裄は短しタスキは長し

数種類のテーマを軸にその時の気分で書きます

2020/09/20 16:48 「秘密の森」Season2 第九話 2020.9.12

 前回ファン・シモクがサンドイッチを放り出して駆けだす直前のこと。

 シモクはキム・サヒュンと事件のことを話し合っていた。もしソ・ドンジェが遺体で見つかったとなれば、捜査権をめぐって警察と検察は全面戦争になる。ウ・テハはチェ・ビッに探りなど入れてないそうだ。聞いたらそう返事した。ところでソ・ドンジェに対するウ・テハの心配は格別だ、いや、部長はソ検事のことを心配しているからって、親しいとは限らないのでは?自分も親しいわけではないです。そんな話をしながらテイクアウトの昼食を待って、食べようとした矢先、ヨジンから連絡を受けたシモクは龍山警察署へ向かったのだった。

 メッセージは龍山署の若手刑事、サンチョルのスマホに届いた。「復讐した。遅すぎた。」という手書きのメッセージと血だらけのネクタイの一部。捜査員は口々に「なぜ現物を送り付けてこないのか?」「鮮血のようでは?」「背景は床だろうか?」そして「なぜ、こんなことを?」と意見を言い合う。ヨジンが警官自殺事件の関係者の警察官全員のアリバイの確認を指示したところにシモクが到着した。

 ソ・ドンジェの担当案件をすべて洗い出さなければ、だが検察は全てを開示するとは思わない。そっちは検事さんにも協力してもらう必要がある。捜査員は一斉に動き出した。更にシモクはチャンゴンに、ソ・ドンジェの妻の通話履歴も入手して欲しいと依頼する。「今に至るまで身代金の要求がないことをどう思うか?」チャン・ゴンは妻に事情聴取した時、シモクが彼女に訪ねていたことをチーム長に話す。

 「遅すぎた・・は何を意味するのか。復讐が遅れた?それとも我々が手遅れだった?」ヨジンは悩む。

 シモクは議政府のソ・ドンジェの補佐役の検事に彼に関するうわさについて尋ねた後、カン・ヨンチョル検事長の許を訪ねた。彼はリクルートに必死だったソ・ドンジェのことを冷たくあしらったことを、後悔していた。

 オ弁護士はイ・ヨンジェ会長のために手を尽くしていた。ハンジョグループも何かと捜査の対象になっていて、足元は危うそうだ。

 ネクタイの画像を確認してもらったチャンゴンは泣き崩れるソ・ドンジェの妻の綺麗なネイルと、週に一度のネイルサロンの予約の書き込まれたカレンダー、そして彼が家を出た直後に彼女が誰かと連絡を取っていたことを不審に思う。

 関係者全員の筆跡が手に入ったところで、シモクたちは似ている筆跡を鑑定することにしたが、シモクが犯人が送ってきた画像に何かが映りこんでいることに気付き、一緒に鑑定してもらうことに。「明日までには間に合わない」ヨジンは明日、マスコミ向けの公式発表をすることになっていたのだった。

 署長の甥であるキム・スハンのアリバイが怪しくなっていた。事件当日立ち寄った店が入っているビルは伯父の所有だということが判明。アリバイ工作の疑いが浮上したのだった。自分の机の二番目の引き出しから資料を持って行けとヨジンに命じたチェ・ビッだったが、シン・ジェヨン局長との会話中に、突然立ち上がって猛ダッシュでヨジンを追った。「私がやる。」ヨジンの手からファイルを奪い返すチェ・ビッ。ファイルの中には、ヨジンに無断でコピーしたソ・ドンジェの通話記録が挟んであったのだった。

 ソ・ドンジェのネットの検索履歴を受け取ったシモクは、「パク・グァンス検事が遺体で見つかる」という記事に注目する。ウ・テハは昼食のために部屋を出たとき、電話中のシモクが「パク・グァンス」というのを聞き、顔をこわばらせる。ウ・テハはシモクの通話の様子を聞きたかったものの、皆にせかされシモクにも「先に行ってください」と言われ部屋を出たウ・テハは、「急用を思い出した。」彼はある女性に会いに向かった。

