Kids体育クラブ

クラブの案内・お知らせ

2015/11/27 11:40 先生は泣いても気にしません! 泣いても上手くはなりません!

前回も書かせていただきましたが、この季節は幼児も小学生も目に涙が溢れてきます。

今週も何人のお友達の涙を見てきたことか。。。

 

長縄の練習中に突然泣き始めてしまうお友達がいました。そこで「みんなに伝えておきます。先生は泣いても気にしません!泣いても上手くはなりません!」と。何年も何度もこの言葉を補助の立場で聞いてきました。今日、ふと20数年前の私の態度を思い出しました。その頃は、泣いているお友達を見つけては傍に寄り添い、「大丈夫だよ。さ、一緒にやってみよう。」「ここで〇〇すればいいんだよ。いい?ねっ?できるでしょ! すごいね~💛」と言葉巧みにお友達を操り、体裁よくその場を切り抜け、クラブの進行を妨げないよう動いていました。

今はなるべく近づきません。なるべく話しかけません。どんなに時間が経っても、どんなに他のお友達が退屈そうにしていても、ただ見守り、待つようにしています。ご父兄からするとご不満かもしれません。当クラブを教育サービス業と見ていらっしゃる方々には、落胆する時間の使い方と感じるのかもしれません。

 

私のこの対応は、結婚をして主人と二人でこのクラブを立ち上げ、クラブの理想を追い続けていくうちに。そして、子供を生んで子供の成長を肌で感じるようになってから変わりました。過保護にする必要はないのではないかと。大人が手取り足取り先回りして教えることにどんな意味があるのか、そうすることは自分に都合が良いように子供を操作するだけではないかと感じるようになったからです。待つことの難しさ。これは自分の子どもに対しても、今とても大きな課題です。

 

泣くのは自分の自尊心が高ぶっているからでしょう。それは良いことだと思います。体を動かして体が育まれるように、心を動かすことで心が育まれるのだと思います。今は体を動かすこともそうですが、心が動くこと、特に-(マイナス)に心が動くことが少ないと思います。少なくなるように逃げる手段がたくさんあるからです。それでも、人生楽しく生きてはいけるとは思います。しかし、その自尊心を高ぶらせて-(マイナス)からより大きく心を動かしたお友達には、きっと実り多き未来が待っていると信じています。だから、待つのです。だから、見守るのです。助けを求めてきたら、一緒にその心と闘ってあげるために。

 

子供たちには、心を動かす時間がたくさん用意されています。自分が泣いていなくても、そのようなお友達を見ていたら感じているはずです。感じて学ぶことができるから、ありのままを見てもらっています。意見を聞かせてもらって、訓示させてもらっています。

泣いても上手くはなりません。では、どうするか? やるしかありません。お友達がやるのをじっと見て、頭でイメージを作って自分の体でやってみることです。クラブ中にできなかったら、家に帰ってからやってみることです。失敗はダメではないんです。悪い事でもないんです。失敗の上に成功や達成感があるのです。逆に成功のために、たくさん失敗をしなくてはいけないのです。それを「失敗」という言葉にあてはめることに間違いがあるのかもしれません。

 

子供たちは親をはじめ、周囲から認めて欲しいんです。そのために、いつも一生懸命頑張っています。だから、失敗が嫌なんです。分かっています。でも、安易に認められるより、苦労して認められたら、心は大きく成長することでしょう。その芽をつまないように、これからもそっと見守っていきたいと考えています。

2015/11/16 14:18 できて当たり前じゃない。失敗して当たり前。自分の弱点を攻めなさい。

長縄の季節になると幼児・小学生の目に涙が見え隠れします。

4月から今までの運動は、固定道具に対して自分の体をどのように動かしていけばよいかということが課題でした。

しかし、11月以降は縄跳び、ボールという動くものに対して自分の体をどのように動かしていけばよいかということが課題となり、皆多かれ少なかれ困惑するから涙が出てきてしまうのです。特に今年入ってきたお友達や年中さんや一年生になったお友達。内容が難しくなり、今まで培ってきた自尊心が打ち砕かれてしまうのです。私たちは全て分かっています。承知の上で少し厳しい言葉がけをしています。

いつものように厳しい言葉がけをして長縄の指導が終わったあと、顔を真っ赤にして涙をこらえているお友達がいました。そのクラスで皆に「出来て当たり前じゃない。失敗して当たり前。皆を信じているから厳しい声をかけるんだよ。」と。また、小学生で8の字跳びの先頭のお友達がとても苦労していました。指導終了時に指導者が「来週も先頭をやりなさい。」と声をかけていました。そのお友達が首をかしげて暗い表情を見せると、「何か悪いことをしたのか?悪いことをしていないんだから、自分の弱点を攻めなさい。」と続けて話をしていました。

「何か悪い事…」子供たちは皆、間違うこと失敗することに敏感です。私たちは、せめてこのクラブの中では失敗や間違いに鈍感…いえ、攻める気持ちをもってきて欲しいと願っています。今は失敗をいっぱいして、やればできるようになるということをたくさん経験して欲しいのです。そして、園や学校へ行った時に胸を張って発言して、間違って、直して、向上していってほしいのです。練習する場、失敗する場、挑戦する場。そんなkids体育クラブでありたいと考えています。

2015/10/03 23:47 失敗した分だけ成長するよ!

