Kids体育クラブ

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2014-03-19 06:00:22.0 ゲ(→)ームではなく、ゲ(↗)ームを作ろう

3月になると、幼児は中当てゲーム・小学生はドッチボールを行います。

子どもたちは、目をキラキラさせてボールに当たらないように逃げ、お友だちに当てるよう狙って投げます。

 

その中で、小学生のドッチボールの時に「先生のルールに顔面セーフはなし!」と指示しました。

「先生たちが子どもの頃は顔面セーフはなかったし、ボールは固かった。大切な顔にボールが飛んできたらどーする? 取る。避ける。それがダメなら払いのけなさい!」と続きました。

 

近年、「転んでも手が出ない子どもが増えた」と言われています。顔に大きな傷を負う子どもも増えたようです。

顔面を狙って投げることをやめさせようと大人が気を回して、ルールを作ってきたのですが、逆にそのことによって、狙われる側の危機管理能力が鈍くなったのかもしれません。

 

当クラブで使用しているボールはキャンディーボール(通称でしょうか?)といってゴムに弾力のある軽いボールです。これに当っても怪我はしないと思います。

学校等のルールと違いますが、この機会に今一度、「逃げる・避ける・払いのける」を練習していこうと思います。

 

また、近年感じていることですが、ドッチボールが下手になっています。

ドッチボールは、ボールが前後左右に飛び交う中で逃げたり、取ったりするのが面白いゲームです。

「誰に当てよっかな~」と一人でボールを持ち、時間を気にせず狙っているお友達。自分の前方の内野にのみ投げ、ボールの動きが一方方向になってしまうなど。

これは、コンピューターゲームの負の産物かもしれません。

コンピューターゲームは自分が主人公で敵をやっつける。自分が周囲に気を配ってコントローラーを動かし、ゲームの他の登場人物が点を取ることやゲームを組み立てることで快感を得る要素は少ないのではなしでしょうか?

 

自分が持っているボールが動かないことで、周囲の動きが止まり、ゲームが進まず、周囲のお友だちがつまらなくなっていることに気づかない子どもたち。 

「もっと、遊ばせなくては!」とクラブの時間は限られていますが、そんな気持ちに駆り立てられます。

「決めた!『ゲ(→)ームではなく、ゲ(↗)ームを作ろう!』をドッチボールの目当てにするぞ!」と。

横で聞いていて、何か響くものを感じました。

 

私たちの考える当クラブに求められていることと、ご父兄の方々が考える当クラブへの要望とは異とすることが多々あると思います。

しかし、この現状を見ていると年々高度な技術よりも基本的な体の動かし方、周囲との関係の持ち方などを大切に思い、これらのことを中心にして指導させていただいているのが現状です。ご理解いただけると幸いに存じます。

そして、今年度は残りわずかですが、引き続き来年度もご理解・ご協力いただけるよう、よろしくお願いいたします。