 

 ファン・シモクの頑固ぶりと、実は彼の行動にふりまわされて余裕を失っているウ・テハの挙動不審の度合いが、キム・サヒュンの表情で察することが出来る。彼は「すいません。」とシモクが謝れば、「なんだよ、君が謝るなんて。」と素直に驚き、またある時はシモクの捜査の行方が徐々に自分や都合の悪いことに近づいてきたことで動揺する「らしくない」ウ・テハの様子に心配そうな表情をする。

 悲嘆にくれながらも週一でネイルサロンに通い、手入れに余念がないドンジェの奥さん。チャンゴンはドア越しに何か聞き取ることが出来たのだろうか?

 シモクが電話で話す内容が気になるウ・テハ。そういえば、ドラマの序盤で、ドンジェはパク・グァンス検事の突然死のことを話していた。こっちの事件も、というかこっちの方が上層部にはアンタッチャブルだったのだろうか?

2020/09/17 06:15 「秘密の森」Season2 第八話 2020.9.8

 事情聴取を終えた二人は、再び現場に戻る。別れ際にヨジンは「検事さん、こんなこと・・・同僚が事件に巻き込まれて亡くなるなんて、二度も起こったりしませんよ。」と言い、「ソ検事は生きているでしょうか?」というシモクに「絶対生きてますよ。」と言って励ます。

 自宅でヨジンの報告を受けるチェ・ビッ。二人が自然に捜査で協力していることを怪しむが、ヨジンの「ソ検事は、貴方が溺死した大学生の家を訪問したことに注目していた。あちこちで色々聞き込みをしていたようだ。」と言われ、動揺する。

 オフィスに戻ったシモクが仕事をしていると、キム・サヒュン検事が通りかかった。「(官舎より)ここのほうが集中できる」と言うシモクに、キム検事は自分が新人だった頃の話を始めた。

「新人の頃、実はイ・チャンジュン先輩と官舎で同室だった。先輩は5,6期上だったと思う。交代で洗濯機を使ったり、夜中に一緒にラーメンを食べたりしたぐらいで、思い出になるような特別なことなど何もなかった。ところがそれから13年たったある週末、休日出勤して仕事をしていると、誰かが『イ・チャンジュン先輩が亡くなった』と教えてくれた、しかも自殺したという。その瞬間まで13年間先輩のことを全く思い出さなかったのに、先輩が飛び降り自殺したという事実を受け止められるようになるまでは本当に辛かった。」

キム・サヒュンは「感情を表に出さず冷静に対処しようという君の姿勢は立派だが、ソ検事の捜査が辛かったら行ってくれ、ウ・テハ部長に話してみるから」と言ったが、シモクに「平気です。」と言われ、さらに「ウ・テハ検事は・・・チェ・ビッ部長の裏を探っているでしょうか。」と水を向けられ驚く。「あちらも我々を探っているのは確かなんじゃないか?こちらもそれに備えないと」と言った後、「(旧知の人物が大変なことになっているというのに)こんなことを心配するなんて、何だか後ろめたいね。」と言い残し、部屋を出て行った。

 その直後、キム・サヒュンの言葉を思い出しながら仕事を片付けていたシモクを、突然激しい頭痛と吐き気の発作が襲った。

 翌日、シモクはイ・ヨンジェ会長と面会した。ソ検事とハンジョグループ本部の通話の件を問い質すと、「株主総会では私を応援している、とか通り一遍の挨拶だった」とイ・ヨンジェ会長は答えるが、ただの挨拶に5回のやり取りは頻繁ではないかとシモクが指摘したところで、常務がやって来て、「ハンジョのためになる有益な情報があったらお願いしたいと何度かやり取りをした。電話で話しただけで、会ってはいない。自分が独断でやったことで、会長は何もご存じないことだ」と主張する。

