みなさん、こんばんは。井手塾高田教室の萩野恵太です。
「アール・ブリュット展 in上越4」へ行ってきました。
寺町の浄興寺、本町のリブレリアホールを会場として、
さまざまな作品が見られます(~12日)。
そもそも、「アール・ブリュット( art brut )」
とは、何でしょうか? 大辞林第3版によれば、
フランスの芸術家デュビュッフェの用語。
理性が関与しない芸術作品の意。
芸術家ではなく、幼児や精神障害者が自分自身のために
つくった表現物の総称。原生芸術。
つまり、芸術家ではない障がい者のアート。
でも、
自分の眼で見てきて、帰ってきて、時間が経ってから、
考えました。
地位や立場・評価に関係なく表現できる作者たちは、
自由であるし、とても人間らしい、と。
それに引きかえ、私はどうだろう?
他人や上司の評価を気にしたり、してないか?
傷つかないように、バランスをとろうとしてないか?
そんな私よりも、
自由に感じたままに表現している彼らは、すごい!!
美術は2だった私に、作品の評価はできません。
ただ、感じて帰ってきました。
そもそも、どうして浄興寺なのか?
講演会や音楽LIVEの会場としても利用されてきている
という「世の中の流れ」なのだそうです。
お寺は「法事と墓参の場」だけではなくて、
「人と人をつなぐ場所」へと回帰してるのかも…?
では、塾はどうかな? 考えさせられます。