ドンカズの動き

趣味やNPO災害支援の状態の報告です。 宮澤一也の「云いたい放題、書きたい放題」でも地域の事を真剣に考えています。 震災等の活動体験を語り継ぐ大切さを感じました。 今までやってきた活動を元に纏めた、PP等使い防災活動、ボランテアの有効活用等の「出前講座」引受ます。但し顎足付。

2009/09/25 08:34小冊子の内容・7。[識者の声]

 
くびき野の一隅から
 杉 みき子(様)児童文学者
 
生まれてからずっと「高田市」で生きてきた私は、この市名が消えたとき、自分の全存在を否定されてしまったような気がしました。生まれ育った土地の地名は、その人間の心と体の一部です。市民にろくな相談もなく、ずさんな投票などで機械的に改革してしまっていいものではありません。市名地名を含めた「ことば」が人間の心に及ぼす影響も、もっと真剣に考えなくてならないと考えます。
 「上越市」という名ができてから四十年近くたちますが、この名を使うのが未だにいやでたまりません。せめてもの抵抗で、名刺には「もと高田市」とつけ加えています。
私的な文章では「くびき野」をよく使いますが、これは現在の「上越市」全体をカバー出来る名称でもあり、個人的にはずっとこれでいくつもりです。


歴史的郡名を継承しよう
 楠原 佑介(様)(地名情報資料室主謀

 奈良時代後期、古代律令国家は地方を66国2島・555郡(『律書残編』のち『和名妙』では592郡)・4041郷(『和名妙』)に区画していた。その一部は、1700年前の中国の史書「魏志倭人伝」にも掲載されている。
中世、荘圓制の展開や武士団の領地争奪により歴史的地名が混乱する事態が生じたが、近世初頭の土地調査確立過程で古代国郡制が再確認され、近代の郡制でもおおむね踏襲されてきた。
 世界中で、これだけ古い歴史を有する地域群を、これほど多数保存し継承した国や地域はほかのどこにもない。
天皇制や封建土地支配制度という歴史過程伝承的地名群を忌避し改廃する理由は何もない。
現代行政区画名で有る市町村名も、歴史的伝統的地名を継承せよ、と主張するゆえんである。

(以上小冊子より)

杉 みき子 氏 略歴
 新潟県 高田在住
 昭和32年・「かくまきの歌」ほかの短編で日本児童文学者協会新人賞を受賞。
 昭和47年・「小さな雪の町の物語」では小学館文学賞を受賞
 昭和58年・「小さな町の風景」で赤い鳥文学賞受賞
       「白い道の記憶」で新潟県同人誌連盟賞を受賞・
        他多数の児童文学等を執筆
 日本児童文学者協会会員


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楠原佑介 様の活動紹介
楠原佑介(くすはら ゆうすけ、1941年 - )は地名研究家、フリーライター。「地名情報資料室・地名110番」主宰。岡山県児島郡小串村(現:岡山市)生まれ。埼玉県上尾市在住。京都大学文学部史学科(地理学)卒業。出版社編集部退職後、フリーライターに転じた。住居表示・市町村合併などによる地名の変更に警鐘を鳴らす活動をしている。 地名の改変、保存、地名語源などの研究の実質的な第一人者の一人。いわゆる地名だけでなく、駅名、国際的な紛争の渦中にある竹島や日本海など広義の地名にも新聞や雑誌等で、広い視野から意見を述べ、また各種地名辞典や地名資料の編集にも積極的に関わっている。(引用)
私たちの「市名を考える会」でも講演、指導を頂いている。

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Comments

「直江津市」や他の町村は存在すら否定ですか。
こういう、確執を生む発言が有識者から発せられるから、「上越市」の名前が安定しないのではないでしょうか?

投稿者: 名無し  2009/09/25 16:56

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