定期テストの結果が返却され始めています。
今回は大きく成果を出す塾生が多かった。(毎回言ってるかもしれない。
僕は内田樹さんの「学ぶ力」の考え方が好きです。
「学ぶ力が伸びる」ための第一の条件は、
自分には「まだまだ学ばなければならないことがたくさんある」という
「学び足りなさ」の自覚があること。無知の自覚といってもよい。これが第一です。
第二の条件は、教えてくれる「師(先生)」を自ら見つけようとすること。
学ぶべきことがあるのはわかっているのだけれど、だれに教わったらいいのかわからない、
という人は残念ながら「学力がない」人です。いくら意欲があっても、これができないと学びは始まりません。
第三の条件、それは「教えてくれる人を『その気』にさせること」です。
こちらには学ぶ気がある。師には「教えるべき何か」があるとします。
条件が二つ揃いました。しかし、それだけでは学びは起動しません。
もう一つ、師が「教える気」になる必要があります。
~内田樹の研究室「学ぶ力」より~
今回は、僕が「その気」にさせられた(^-^;
特に中2は、1次関数や、不定詞など、難易度の高い単元が出題範囲になっていたのに、
定期テストに向けての取り組みが素晴らしかった。
中2生のほとんどは、入塾時、お世辞にも「優秀」という感じの塾生ではなかった。(ごめんね
夏期講習が終わったくらいから、宿題の提出状況がすごく良くなった。
普通、定期テスト前は、家で学校のワークを中心に学習するので、宿題の提出状況が悪くなるのだが、
中2生はほとんど提出できていた。
「提出しなければ」と思う子もいたかもしれないが、
「理解度を見てもらいたい」という気持ちも感じた。
以前のブログ「勉強を効率よく進める、たった2つのコツ」をそのまま実行できていたと思う。
こういうことが僕を「その気」にさせた。
僕の厳しさに涙した生徒もいたし、
僕も、「ここはあきらめよう」と声をかけた生徒もいた。
それでも、テスト前日まで一生懸命勉強してくれた。
みんな嬉しそうに結果を報告してくれた。
今回は、「学ぶ力」の大切さを知った。
みんな、お疲れさま~!