 「ファン・シモク検事が捜査している。ならば隠し事はかえってためにならないかもしれない。」自分は対処を誤ったのでは?とヨンジェの胸に不安がよぎる。

 龍山警察署では人員を増やしてソ・ドンジェの行方を追っていた。捜査会議中、署長に連れられたハン・ヨジンが登場。「事態を重く見た本部が捜査責任者を派遣してくれた。」ヨジンは古巣で捜査の指揮を執ることに。

 チャン・ゴンがソ・ドンジェの妻と公開捜査の資料を作る合間にシモクは彼女に(いささか不躾だと思われる)質問をする一方、ヨジンは自殺した警官をいじめていた署長の甥にあたる、元同僚に再び事情聴取。涙を流しながら詫びる相手をヨジンは厳しく追及。聴取を終え、帰途についた彼には尾行が付くことに。

 高級そうなクラブで、深刻な顔をして酒を飲むウ・テハとチェ・ビッ。「あなたの仕業か?」とお互いの腹を探りあっているようだが、実はイ・ヨンジェ会長の依頼でオ弁護士がチェ・ビッを監視していた。

 翌日チェ・ビッを尋ねたオ弁護士。最初は普通に話していたチェ・ビッだったが、かかってきた電話に出た後、態度が急変する。電話の主はさっき報告を終え、彼と入れ違いに部屋を出たヨジンだった。オ弁護士の名前に何か引っかかったヨジンは、部屋を出てから彼が溺死事件の生き残った大学生に会って金銭で口止めを依頼した弁護士と気づき、チェ・ビッに知らせたのだった。

 その直後、「現職警察官が現職検事を拉致し、殺した。」というフェイクニュースが流れ、警察庁と最高検察著はパニックに。

 昼休み。オフィスでキム・サヒュンたちとランチをとろうとした瞬間、シモクのスマホが鳴った。

「犯人からのメッセージが来た。」

 ヨジンからの知らせに、シモクは部屋飛び出した。

 

 新人時代の思い出を語るキム・サヒュン。「刑事部に配属されるにしては、可愛すぎるんじゃないか、なんて言われてなぁ」と照れながら言ったものの、帰ってきたのは「そうですか。」の一言。相手がシモクではウケるわけがない。それより心配なのはシモクの頭痛だ。そろそろ限界が近いような気がする。 

 シモクが龍山警察署にいると思い込んでいたら、その前にハンジョに寄り道していたことを知ったウ・テハ。慌てて事務官が持つ受話器をひったくるように受け取る様子が、何とも剣吞だが・・・どんないきさつがあるのやら。

 捜査の指揮を執るはずだったチーム長だが、あっという間にそのポストはヨジンに持っていかれてしまい…チーム長の表情が何とも複雑で暗い。

 ドンジェの同僚の若い女性検事を見るシモクの表情は・・・当然複雑だよねぇ。気がある、とかそういう事じゃなく、ヨンスの事が頭をよぎっているんじゃないだろうか。

 で、最後にヨジンから、犯人からメッセージが来た、と知らせを受けたシモクは本日もお約束通り、食事を食べ損ねている。

2020/09/14 06:10 「秘密の森」Season2 第七話 2020.9.7

 呼び出されたシモクが到着した時、カン・ヨンチョル検事長は既に出来上がっていた。「こんな話、素面でできるか」状態の検事長は、「こんなことして楽しいか?終わった事件だ。もうこの辺でやめてくれないか?」と抗議するが、シモクは「僕もやりたくてやってるわけではありません」と言いながらも承知しなかった。

 ハンジョグループの株主総会の投票はイ・ヨンジェ会長が勝利した。「ありがとう。」味方してくれたことに対し、ヨンジェはキム社長に礼を言う。

 翌朝登庁時、シモクに「約束していたのにソ・ドンジェ検事が姿を見せなかった。」と不満をもらすウ・テハにチャン・ゴンから電話が入った。二人はソ・ドンジェが昨夜から自分の車と血痕を残して行方不明だと知らされる。

