、謝罪していた。

 

ウ・テハ。ドラマの序盤ではガキ大将的なところがちょっと可愛かったのに、おいおいおい・・・なかなかの悪党だ。それにしても元局長、「死体があるところに戻りたくないって思っちゃったんだよな」いや、それってどうよ、である。いくら見返りに出世できるとしても、あれだけは絶対引き受けたくない。

 逮捕状請求のシーンは・・・変な話だが笑ってしまった。

キム:「なんでウ・テハ部長の逮捕状請求を俺に持ってくるんだよ」

シモク:「ウ部長のところに持って行きましょうか?」

キム:「俺の手には余る」

シモク:「「わかりました。決断できる人を探します」

キム:「あぁぁ、もうっ!」どこまでもマイペースなシモクとそれに振り回されるキム・サヒュンだった。

2020/10/13 08:27 「秘密の森」Season2 第十五話 前編2020.10.5

 ソ・ドンジェの生存を確認し、ウ・テハとキム・サヒュンは帰途についた。が、ウ・テハの向かった先はイ・ヨンジェ会長の私邸だった。

 ヨンジェは司法当局との癒着によって実業界での優位を保つという旧態依然とした経営戦略を堅持しているらしい。

 彼女はウ・テハに贈賄を持ちかけているようだが、ウ・テハの望みは金銭ではなく、政治的影響力・・・らしい。会長宅からの帰路、ウ・テハにキム・サヒュンからメッセージが入った。警察庁情報局長のシン・ジェヨンが会見を行い、先日の目撃情報、送られてきたメッセージ、映りこんでいる時計など全てが意図的にでっち上げられたもので、彼らはこれらのねつ造は検察側の仕業だとほのめかしていた。マスコミが警察と検察の対立を煽り始め、事態は泥沼化の様相を見せ始める。番組を見ながら、チェ・ビッはあの日、別荘に到着した時のことを回想していた。

 ウ・テハが善後策を指示するミーティングのさなか、シモクは目撃者のチョン・ギヒョクに詐欺の前科があり、ソンナム支局刑事二部で取り調べを受けていたこと、間違いなく彼は検察側の誰かと通じているはずだと切り出す。以前支局に在籍していたキム・サヒュンは、シモクが自分に疑いを持っていたと知り「扱った事案をすべて覚えてなどいられない」と反発、「自分もあれは単なる警察への怨恨だとは考えにくいと思っていた」と反論する。一連の疑惑がすべてウ・テハによって行われたことを確信し、シモクに席を外すよう指示したキム・サヒュンは、ソ・ドンジェが死にかけたことや、セゴク署の件でチョン・ギヒョクに目撃者を装わせたこと、ソ・ドンジェの件では彼に犯行声明をねつ造させたことで「先輩は殺人者だ、二つの組織を破滅させた」とウ・テハを非難する。「組織のために最善を尽くしただけだ。それに誰も死んではいないだろ?」とウ・テハ。

 その頃シモクは令状を持って銀行へ行き、故パク・グァンスの口座の送金記録を照会していた。そこに不審な送金記録を見つけたシモクは、ヨジンに連絡を取る。受け取った相手は売春を目的とするパーティーコンパニオンだった。彼女たちと、そのエージェントに聞き込みをした結果、パク・グァンスの死の真相が明らかになった。

 別荘での会合は、性的接待が目的だった。パク・グァンスとウ・テハが、残る一人を待つ間に、ハンジョの無理な要求のために精神的に追い詰められていたパク・グァンスがストレスから心臓発作を起こして倒れ、女性たちは即刻追い返されたのだという。

 運転中の心臓発作による突然死は死亡時の状況を隠蔽するための偽装だった。

 残ったウ・テハはパク・グァンスの遺体と車を路上へ移動し、911をコールし、運転中の心臓発作による突然死を偽装した。いや、一人で偽装するのは大変だ。他にもう一人いたはず。その場に居合わせた3人目の人物がカギだ。シモクはヨジンに「ウ・テハに顔を知られていない捜査員の協力が必要です。」と依頼し、ウ・テハに会いに戻る。

 

 

