Kids体育クラブ

クラブの案内・お知らせ

2011-09-27 12:57:24.0 ぶら下がれるようになったら、何が上手になれますか?

先日、鉄棒でぶら下がりの練習をしました。順番のまわってきたお友達が「これにぶら下がれるようになったら、何が上手になりますか?」と言いながら、鉄棒にぶら下がり始めました。その時、「クマ歩きだって、逆立ちだって、跳び箱だって…」と答えながら考えました。そして「何でも上手になるよ!」と自信をもって答えました。
そうなんです!なんでも上手になるはずです。最近、というか年々鉄棒にぶら下がれないお子さんが増えてきています。そんなに難しいことだろうか…と思わず自分でやってみるのですが、普段補助しかやっていない私がぶら下がれました。

ぶら下がれないお友達の三割は、ぶら下がり方を知らない、つまりどこに力を入れたらぶら下がれるのか分かっていないためにできないように見受けられます。また、残りのお友達は、自分の体重を支えるのに十分な握力、腕力、体幹の力が弱いためにできないように見受けられます。

体幹に力が入るようになる、つまり「お腹に力を入れる」とか「体を締める」という表現がいいかもしれませんが、これができるようになると、姿勢がしっかり保てるようになるでしょう。すると、逆立ちも上手になるでしょうし、駆け足も早くなるでしょう。跳び箱での空中姿勢もよくなるはずですし、縄跳びでジャンプし続けるのも楽になるはずです。

改めて、「基本はここにもあったか!」と思いました。私たちは、体育活動を通じて身のこなしのよい体を育むことを主と考えています。体操競技の基本は逆立ちだと聞きます。逆立ちをすることによって空中感覚を養うこと、そして体幹をはじめとして体全体を締めることが大切だからだと思います。この体幹に関しては体操競技だけではなく、良い姿勢を保つことや危険な体制から身を守るための身のこなしにも大切なことではないでしょうか?

クラブの鉄棒運動の中では、ぶら下がったり、回ったり、飛び降りたりする様々な種目を取り入れています。「早く逆上がりを…もっと時間をかけて…」という声もあるかもしれません。しかし、「体幹の感覚を養う」を主に考えると、逆上がりは一つの種目であり、鉄棒を引っ張れること、体幹に力を入れて足を振り上げることがしっかりできてくると自然とできるものでもあると考えます。

ただ、逆上がりは学校体育の中では、一つの評価となりますし、できた時の達成感は子どもの成長にとってかけがえのないものです。よって、出来うる限り時間を取り、皆で取り組んでいきます。

私が子どもの頃は木登り、手渡り、登り棒、鉄棒…よく遊びました。遊びながら、自然に体幹の感覚を養っていたようです。(そのおかげで今でもぶら下がれるのかしら?)さて、今はどうでしょう?
よろしければ、お休みの日には親子で公園へでかけて遊んでみてはいかがでしょうか?

2011-06-07 14:21:18.0 今闘っているから、そっとしてあげよう

幼児のお友達はクラブの時に心の成長がよく見られます。できたことでの自尊心やお友達との関わりの中での思いやりの心や協調性。

その他、痛い! 恥ずかしい! 失敗したからもう一度失敗するのが嫌!…
こんな気持ちを自分の中で解決できるお友達もいれば、解決できない、もしくは表すことも難しいお友達もいます。
解決できないお友達は、しくしくと体育館の真ん中に立ったまま泣いたり、座った場所から表情も変えずに動かなくなることがあります。
すると、他のお友達は「どーしたのかな?」「先生!○○ちゃんが…」と騒ぎ始めます。すると「いいんだよ。今、心の中で闘っているから、そっとしてあげよう。自分で皆のところに戻ってきたら、ひとつ大きくなれるから。だから待ってあげよう。」と。
 
なかなか難しいところです。見ている私も辛く、(母性本能でしょうか?)そっと寄り添って声をかけて、皆のところへ連れて行きたい気持ちで一杯になります。しかし、グッと我慢して見守っています。父兄の方もおそらく、ツカツカと歩み寄ってお叱りになりたい(私ならやりそうですが…)気持ちで一杯でしょうが、指導者の一言に賛同してくださっているようでじっと座っていらっしゃいます。(ありがとうございます)
その間、なんともいえない静かな空気が体育館を埋め尽くしています。

指導をする側としては他の会員のお友達を何もせず待たせていることに責任を感じますが、皆様のご理解もあり、心の成長を皆で見守る、自分のことと考えその場で話を聞くことも指導の一つとさせていただいています。この件に関しましては、この場を持ってお礼を申しあげたいと思います。

自分の気持ちと闘っているお友達は、「他のお友達を待たせていること。誰も助けてはくれないこと。自分で自分の気持ちを整理しなくてはいけないこと。」そんなことを小さな頭と体で考え、行動に出さなくてはいけません。動き出すにも勇気、固まったままでいるのも勇気。そんな感じでしょうか。
その姿は大人としては煮え切らない態度にヤキモキしてしまいますが、子どもは一生懸命闘っています。それを見守る大人の度量がどんな時でも必要なのかもしれません。

固まってしまったお友達が全員すっと立ち直るわけではありません。そのまま1時間クラスに戻れず座っているお友達もいれば、帰ってしまうお友達もいます。しかし、これを繰り返すことで、この経験が自分の気持ちを処理する能力を高めていくように思います。
大人の立場からすると時間的な制約は多々ありますが、様々な状況で出来うる限り見守ること。これは本当に難しく、最高に大切なことだと思います。

2011-06-07 14:21:09.0 「やろうかな」と思った時がチャンス

クラブ指導中に気になるコメントを発見! そんな一言、名言をご紹介していきます。

逆立ちの指導の時、「2年生以上で自信のあるお友達はこれを。まだ無理かな…と思ったお友達はこれを」と練習内容の指示がありました。
そして、その後「やってみたいな。できるかも。と思ったら遠慮なく、自信のあるお友達と同じことにチャレンジしなさい。」「「やろうかな」と思った時がチャンスだよ。その気持ちを大事にね。その気持ちから伸びるから」と。

そーなんですよね。自分の子どもにも変にラインを作ってしまい、伸びる芽を摘んでしまっている場面があるかな…と振り返ってしまいました。やってみようかなっていう気持ちが一番。大人から見て簡単なことでも難しいことでも子どもの小さな興味、やる気がチャンスの芽。小さな怪我、失敗も見守る度量が親の大きさかもしれないなと感じた一言でした。