 「いつもと違う様子はなかったか?」と激怒するウ・テハだが、シモクは何も思い当たらない。自分にも着信履歴とメールがあったことから、シモクはウ・テハに「ところでソ検事と何の用件で会うつもりだったのか」と逆に問い質す。最初は口をつぐんだウ・テハだったが、いつになっても姿を見せないので電話したがつながらず、待ち合わせ場所を後にしたと説明。シモクはさらに「部長が電話をかけたとき、ソ検事は電話に出なかったのか、それとも電源が入ってなかったか」と訪ねた。「電源が切れていた」とウ・テハ。議政府のソ検事のオフィスが事の始まりではないかと言われたウ・テハは「捜査する権限がありませんけど」と口ごたえするシモクを強引に向かわせる。

 ヨジンはチャンゴンから電話でソ・ドンジェの行方不明を知った。チェ・ビッの目を盗み、ヨジンは龍山警察署へ向かう。強行犯係はドンジェの息子にDNAを提供してもらう一方で、携帯の通話履歴の確認を始める。

 議政府検察局へやってきたシモク。スタッフへの聞き込みとパソコンの閲覧履歴からソ・ドンジェが直前まである学校の校内暴力事件を担当していたこと、チェ・ビッが以前溺死した大学生の父親を訪問した時の記事を見ていたことが判明する。

 龍山警察署でチーム長と落ち合ったシモク。二人は通話履歴を確認しながら、ドンジェが行方不明になる直前、シモクやウ・テハに電話をかけていたこと、溺死事件の被害者の父親に会おうとしていたらしいこと、事件発生時の車のGPSの履歴が一部、削除されていたことが判明していた。さらにチーム長は「ハンジョグループと連絡を取っていたと思われるが、捜査協力に応じてもらえなかった。ファン検事はハンジョにつてがあるだろうか。何とかして連絡を取ってほしい。」と頼む。事件現場で再開したシモクとヨジン。二人はあらゆる仮説を検討しながら犯行を推測する。

 ヨジンが持ってきたドンジェの通話履歴を暗いオフィスでコピーをとるチェ・ビッ。

 シモクとヨジンは警官が自殺した事件が起こった警察署の元署長の異動先を尋ねていた。既に終わった事件を持ちだされて逆上する署長だが、調べていた検事が血痕を残して行方不明になったと聞き、言葉を失う。

 一方渦中のソ・ドンジェは、生きてはいたが、手足を拘束され、目隠しをされて頭から血を流していた。近づいてくる足音を手掛かりに、ドンジェは犯人に抵抗するがまた殴られ、ドンジェは再び血の跡を残し、犯人に引きずられて行く。

 

 ドンジェが行方不明で、怒り狂った自分を前にしながらも、状況を整理しようと淡々と質問するシモクにウ・テハは「やけに冷静だな。たとえ隣人の飼い犬が行方不明でも、もっと心配するもんじゃないのか?お前ら二人で何か企んでるのか?」とさらに逆上。見ているこっちは「いや、それは誤解なんだって」と言いたくなるのだが、それは叶わないんだな、これが。ウ・テハとキム・サヒュンは徐々にカン・ヨンチョルの言わんとするところが分かってきた、というところだろうか。

2020/09/11 06:12 「秘密の森」Season2 第六話 2020.9.5

 今回検察と警察が問題にしているのは、ナム・ジェイク国会議員と彼の身内に関する不祥事らしい。

 議員本人は嫌疑が晴れたらしいのだが、息子がらみで公になっていない事案があるようだ。ウ・テハはこの件についてチェ・ビッがどこまで把握しているのかはわからなかった。そこでどうしてもヨジンが持ってきた封筒の中身を知りたい、ということらしい。

 封筒の中身はUSB一個だけだった。ヨジンは「指示通り封筒の中身をみていない」チェ・ビッに報告したが、実は議員会館へ向かう間にUSBをコピーしていた。

 ソンムン日報のキム・ヒョンビョン社長と会ったイ・ヨンジェ会長だが、話し合いは順調に進まなかった。

だがキム社長は「イ・ユンボム会長は火病だ」とヨンジェに伝える。

 警察庁が検察を非難する記者会見を見るウ・テハとキム・サヒュン。ウ・テハは「シモクに厳しく忠告された」とキム・サヒュンに話す。「彼は何て言うか、そういうあしらいが上手い。でも、ハン・ヨジンが話すかな?」とキム・サヒュン。

