夏休みも後半に突入しました!
全力塾の夏期講習も毎日元気に開講中です!
夏期講習中に通塾の日数が増えている塾生もいますが、宿題をしっかり提出できているのは本当にすごいと思います。
前回のブログでもお伝えしましたが、「我慢を覚える」ことができた生徒は、次のステップに進んでいきます。
次のステップは、「学習習慣を身につける」ことです。
この学習習慣とは何か?
決まった時間に決まった量をすることが「学習習慣」なのでしょうか?
最近は、この考えでは良くないと思っています。
なぜなら、教科や単元によって難易度や学習方法も変わってきますし、学習する人の得意・不得意もあるからです。
「学習習慣」とは「環境を作る」ことなのではないかと考えています。
「環境」とは「その空間」ではなく、「とりまくものすべて」ということでしょうか。
掃除ロボットのルンバは、部屋の形状に合わせて掃除をするように動きます。
また、ルンバ本体の充電がなくなると、自分で充電所に戻ります。
だって、ロボットだもん。当たり前じゃん。
いやいや、これを勉強に置き換えると、
掃除ロボットのルンバは、部屋の形状に合わせて掃除をするように動きます。
→子どもは、教科・単元の内容に合わせて学習内容を考えます。
また、ルンバ本体の充電がなくなると、自分で充電所に戻ります。
→また、学習量が不足していると、自分で学習量を増やします。
ロボットだからするのでしょうか?ちょっと強引すぎでしたでしょうか?
ルンバは与えられた「環境」の中で、「第一義である掃除」をしっかり行い、「成果」を出しています。
先日の読売新聞「本よみうり堂」の中で、脳研究者の池谷 裕二さんが、『野生の知能』という本を紹介していました。
その中の一文を紹介したいと思います。
「知覚や知性は頭の中にあるのでなければ、私たちの心に起こるわけでもない。環境との相互作用から創発する」
学力も知性のうちのひとつと考えれば、学力は環境との相互作用から向上していくのだと思います。
「頭の良さ」とは、「環境の良さ」なのかもしれません。
全力塾の環境はどうなのか?もう一度、再確認して新学期の準備を進めていきたいと思います。
