指導しているとき、
「はい」
と返事しているとき、本当に理解できているかどうかわからないときがあります。
その場しのぎで、
「はい」
と言っている場合が多いように思われます。
そういうとき、
「はい」禁止令を出します。
リアクションは、
「なるほど!」
「そっか!」
「オッケー!」
のみにしてみます。
「なるほど!」
は知らなかったことを知ったとき。
「そっか!」
は知っていることを生かすことを知ったとき。
「オッケー!」
は僕の、「~になるから。大丈夫?」という最後の確認で。
会話がおかしくなったとき、ちょっとリアクションに躊躇したとき、
「あ、まだよくわかっていないな。」
となるときがあります。
「なるほど!」と「そっか!」のリアクションの後で指導方法も変わってきます。
女の子より男の子の方がリアクションが少なく、「はい」で終わらせてしまうことが多いと思います。
指導する側の工夫も大切ですが、「リアクション」にパターンを持たせると、どこまでわかっているのかを読み取ることができます。
自立学習は、写真などを見ると、「演習」主体の学習に見えます。
ただ実際は、理解度から何をすべきかを判断し、子どもたちに選択させる場面を多く作るようにしています。
選択肢から自分がするべきことを選んでいく。
この発想が、身に付けた学力を実社会で生かせるようになると思います。
演習が学力を高める、という部分だけでなく、思考法や発想の選択を増やすという学習環境が子どもたちの学力を高めていくことも意識していきたいと思います。

4月6日(月)より全力塾は新学期を迎えます。塾生も僕もさらにレベルアップしていきたいと思います!