 「ヨジンを利用し中身を探れ」と言われたシモクだが、実はヨジンが議員の執務室に入る一瞬、彼女が持ってきた封筒のロゴを視認していた。データベースの検索で見当をつけ、ロゴにあった南部警察庁で資料の閲覧を申し出たシモクは、該当すると思われる事案を絞り込む。

 封筒の中身のことで電話をしてきたシモクに自宅を教えるヨジン。シモクは南部警察庁で資料を閲覧し、絞り込んだ事案を挙げてヨジンの様子を窺う。どこまで行っても霧が晴れない・・・そんな話をしながら二人は閉塞感を共有する。「検事さんは多分、真相にたどり着いていますよ」とヨジン。

 翌日、ヨジンはUSBの中身の件をチェ・ビッに問い質し、なぜ自分を引き込んだのか?とチェ・ビッに詰め寄る。答えは何となくだが・・・「自分は貴女は見どころがあると感じ、引き立ててやりたいと思った」ということらしい。

 シモクは議員に渡された情報についてウ・テハに報告する。ウ・テハは、よく引き出せたなと感心した様子だったが、シモクは、封筒のロゴを頼りに、自力で調べた、彼女から聞いたのではないと言う。退室したところでキム・サヒュンに呼び止められ「どんな特別なコネがあるんだ?」と聞かれ、シモクは否定する。それでもキム・サヒュンが食い下がり、「先日の高級車のことだ。まだウ・テハには報告していないぞ」と言及したので、「あれは大した意味はない。ウ・テハ部長に報告してもらって構わない」と返す。

 どこまでもクールなシモクがキム・サヒュンにはとても気になるらしい。彼はウ・テハに「あいつ、なんか重大なコネを隠している。それだけじゃない。今会ってきた東部支局長にも『あいつはしっかりやってるか?』と聞かれた。取り扱い注意?みたいなことも。」

 イ・ヨンジェ会長が流した前会長火病説の影響もあり、ハンジョグループの株主総会は荒れていた。自分が伝えた通りの報道内容に、ソンムン日報のキム社長は思わず失笑する。

 やっとナム・ジェイク議員に会えたウ・テハ。何やら含みのある会話で意思の疎通をはかれたようだが・・・

 またもやアンタッチャブルな案件をほじくり出したか・・・対応を迫られたカン・ヨンチョルは「飲めとは言わん。とにかく来い」とシモクを呼び出す。

 ヨジンの古巣、龍山署の強行犯係は、通報を受けて不審な放置車の持ち主を探していた。付近には血痕もあり事件性がありそうだ。ナンバーを照会する間、班長が車内を覗くとドライブレコーダーが持ち去られており、車内にはソ・ドンジェ検事のIDがあった。ナンバーを照会した結果、車はソ検事のものと判明し、捜査員たちに緊張が走る。

 

 イ・ヨンジェ会長の「突然メイクをぞんざいに拭う」パフォーマンス(?)は何を意味するのか?後で改めてふき取りシートを手渡され、はみ出たルージュをきれいにふき取る姿が何だか切なかった。

 と同時に、エレベーター内で他人の目から会長をかばうように立ち位置を変える秘書の献身は凄い。

 官舎の共有スペースで人の気配が。どうやらシモクの部屋は二人部屋のようだ。ルームメイトはどんな人なんだろう?それにしても司法当局、中央官庁勤務の公務員の官舎が相部屋って、機密保持は大丈夫なんだろうか?

 食事に誘われた、と思ったら上司に運転手を命じられるドンジェ。途中でシモクになにやら含みのあるメールをよこしていたが、何が起きたのか?危険なことに巻き込まれていないといいけど。

2020/09/08 05:45 「秘密の森」Season2 第五話 2020.9.3.

