[ 2013年1月 ]
全4件
「さぁ、これをやってみよう!」との言葉掛けに
やる前から「先生、できません…」と言うお友達。
巧緻性の求められる種目になると、自分自身の能力に防御線を引くお友達の発言が目立つようになります。やる前に頭で考え、想像がつかない動きに不安を覚え、失敗する自分を認めたくない、出来ないところを他の皆に見て欲しくない=自尊心が傷つくのを防ぎたい…といったところでしょうか。
「出来なくったっていいんだよ。出来ないことが分かることが大切。」と言葉を返します。
出来なくっていいんです。失敗していいんです。クラブは出来ないことが何かを知り、やり方を学び、練習する場ですから。
理想としては、
出来ないことが何かを知り、練習方法を学び、次週のクラブまで練習する。
↓
練習してきたことや、少しでも上達したことを先生やお友達に認めてもらうことで自尊心を養い、次の課題に積極的に取り組む。
というステップが私たちにはあります。しかし、上越の気候的な環境や現代社会の環境の中では、これを行うのが難しい部分があるのが正直なところです。
でも、そのステップを踏んでくれたお友達は、とてもいい顔をしてクラブに臨んできます。そんなお友達が一人でも多く増えてくれたらと切に願っています。
自尊心を養う方法は運動ではなく、何でもいいと思います。現に、他のことで自尊心など心の成長を果たしている子どもたちはたくさんいます。ですが、子ども、特に幼児期の子どもにとって、運動は体遊びの延長で身近なものであり、できる・できないがはっきり実感できるので、私たち指導者はこの教材を生かし、指導しています。
現代は打たれ弱い子どもが多くなっているように感じます。出来ないことを認め、それを克服する。失敗したことを嘆き、次に繰り返さないよう準備をする。親や家族が見守る中、小さな失敗や挫折を克服していくことで、大きな障害にも立ち向かえる強さを成長させていくのではないでしょうか。心を育てる、心を強くする場として、クラブでの時間が生かせたら…と願っています。
インフルエンザの流行する季節となりました。
上越市内では、学校閉鎖・学級閉鎖・登園自粛等の措置が取られる園・小学校が増えてきました。
皆さんはいかがでしょうか?
手洗い・うがいをして、積極的に予防に努めましょう。
さて、クラブでの対応ですが、基本的には感染性胃腸炎やインフルエンザに罹ってしまった場合は、病院からの許可が下りてからの出席をお願いいたします。ただ、体育館はとても寒いですので無理をなさらないよう、宜しくお願いいたします。
また、出席ができるにもかかわらず、学級・学校閉鎖となり、やむ得ず欠席をされる場合は、精・皆勤賞の対象となる欠席にはいたしませんので、ご連絡をお願いいたします。
ご不明な点はご連絡ください。