長野飯山で「ふるさと合唱交流会」がありました。
雪ん子も出演のお誘いをいただいたのですが、急だったので今回は見送ることになりました。
そこで私横尾だけスタッフとして合唱祭のお手伝いに行ってきました。
会場の「なちゅら」は今年3月にオープンしたばかりの、飯山の文化センターです。
設計は隈健吾さん。オリンピックの国立競技場を設計することになった方です。
個人的に隈健吾さんの建物が大好きなので、「なちゅら」はとても楽しみにしていました。
そして今回の合唱交流会の主催者は「なちゅら」の名付け親の方です。
時間があったら皆さんの合唱を聴こうと思っていたのですが、
スタッフの仕事も忙しく、のんびり聞く暇が無かったので会場のご紹介。
この交流会は、東京からも参加しているグループがあります。
前日は斑尾の山の家で交流パーティーがあり、歌ったり踊ったり楽しかったようですよ。

正面はこんな感じ。
木のオブジェと思いきや・・「なちゅら」という文字でした。

中はこんな感じ。
木の温もりがとても柔らかく、居心地がいいのです。

全体はこんな感じ。
見かけだけではなく、ちゃんと雪を上手く利用する仕組みになっているのですよ。

リハーサル室はとてもクリア。
でも音は全然漏れません。当たり前?

肝心なステージです。
音がとても柔らかく響きます。
講評委員の先生が、「音が柔らかく響くので、この会場では是非アカペラを」と仰っていました。
また客席の傾斜が急なせいか、声の方向によっては音が響きません。
「楽譜から目を離し、顔を上げて歌って下さい」とも仰っていました。
ピアノはスタンウェイ。
ピアノの先生が弾いていて気持ちがいいと仰っていました。

ベルの演奏もありました。

楽しかったのは会場内の看板です。
木で作られていてちょっとお洒落です。
ただ、ご年配の方にはわかりにくいようで、「トイレはどこですか?」と何回も聞かれました。
トイレの中のボタンも洒落ていて、文字が小さいのでどれが何のボタンかわかりにくいかも・・
そのせいか、「緊急」の呼び出しボタンを押してしまう方も何人かいらっしゃいました。
看板編・・何の看板がわかりますか?

お弁当は中野市のお母さん達の手作り弁当。
取れたて野菜や味噌、ジャム、豆類。
地元飯山の方が作った米粉のシフォンケーキ販売もありました。
物販編

交流会の最後、ランチパーティーと称する昼食です。

合唱交流会の最後に吹奏楽団の伴奏で「明日という日が」と「故郷」を全員合唱。
私もここだけは参加し、気持ちよく歌ってきました。
「故郷「朧月夜」の作詞者、高野辰之さんは中野の出身。
日本の中で知らない人はいないこの二曲は、この地で歌ってこそ味わいが深まるのだと改めて思いました。
来年は雪ん子も参加できたらいいな・・
高野辰之記念館も近いので、併せて行くのもいいかもしれませんね。

♪兎追いし かの山~
後ろの山が歌に出てくる山だそうです。