 ひょっとすると、「先輩」と訳されるかもしれないが、キム・サヒュンはウ・テハを非難する時「兄さん」と呼び掛けている。キム・サヒュンにとってウ・テハは単なる同僚の先輩ではなく、兄貴分に対するような親愛の情があったようだ。彼は自分の非難が相手に全く届いていないことに失望し部屋を出る。すると今度は先に退室させたファン・シモクが席にいない。事務官の話では「銀行へ行きました。」で「ったく、どいつもこいつも勝手なことばっかしやがって!」とメンタリティーが崩壊してしまうキム・サヒュンなのだった。

 パク・グァンスの口座を調べ、不審な送金の事実をつかみヨジンに連絡を取ったシモクだが「うちのボスは今、険悪な雰囲気だ。後で会おう」と言う返事。シモクもそこは同様なので承諾するが、彼女のメッセージの最後にあるラブリーな動くスタンプに「これはなんだ?」と不思議そうに眺めるシモクは、チャーミングなんだが笑える。

2020/10/11 06:33 「秘密の森」Season2 第十四話 後編2020.10.5

 取り調べを再会したシモクは、いじめられる側の心理を克明に表現して見せる。それはかつての彼自身の経験でもあった。「何とか言え!」シモクは激昂した。「まだ息のある彼をどこかへ捨てたのか!」

 ネットのログイン履歴を発見したヨジンは、キム・フジュンを部屋から引きずり出した。彼は目撃者を装ってネット上に書き込みをしていたらしい。シモクはヨジンを止めようと追いかけてきた父親を阻止しようともみあいになる。ヨジンが息子を乗せて走り去るのを見た父親は、慌てて後を追う。

 キム・フジュンは車の中で過去の辛い心境を吐露していた。音楽関係の仕事がしたかったのに、とにかく勉強しろと父に言われたこと、中学時代から自分をいじめていた彼らとは、卒業すれば縁が切れると思っていたのに、高校時代も大学に入っても付きまとわれ、生活をめちゃくちゃにされたこと。このままでは未来がないと追い詰めたこと。「川なの?それとも山?」ヨジンにソ・ドンジェの行方を聞かれた彼は「山に捨てた。でも場所は分からない」と話し出す。動転し無我夢中だったし、辺りは暗かったので、確かなことは言えないと泣きじゃくるキム・フジュンは、連れてこられたソウル郊外の山で辺りを見回し、このあたりのような気がする、と自供。「父さんにどうして言ってくれなかった?」ヨジンが一斉捜索の手配をする傍で、打ちのめされるキム・フジュンの父。

 捜査範囲の広さと暗闇で捜索は困難を極めた。

「亡くなった学生が、スニーカーを自分で買ったという父の話に、違和感があった。あの時気が付くべきだった」捜索の状況を見に来たチェ・ビッの隣に立ったヨジンは後悔していた。

 ようやくソ・ドンジェ検事は見つかったものの、報道では夫の生死が分からない。ソ・ドンジェの妻はニュースを見て泣き崩れる。意識不明の重体だったが、ソ・ドンジェはまだ息があった。救急車に同乗したヨジンが後ろ手に縛られていた粘着テープを外すと、手首がネクタイで縛られていた。ほどいてみたが、切断された形跡がない。「どういうこと?」

 ヨジンが撮影したネクタイの画像はシモクやチェ・ビッの許へも送られた。画像を見たチェ・ビッは、偽の目撃者を連行するようヨジンに指示する。一方キム・フジュンの供述調書を作成していたチャン・ゴンは、彼が画像は送っていないと供述していることと調書にサインする彼の筆跡を確認し、以前送られてきた画像のそれとは別物であることに気付く。

 偽の目撃者、チョン・ギヒョクの部屋の床は例の画像のものとそっくりで、同様のガラステーブルもあったが、連れてこられた彼は容疑を否認し続けた。取調室にやってきたシモクはチーム長とチャン・ゴンに外してもらい、チョン・ギヒョクに言った。「君は検察になにかコネがあるのか?」シモクは警告する。

「以前逮捕したときに、妙なメッセージを受け取った。君に何かあれば私もただでは済まないと。そういうことなら君も黙ってはいられないだろう?」チョン・ギヒョクはその言葉に動揺する。 

 

 ファン・シモク検事、遂に吠える!いじめられ側の心理を克明に描写しながら、次第に尋問口調で相手を追い詰めていく。こういう時、シモクの右に出るものはいない。

 捜索を見に来た時のチェ・ビッの言葉だが、あれは「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」という「踊る大捜査線」の青島くんの名台詞ではないだろうか?

