ぶっちゃけ、招待券を頂いたので、行ってまいりました。

開演前、ステージの両脇には高く広く積まれたスピーカー群。 さぞかしパワフルなバンドを抱えてのコンサートになるなと思い込んでワクワク。
派手なPVが映し出された緞帳がいよいよ上がって、そこに見えたものは、なんとセンターに置かれたマイクスタンドと上手(かみて)にギターアンプがあるだけの殺風景。
他の楽器は一切なし。別録りのリズム隊の音源にギターを乗せると言うせこいパターンか?
ジュリー登場!派手なピエロ風の衣装(もちろん顔はノーメーク)。
ギターの柴山和彦氏(元エキゾティクス)が聴き覚えのあるフレーズをかき鳴らす。
1曲目は「カサブランカ・ダンディ」
ウイスキーのミニボトルをラッパ飲みして空中に吹き散らす、あのパフォーマンスも披露。
ノリノリで終了。気が付けばエレキギター1本の演奏だけで大迫力! はぁ~、このパターンもアリなのか?スゴイ!
後のMCで知ったが、大好きなギタリスト(柴山氏)と2人だけで全国を廻るという構想を 何年か前から描いていて実現したらしい。
今回ジュリーの古稀の記念もあり、2人だけのツアーを組んでいる。(ファンの方々は当然知っているんだろうけど…)
約2時間のステージ。往年のヒット曲は俺の知る範囲で4曲だけ。あとは反戦、現代の嘆きをテーマにした曲中心。
柴山氏はテレキャスター2台、レスポール1台、アコギ1台を曲のイメージに合わせて持ち替える。 完成された生の歪み音が気持ちよかった!
見応えのあったステージ。沢田研二70歳にしてパワフル。 自分にはまだ12年も先の年齢。
70歳を迎えるまで、俺は今のパワーを維持していけるんだろうか?
そこまででなくても、前向きに生きてゆかなくちゃ。と、 元気をもらったコンサート。
レジェンド・ジュリー、「ありがとう、サンキュー、ありがと↑ね。」(曲が終わる度のキメ台詞)

猛暑続きで頭が回らず、ダルさと暑さの中、気が付けば8月
FASはおかげさまで結成10周年を迎えることが出来ました。
ありがとうございます!
多くは語りません。
これからも、ブレずにお互い尊重し合って活動していきたいと思います。
出演頻度の少ないユニットですが(それも続けて来られた要因?)
よろしくお願いします。
