Kids体育クラブ

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2015-11-27 11:40:31.0先生は泣いても気にしません! 泣いても上手くはなりません!

前回も書かせていただきましたが、この季節は幼児も小学生も目に涙が溢れてきます。

今週も何人のお友達の涙を見てきたことか。。。

 

長縄の練習中に突然泣き始めてしまうお友達がいました。そこで「みんなに伝えておきます。先生は泣いても気にしません!泣いても上手くはなりません!」と。何年も何度もこの言葉を補助の立場で聞いてきました。今日、ふと20数年前の私の態度を思い出しました。その頃は、泣いているお友達を見つけては傍に寄り添い、「大丈夫だよ。さ、一緒にやってみよう。」「ここで〇〇すればいいんだよ。いい?ねっ?できるでしょ! すごいね~💛」と言葉巧みにお友達を操り、体裁よくその場を切り抜け、クラブの進行を妨げないよう動いていました。

今はなるべく近づきません。なるべく話しかけません。どんなに時間が経っても、どんなに他のお友達が退屈そうにしていても、ただ見守り、待つようにしています。ご父兄からするとご不満かもしれません。当クラブを教育サービス業と見ていらっしゃる方々には、落胆する時間の使い方と感じるのかもしれません。

 

私のこの対応は、結婚をして主人と二人でこのクラブを立ち上げ、クラブの理想を追い続けていくうちに。そして、子供を生んで子供の成長を肌で感じるようになってから変わりました。過保護にする必要はないのではないかと。大人が手取り足取り先回りして教えることにどんな意味があるのか、そうすることは自分に都合が良いように子供を操作するだけではないかと感じるようになったからです。待つことの難しさ。これは自分の子どもに対しても、今とても大きな課題です。

 

泣くのは自分の自尊心が高ぶっているからでしょう。それは良いことだと思います。体を動かして体が育まれるように、心を動かすことで心が育まれるのだと思います。今は体を動かすこともそうですが、心が動くこと、特に-(マイナス)に心が動くことが少ないと思います。少なくなるように逃げる手段がたくさんあるからです。それでも、人生楽しく生きてはいけるとは思います。しかし、その自尊心を高ぶらせて-(マイナス)からより大きく心を動かしたお友達には、きっと実り多き未来が待っていると信じています。だから、待つのです。だから、見守るのです。助けを求めてきたら、一緒にその心と闘ってあげるために。

 

子供たちには、心を動かす時間がたくさん用意されています。自分が泣いていなくても、そのようなお友達を見ていたら感じているはずです。感じて学ぶことができるから、ありのままを見てもらっています。意見を聞かせてもらって、訓示させてもらっています。

泣いても上手くはなりません。では、どうするか? やるしかありません。お友達がやるのをじっと見て、頭でイメージを作って自分の体でやってみることです。クラブ中にできなかったら、家に帰ってからやってみることです。失敗はダメではないんです。悪い事でもないんです。失敗の上に成功や達成感があるのです。逆に成功のために、たくさん失敗をしなくてはいけないのです。それを「失敗」という言葉にあてはめることに間違いがあるのかもしれません。

 

子供たちは親をはじめ、周囲から認めて欲しいんです。そのために、いつも一生懸命頑張っています。だから、失敗が嫌なんです。分かっています。でも、安易に認められるより、苦労して認められたら、心は大きく成長することでしょう。その芽をつまないように、これからもそっと見守っていきたいと考えています。

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