 ところで龍山警察署の若手刑事サンチョル君は、意外にもアドリブの嘘が上手い。

 以前先輩たちが「俺、そういうのダメだし。」と慌てる中、突然任されたサンチョル君は困った顔をしながらも、とっさに「送り主が手渡し厳守を指定した配達物」を主張する運送会社の配達員を見事に演じ、今回も水漏れの苦情を言いに来た階下の住人のふりをして相手にドアをあけさせた。意外な才能の持ち主である。

2020/10/10 06:12 「秘密の森」Season2 第十四話 前編2020.10.5

 海で死んだ二人との過去を回想しながら、キム・フジュンは走った。

 追いついて身柄を抑え、彼を部屋に連れてきたシモクとヨジンは、ソ・ドンジェ検事の行方を聞き出そうとするが、フジョンは何も答えない。彼の車からはドライブレコーダーが外されていたが、シモクは搭載していたナビゲーションシステムに、履歴が残されているのを見つける。

 悪臭は漂白剤のものだった。どこかへ移動したらしくソ・ドンジェ検事の姿はなく、床の模様は送られてきたメッセージのそれとは違う。ネクタイが置いてあったガラスのテーブルもない。ではあの画像は誰がどこで撮影したものか?龍山署の捜査員たちは困惑する。

 シモクとヨジンはキム・フジュンを取り調べていた。「ソ・ドンジェ検事は生きているの?死んでいるの!」二人が厳しい口調で聴取を行う間、キム・フジュンはソ・ドンジェから連絡があった日のことを思い出していた。

 聴取が進まないからとシモクに半休を求められたウ・テハは「休みのことは気にするな、何としても吐かせろ」と指示する。「思いもよらないところに犯人がいたね」無断で現場へ行ったシモクの行動を黙認しているウ・テハのことも、キム・サヒュンには意外だった。

 キム・フジュンの足取りと彼の交友関係をあたる二人。ヨジンは、彼が中学時代に死んだ二人からいじめをうけていた事実をつかむ。再び取り調べが始まると、怒って駆けつけたキム・フジュンの父が乱入してきた。司法機関の高官らしい彼は「今から私が息子の弁護人だ」と取調室に居座ったが、ヨジンが掴んだいじめの実態と「友達付き合いなんてありえない」という言葉に動揺を隠せない。部屋からは血液反応が出たという報告に、キム・フジュンは「犬の血だ。」と言い張った。漂白剤の影響でDNA鑑定は不可能で、彼がそれを承知で「あれは犬の血だ」と言い逃れをしているのは明らかだった。シモクたちが「とにかく容疑者と父親を引き離さないと。」と廊下で話し込む間、キム・フジュンの父は「大丈夫だ、父さんが何とかする。お前は決して何もしゃべるな。」と息子に言う。父が息子のために逮捕状請求が却下されるよう圧力をかけたため、話は最高裁判事から検察のトップにまで波及し、いきさつを聞いたウ・テハは逆上する。事態を打開するためにウ・テハとキム・サヒュンも、先輩筋の判事に連絡を取り、請求が通るよう動くことに。

 捜索を続けるチャン・ゴンたち同行したシモクは、街角の衣類用のゴミ収集箱に目を止める。鍵を壊し中身を引きずり出すと、中から血の付いた毛布や衣服が見つかる。

 

 

 部屋をたまり場にされて女まで連れ込まれ、パソコンを勝手に売り飛ばされ、逃げるために転居しても必ず見つけ出して追ってくる。死んだ大学生たちのいじめは、もはや恐喝のレベルに達している。彼らの恐喝から逃れるために、完全犯罪を目論むキム・フジュンの犯行計画もこれまた怖い。

