「全力」とは「才能の出し惜しみをしない」ということ。

上越市の自立学習塾「全力塾」のブログです。

2015/04/22 00:18 主言吾(主語)

先日、英語の学習中に、次のような問題で間違えた塾生がいました。

 

問題

次の答えの文に対する疑問文を(  )内の語を並べかえてつくりなさい。

 

No, it isn't.   ( book , nice , this , is )?

 

少し、考えてみましょう。

 

塾生の最初の解答は、

 

Is this nice book ?

 

「これは素敵な本ですか?」

というような英文に見えます。

 

どこが間違っているかわかりますか?

 

過去のブログのように、

「なんでこの答えが違うか説明してみて!」

と生徒に伝え、間違えた理由を考えさせました。

 

生徒「~っていうことですか?」

全「ちが~う!」

生徒「・・・っていうことですか?」

全「い~や、ちが~う」

 

過去のブログと同じです。

ここで、間違っている理由を説明しても、きっと同じ間違いをすると思ったからです。

現に、なぜ答えが違うのか説明できない。

ですから、知識を習得してほしかったのです。

 

制限時間の5分で説明できませんでした。

 

過去のブログを読んだ方は気付いたかもしれません。

bookは名詞、ですので、「a」や「the」などの「特定させる単語」が必要なのです。

あ~、この問題、間違ってる~・・・。

違います。正解は、

Is this book nice ?

になるのです。

「this」 を使って、「この本」と特定させる。

つまり、和訳は、

「この本は素敵ですか?」

となるのです。

 

冠詞の「a」は「一つの」と和訳させることが多いですが、「一つの」というよりは、

「何か」みたいな意味の方が強い。

 

「1本のペンが机の上にあります。」と、「私のペンが机の上にあります。」は文法が変わります。

「1本のペンが机の上にあります。」はThere is a pen on the desk.

「私のペンが机の上にあります。」はMy pen is on the desk.

There is(are)の場合は、特定できない(誰のものか、など)で使用します。

 

英語を指導していて思うのは、状況に応じた文法の知識が必要になるということです。

 

また、最初の間違いが起こりやすいのは、主語は単語1語(This is ~)という前提が強すぎる塾生に起こりやすい。

新学期が始まり、新しく塾に来た生徒に、

「主語に赤線を引いてみて」

と言うと、主語が2語になっていても、「This」 だけにしか線が引かれていないことが多い。

 

大切なことは、「英語はこうだ」という前提を置くのではなく、

「前提を変えてみる」

ということではないかと思います。

 

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