今日は秋の空が輝く、まさに運動会日和でした。たくさんの保育園が運動会でしたね。いかがでしたか?おそらく、子供たちの生き生きとした表情がたくさん見えたことでしょう。

我がクラブも通常通り、元気いっぱい体育活動を行いました。9.10月は鉄棒運動。皆が手に汗をかきながら鉄棒を握り、一生懸命励んでいました。そんな中、最後に指導者から「いっぱい失敗していいんだよ。失敗した方が自分のものになる。え~失敗するのが嫌だから。。。と逃げていたら、いつまでたっても出来るようにならない。失敗したら、自分のダメな部分が分かるから。そしたら、絶対上手になる。失敗をたくさんした人が成長するんだよ。」と。

私自身もたくさん失敗してきました。今でも失敗の連続です。失敗したことで、次はこうしよう!ああすればいいんじゃないか?と考える、立ち止まって状況を見る瞬間を得ることができます。

クラブで「転向前降りをしよう!」と言うと、皆が躊躇します。皆が一番にやることをためらいます。(間違うのが嫌だから。。。)しかし、私たちは何もヒントを与えません。やって思い出す。人がやっているのを見て、そこから想像して自分の体でやってみることが大切だと思っているからです。他にもたくさんの場面があるでしょう。例えば、野球で三振する。その経験はダメではないんです。そこで何を感じたのか、どんなボールを見逃したのかが大切なのです。誰も責めたりはしません。胸を張っていいんです!次に生かせる大切な経験だったのですから。

転ばぬ先の杖とは良いようで、実は子供たちの成長を止めている、大人たちが楽するための手段なのかもしれません。ヒントを与えなかった結果、それなりに子供たちはやっています。その中から正解者が出て、皆ができるようになるクラスもあれば、結局皆でちぐはぐな手順で運動を行い続けるクラスもあります。時間的にはかなり長くかかります。でも、その時間が大切なのだと思います。それを恥ずかしいと思わない雰囲気作りを第一に考えています。叱りませんし、時間の無駄だとも思いません。ご覧になられている方々は、正しいやり方をやって次の段階へ早く進んで欲しいと願っているかもしれませんが、子供たちの心の成長のために大切な時間だと思い進めていることをご理解いただけると幸いです。この先、幼児も小学生も逆上がりという一つの大きな山に向かいます。できるお友達、もう少しのお友達、まだまだ練習の必要なお友達。それぞれが様々な失敗をして、人の動きを見て、感じて、自分の体でどのように表現できるかを見ていきたいと思っています。

2015/06/25 11:41 信じる自分は裏切らない

信じる自分は裏切らない

 

クラブで逆立ちの練習をしている時のことです。

壁を利用して逆立ちをしている時に肘を曲げてしまい、崩れ落ちてしまった子どもがいました。

その時、「信じている自分は裏切らない。裏切るのは自分」と。

諦めた自分が肘を曲げて崩れる結果となったということです。

確かに、「あ~だめだ」と諦めた自分の心が体をそのように動かした結果でした。

体力や技術の面での問題でこのようになることもありますが、

そのお友達にとっては普段の練習の姿から考えると頑張れる範囲だったので、

このような言葉が指導者から話しかけられました。

 

この話には続きがあります。

もし、何かをやろうと思った時にお家の人があなたには無理よ。私の子だから。

私が苦手だったからあなたも…と言われたら、「違う!!自分にはできるよ!」と言いなさい。

裏切るのは自分であって、お家の人のせいではないから。

 

私は自分の子どもに極力「無理」とは言いませんが、

心の中では「私に似ているからな~」と思う時はあります。

子どもは親を超えるもの。限界は自分が作るものであって、人が決めるものではありません。

努力をし続けたら上達のスピードは人それぞれですが、-(マイナス)にはならない。

この心が育てば、行動はいくらでも+(プラス)にもっていけるのです。

 野村克也氏の著作「野村再生工場」の中に「失敗」と書いて「成長」と読む という言葉があります。

失敗したって、-(マイナス)にはなりません。失敗したことでそれを生かし、次のステップに進めるのです。

失敗したことで自分はダメだと諦める必要はないのです。

 

「病は気から」と同じく、自分自身を信じること、根拠のない自信、これを養うこと育むこと。

これが体育かな、運動によって育むべき一番の課題かなと感じる瞬間でした。

自分を信じること。そして、信じた結果そこで起きた失敗は次につなげるステップ、チャンスだと今後も伝えていきたいです。

 

 

2015/02/19 13:17 足し算、足し算

2月に入り、縄跳びの練習もだんだんと本格的になってきました。

ここまでくると、上達は子どもたち各々の気持ち次第。頑張っている子は毎日毎日、園や車庫などで跳んでいます。

 

この心のスイッチを入れることが、毎年私たちの課題です。

頑張ってきたお友達は、皆の前で発表して賞賛を得る。縄跳び競争で一番になったお友達は、胴上げをしてもらえる。

など、目に見える形、体感する形で頑張ったこと、頑張ってできたことの達成感をより明確にして、まだスイッチの入っていないお友達の心の動きをお手伝いしています。

 

そんな中、皆を集めて「みんなが頑張ってきたことは、どんどん積み重なっていくんだよ。足し算、足し算。

決して引き算にはならないよ。」と。

 

上手くいかないことは、大人でもめげて止めてしまいたくなります。

せっかく積み上げてきたものが止めることで、止まってしまい、その後だんだんと元へと引き算されていく。。。

いかに継続していくか。これが「継続は力なり」です。

 

皆に話していても、自分達を戒めている。そんな言葉でした。

何事にも足し算、足し算。新学期を前に私も心や行動を再確認する言葉でした。