 父親にとってキム・フジュンは自慢の息子だったのだろう。彼が中学時代に執拗ないじめを受けていたとか、部屋から血液反応が出たとか、息子が「犬の血です」と苦しい言い訳をするのを目の当たりにして動揺する姿は、何やら気の毒になった。

 また彼は自分の人脈をフル活用し、逮捕状の請求を棄却させようと後輩とおぼしき担当者に圧力をかける。こういう時にも先輩後輩の序列は絶対で、一方のキム・サヒュンとウ・テハも自分たちの人脈をフル活用し、捜査の主導権を握ろうと暗躍する姿はいかにも韓国らしい。

2020/10/10 06:12 「秘密の森」Season2 第十三話 後編2020.10.3

 シモクは西部支局発表の様子を支局前で見ていた。

シモクはカン・ヨンチョルに会い、パク・グァンスの飲酒のことを尋ねる。支局の前でオ・ジソン弁護士を見かけていたシモクは「ハンジョエンジニアリングへの捜査はグループ会長の差し金では?」と詰め寄る。カン検事長は、ハンジョの代理人としてオ・ジソンの名前を出す。

 パク・グァンスの元秘書に会ったシモクは、パク・グァンスの弟の金銭トラブルの件を詳しく尋ねた結果、オ・ジソン弁護士は、生前のパク・グァンスとそれ程親しくなかったことを突き止める。議政府支局のチョン・ミナから「レストランのような、誰かと合うのに適当な施設はない。その先に別荘があるぐらいだ。」ではナムヤンジュの人里離れた別荘で、誰が何を話し合っていたのか?同席したのはパク・グァンス、ハンジョのパク常務、もう一人は誰なのか?シモクは考える。

 チョン・ミナがシモクのオフィスに相談にやってきた。「ソ・ドンジェ先輩が行方不明になる直前、いじめの件で聴取を行った中学生が、また問題を起こした。彼らはカラオケ店の店主を袋叩きにした挙句、物置に置き去りにしたという。先輩の事件と犯行の手口が似ているし、少年たちはソ・ドンジェ検事の事件の当夜、現場からそう遠くないところいた。ただの偶然ではないのかも?だが相手は未成年だ。担当の先輩検事に報告すべきだが迷っている。シモクはミナにソ・ドンジェの通話履歴を見せ、中学生たちの名前がないか確認させる。リストに少年たちの名前はなかったが、ミナがその時の様子を話したことで、シモクの中に疑問が浮かぶ。

 「ソ・ドンジェ検事は、中学生たちの写真を見た後、大学生たちの写真を見て何かに気付いたのだと思う。だから溺死事故の生存者の青年に連絡をとった。」警察庁の会議室で昼食を食べながら、捜査のことを話し合うシモクとヨジン。「一つ違いなんです、ソ・ドンジェ検事の後輩の女性の検事は。」意外な発言に驚いたヨジンは彼を冷やかすが、シモクの「ヨン・ウンス」という答えに言葉を失う。「あの後輩の検事を見ていると、ヨン・ウンスを思い出すんです。ウンスも生きていたら、彼女みたいにどこかの海辺の支局で、元気に毎日やっていただろうなと」

 犯人は現場の様子に詳しい。その大学生はどうだろう?住所は別の場所だったが、ヨジンは市役所に問い合わせることを思いつく。

 翌日「事故の生存者キム・フジュンは以前、犯行現場の近くに住んでいたことがある」というヨジンの連絡を受け、シモクは彼女とキム・フジュンを訪ねると、彼はいきなり逃げ出した。シモクが彼を追う一方、ヨジンはガレージ奥のドアに気付き、中に入る。

 

 「検事さん、彼女に年を聞いたんですか?一つ違いなら釣り合いが取れると思った?」嬉しそうにシモクを冷やかしたものの、彼の返事にしんみりしてしまうヨジン。

 ガレージの奥の部屋に入った途端、ひどい臭いに顔をしかめたヨジン。ソ・ドンジェはあそこに閉じ込められているのか?