 みかじめ料的わいろを受け取らず仲間はずれにされ、悪質ないじめと上司のパワハラを受けた末の自殺。ヨジンから「自殺ではあるが、チーム長はじめ同僚達の仕打ちが彼を自殺に追い込んだ。他殺も同然だ」と報告を受け、「頭が痛い。だが死因が自殺で間違いではないことは不幸中の幸い。検察に対し形勢が不利になったわけではない。」と言うチェ・ビッ。ヨジンは彼女の言動に違和感を覚える。

 一方シモクもカン検事長に会い、チャン・ゴンから聞いた逮捕状請求の件を相談していた。検事長はシモクの意見に理解を示したが「自分が動けば大ごとになる。」と協力に難色を示す。シモクは引き下がったが、検事長は結局、西部支局長に電話をかける。

 ソ・ドンジェが持ってきた薬のラベルを専門家に鑑定してもらったイ・ヨンジェ会長。結果は「国内では使用実績がないため、詳細は不明」ということらしい。施設か専門病院に入院させるかして父の妨害を阻止したいヨンジェは、経営を掌握するべくハンジョグループの従業員を対象とするオンライン投票を実施する。

 自殺した警官の同僚だった受刑者に面会に来たヨジンは、署内を移すモニターに服役中のユン元課長の姿を見つけ、廊下で立ち話をする機会を得る。面会相手の情報を得ようとしたヨジンだが、「同室ではないのでよくわからない」というユン元課長。話題はヨジンの昇進やユンへの匿名の差し入れなどお互いの近況に移るが、時間がせまっており、ぎこちない空気のまま二人は別れる。

 全く反省の色がない面会相手の態度を、厳しい言葉で非難するヨジン。刑期が延びることを心配する相手にヨジンは「全部調べ上げて、その分ここに横になれるようにしてあげる」と容赦なく言い放つ。

 同じ人物に面会するつもりだったシモクとドンジェは、先客の面会の終了を待っていた。面会を終え出てきたヨジンと顔を合わせ、驚く三人。相手に面会を拒否され、「情報を共有しよう」とヨジンに探りを入れるドンジェだが、チェ・ビッからの電話に出たヨジンに躱される。

 チェ・ビッの指示とは「ある所へ行って封筒を受け取り、これから私のところへ持ってきてほしい。中身は見ないこと」というもの。チェ・ビッが指定した届け先は議員会館のナム・ジェイク議員の執務室だった。

 ウ・テハはチェ・ビッの出方を理解していた。ナム議員に面会するため、ウ・テハと共に議員のオフィスにやってきたシモクは、またしてもヨジンと遭遇する。ウ・テハは議員との面会を求めたが拒否され、代わりにヨジンが招き入れられる。

 ウ・テハからナム議員の件への対処方法を聞かされたシモクは、彼の対応を批判する。自分の対応を真っ向から批判され絶句するウ・テハ。やがてチェ・ビッと共にヨジンが議員の部屋を退出してきた。ウ・テハは彼女が部屋に入るときに持っていた封筒がないことに気付く。中身が気になるウ・テハは、彼女と旧知の仲であることを利用し、内容を探れとシモクに指示する。

 

 それにしてもあの官舎はひどい。あの靴と洗濯物、そして酒瓶は何なのだ?まさか誰かとルームシェアとか?

 ヨジンの面会の終了を待ちながら、パンとジュースの朝食を取るシモクとドンジェ。シモクが食べているのはあんパンだと思うのだが、味を聞かれて「しょっぱい」と答えている。あれがあんパンではないなら何だろう?それとも韓国のあんパンは塩味なのだろうか。

 パンもさることながら、二人の会話も面白い。「どんなコネをつかったのか?でなければ何でお前みたいなのがこういう要職に抜擢されるのか」と訝るドンジェは・・・見ていてかなりイタい。

 これは上司のウ・テハも同様だが、政治家や警察トップとの駆け引きに苦慮している自分の思惑と行動をシモクにバッサリとやられ、目を万丸くして絶句している彼は、なぜか結構かわいく見えた。

 ソンムン日報のキム・ヒョンビョン社長との会見に備え、身支度に余念がないイ・ヨンジェ会長。会見場所は高級そうなレストランのようだが、どうやら貸切にしたもよう。すごーい!