一日一見

何かひとつくらい見つけよう。残していこう。

2009/01/05 12:58 【レビュー】大金星

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大金星
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百式企画塾でいただいた、水野 敬也さんの最新著書。夢をかなえるゾウの著者の方です。
独特の文体というか語り口が特徴で、夢ゾウは特に笑い、泣かせていただきました。

だもんで、今回の大金星もどんな内容だろうとワクワクしていたのですが…正直、残念でなりません。本を読んでガッカリするという、私にとっては貴重な経験をさせていただきました。

夢ゾウとウケる技術を足して二番煎じをしたような感じ。
あらすじは、いわゆるオタク大学生の主人公が、変な九州男児のオヤジに突拍子もない恋愛指南をされて、ホステスのような高嶺の花に憧れて懸命に頑張る…というもの。

たぶん、作者のメッセージは「プライドなんてどうでもいい、自分はどうしたいのか、だけに熱中すればおのずと道は切り拓かれる」みたいな感じだと受け取れましたが、それにしても、物語の運び方が強引過ぎる。
主人公の「なんとなくその場を離れたくなかった」とか「どうしてもむかついた」とかいうあたりが強引で、読んでるこっちは引きまくりでした。

田舎暮らしで、子持ちで、半隠居しかけている人妻には、必要のない内容だったのかもしれません。それだけターゲットが狭いです。
にぎやかな環境に憧れは持つけれど、それを否定して、自分はこの世界にいればそれでいい、と自分を押し込めている若者にはいいのかもしれません。

オチも読めてしまったどころか、尻切れトンボに終わっていて。
どうも続編があるような感じですが、買うことはないかなあ。

それにしても、この内容で1,500円は高いと思う…。
いただいたというのにひどい書評ですが、率直な感想です。