Kids体育クラブ

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2011/06/07 14:21今闘っているから、そっとしてあげよう

幼児のお友達はクラブの時に心の成長がよく見られます。できたことでの自尊心やお友達との関わりの中での思いやりの心や協調性。

その他、痛い! 恥ずかしい! 失敗したからもう一度失敗するのが嫌!…
こんな気持ちを自分の中で解決できるお友達もいれば、解決できない、もしくは表すことも難しいお友達もいます。
解決できないお友達は、しくしくと体育館の真ん中に立ったまま泣いたり、座った場所から表情も変えずに動かなくなることがあります。
すると、他のお友達は「どーしたのかな?」「先生!○○ちゃんが…」と騒ぎ始めます。すると「いいんだよ。今、心の中で闘っているから、そっとしてあげよう。自分で皆のところに戻ってきたら、ひとつ大きくなれるから。だから待ってあげよう。」と。
 
なかなか難しいところです。見ている私も辛く、(母性本能でしょうか?)そっと寄り添って声をかけて、皆のところへ連れて行きたい気持ちで一杯になります。しかし、グッと我慢して見守っています。父兄の方もおそらく、ツカツカと歩み寄ってお叱りになりたい(私ならやりそうですが…)気持ちで一杯でしょうが、指導者の一言に賛同してくださっているようでじっと座っていらっしゃいます。(ありがとうございます)
その間、なんともいえない静かな空気が体育館を埋め尽くしています。

指導をする側としては他の会員のお友達を何もせず待たせていることに責任を感じますが、皆様のご理解もあり、心の成長を皆で見守る、自分のことと考えその場で話を聞くことも指導の一つとさせていただいています。この件に関しましては、この場を持ってお礼を申しあげたいと思います。

自分の気持ちと闘っているお友達は、「他のお友達を待たせていること。誰も助けてはくれないこと。自分で自分の気持ちを整理しなくてはいけないこと。」そんなことを小さな頭と体で考え、行動に出さなくてはいけません。動き出すにも勇気、固まったままでいるのも勇気。そんな感じでしょうか。
その姿は大人としては煮え切らない態度にヤキモキしてしまいますが、子どもは一生懸命闘っています。それを見守る大人の度量がどんな時でも必要なのかもしれません。

固まってしまったお友達が全員すっと立ち直るわけではありません。そのまま1時間クラスに戻れず座っているお友達もいれば、帰ってしまうお友達もいます。しかし、これを繰り返すことで、この経験が自分の気持ちを処理する能力を高めていくように思います。
大人の立場からすると時間的な制約は多々ありますが、様々な状況で出来うる限り見守ること。これは本当に難しく、最高に大切なことだと思います。

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