「『じしん』ってどう書くの?」という質問に「自分の自に信じるの信!」と元気に答える子どもたち。
サポートに入っている私でしたが、ふと、「自分を信じるか…」と改めて考えてしまいました。
自分を信じる。
「自信を持ちなさ~い!」 「自信がある人やってみよう!」 「自信を持って頑張って!」などと言葉がけを毎日のようにしています。
自分を信じる。
この自分を信じるのは誰でしょう。友だちでもなく、親でもなく、そう自分自身。
自分を信じる。
この自分が自分を信じれるようにするためには、どのようにしたらよいでしょう。
我が息子に聞いてみました。
「練習すること!」と。
そうなんです。練習するしかないんです。自分を自分で信じるために練習。失敗して失敗して失敗を重ねて、その中から少しずつ見えてくる自分を信じれる心。それが溢れるくらい一杯に溜まった時に、人は自分を信じ、自信を持って行動できるんです。
まことしやかに「大丈夫だよ!自信を持って!」と言葉がけをすることに何の意味があるのでしょうか?
失敗して間違えて、それを修正して考察して、また失敗する。
その繰り返しや、その過程があるからこそ人は自分を信じれるようになる。
おまじないのように他人が「大丈夫、大丈夫、自信を持ってごらん。」と言うことは何の解決にもならない。
周囲の人ができることは、自分で解決する時を、自分が自分に自信を持つ時をじっと待つこと。
そして、自信を持ってやったことを認めてあげること。この認めてあげることが最大級のサポートなのではないかと感じます。
思い返せば、自分自身もテスト勉強を夜の2時3時まで、時には徹夜までしてやっていました。そう、自分が信じられないから。
何度も何度も同じような問題を解いて解いて、ようやく自信を持ってテストの日を向かえた。
勉強も運動も。いえ、世の中にある全ての事柄はこの「自信を持つ」ことへのツール。
人間にとって、自信を持つことは自己実現に対して何よりも大切なのではないでしょうか?
kids体育クラブは「運動」というツールを使って「自信を持つ」ということを体感する場ということに改めて気づいた一言でした。