井手個別 春日教室

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2018-11-03 14:30:32.0 誕生日の話

こんにちは。井手個別春日教室マネージャーの藤野です。

 

 

秋が深まってきたと思いきや、もう冬の足音が聞こえてきていますね。

風邪も流行っているので、予防をしっかりして備えましょう。

 

 

 

私ごとで恐縮ですが、先月誕生日を迎えまして、今年も無事に一つ歳を重ねることができました。

そんな僕には、毎年誕生日にしている習慣のようなものがあります。

 

 

それは「何かにチャレンジする」ことです。

 

 

ちょっとこれはできそうにないなと思っていること

普段ならやってみようともしないこと

そういうことに挑戦してみるのです。

 

 

 

 

 

去年は新潟市の実家まで自転車をこぎ

 

一昨年はケーキをホールでまるごと食べ

 

その前の年は鈍行を乗り継ぎ16時間かけて岡山へ

 

さらにその前は18時間耐久ひとりカラオケ

 

 

 

 

 

こうして並べてみると全く役に立たないことばかりのような気もしますが

自分なりにチャレンジしてきました。

 

 

そして今年、考えた末にチャレンジしたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美味しいラーメンをつくること

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうです

 

麺を打ち

スープを炊き

トッピングの具をこしらえ

 

 

全てが自家製のラーメンをつくるということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かくして、28歳になった藤野の挑戦が始まりました。

(残念ながら金銭的な問題で望むクオリティの製麺機を入手できなかったため、不本意ながら麺のみ市販のものを使うことになりました。)

 

 

ただ「ラーメンをつくってみる」というだけなら簡単ですね。

適当なガラや煮干し、香味野菜を煮込んでスープをつくれば形にはなります。

ですが、それでは挑戦とは呼べません。

 

 

ということで

 

 

「美味しい」

 

 

という点に重きを置き、お店で出てくるような、お金を払って食べる価値のある味を目指して取り組むことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は私、学生時代に飲食店でのアルバイト経験もありまして、料理の腕には自信があるんですね。

 

 

「とりあえず鶏ガラと豚骨と野菜を長時間煮込めばそれなりに美味しくなるだろう」

万全を期して作業に取り掛かりました。

 

 

そして完成したスープ。

時間をかけすぎて日付が変わってしまいましたがそんなことは気にしません。

 

 

匂いは完全にラーメンだ。これは勝った。完全に勝利しか見えない。

今年のチャレンジはちょっとハードルを下げすぎたか。まあたまにはそんな年があってもいいだろう。

 

 

そんなことを考えながら、スープと並行してつくった醤油だれとスープを合わせ、一口すすってみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜんぜん美味しくない

 

 

え?なんで?

いやマズイとは言わないけど本当に全然美味しくない。

お店の味どころか、これならインスタントラーメンの方がずっとずっと美味しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこから試行錯誤の日々が始まりました。

ネットや本で情報を収集し、スープ作りを研究すること3週間。

ラーメン色に染まっていくプライベート。

 

 

「このチャレンジをクリアしなければ真の28歳にはなれない」

そう言い聞かせながら試作すること3回

幾度の失敗を乗り越え、昨日、ようやく辿り着いたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完成したラーメンがこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

すごい。ちゃんとラーメンの味がする。

おいしい。ラーメンとして美味しい。

自家製チャーシューもちゃんとチャーシューだ。

 

 

うれしかったので友人を招いて食べてもらいました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤野「どう?」

 

 

 

 

 

 

 

友人「店、出そうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この瞬間、ようやく僕は誕生日を迎えられたのです。

おめでとう、藤野。ありがとう、ラーメン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、今年の僕の挑戦は幕を下ろしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、長くなりましたがここからが本題です。

毎年ふざけながらも僕が何かに挑戦しているのには理由があります。

 

 

普段生活をする中で、無理をして難しいことに取り組んだり、未経験のことやってみたりする機会というのは、意外と少ないものです。

ちょっと気を抜いていると楽な方へ楽な方へと進み、無意識に挑戦することを避けてしまいがちではないでしょうか。

 

 

挑戦することには、とてもエネルギーを使います。

知らない世界に身を投じるのは、怖いとさえ思うこともあります。

 

 

しかし、挑戦することは人を成長させ、視野を広げさせてくれます。

それがたとえ無益なことのようでも、やり遂げた達成感と試行錯誤した経験はかならず糧となり、自信勇気をくれます。

 

 

誕生日は、人を主役にしてくれます。

ひとつ歳をとって大人になるということが、一歩踏み出すこと後押ししてくれるような気がするのです。

 

 

だから僕は、誕生日に挑戦するのです。

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