春香会ブログ

2018-05-24 14:32:23.0 覚書(初級長拳3路)14

26転身左拍脚

図67

両足の前足裏を軸に、体を右後方へ180度回す。

回るにともない、右手を上へ右へ下へと弧を描いて振り回す。   

同時に左拳を掌に変え、下へ後ろへ前方上へと振り回す。

図68

左足を伸ばして前方上へと蹴り上げ、足の甲はぴんと伸ばす。

左掌は拳にして腰横へ引く。

右掌は体の後ろから上へ前へと持ってきて、左足の甲をたたく。

要点

右掌で拍脚をする時、手のひらはやや横から来る。

拍脚は必ずはっきりと音を立てること。  

 

覚書)

66から67にかけては、両手は下に下ろさず、すぐに回し始める。

左手は腰のところで拳に。

 

27右拍脚

図69

左足を前方へ下ろし、左拳は掌に変え、下へ後ろへと振る。

右掌は拳に変え、腰横に引く。

図70

右足を伸ばし、前方上へ蹴り上げる。足の甲はぴんと伸ばす。

左掌を後ろから上へ前へと持ってきて、右足の甲をたたく。 

覚書)

図69

右手は腰のところで拳に。

 

28騰空飛脚

図71

右足を着地する。

図72

左足を前に振り上げ、右足で強く地面を蹴って飛び上がる。

左膝を曲げ、続けて前方上へと振る。

同時に右拳を掌に変え、前へ上へと振り上げる。

左掌は上に置いた後下に下ろして、右掌背をたたく。

図73

右足を続けて上に振り、足の甲をぴんと伸ばす。

右手で右足の甲をたたき、左掌は体の前から後方上へと上げる。

要点

上に向かって飛び上がる。前に向かってではない。

左膝はできるだけ上に持ち上げる。

飛び上がった時にたたく音をさせる。

伸ばした右手は水平となる。

 

覚書)

72でたたいた後、左手は後ろへ。

 

29歇歩下衝拳

図74

左足、右足と前後して着地する。

左掌は拳に変え、腰横に引く。

図75

体を90度右に回し、両足を深く曲げて歇歩にする。

右掌はつかむように握り、外旋して拳に変え、腰横に引く。

左拳は腰横から前方下へと突き出す。拳心下向き、左拳を見る。 

覚書)

73から74・・着地した時には、両手は開いた状態で、右足つま先は外に向く。

図74~75

右手は相手の手をつかむ30のような手。その上を通って左拳を打ち出す。

体を右にひねって右拳を引く。

図75

上体がまっすぐでは下に打てない。やや前傾。

相手の股間を打つ。

気持ちは下に打っているが、手は遠くに出す。床とほぼ水平。

右拳を十分後ろへ引き、左肩を前に出し、動作を大きく見せる。

 

2018-05-12 19:51:16.0 覚書(初級長拳3路)13

25弓歩頂肘

図62

重心を高くし、右足を踏みしめる。

右手を内旋し、弧を描いて下に伸ばし、拳背を右膝の内側に持ってくる。

左拳はそのまま。前方下を見る。

図63

左足を伸ばし、右膝を曲げて持ち上げる。

左拳は掌に変え、右拳はそのまま。

両手を前へ上へと弧を描いて振り上げる。

眼は右拳が回るのを追う。

図64

左足を突っ張って飛び上がり、体が飛んでいる時に両手を続けて頭の上まで回す。

図65

右足を先に着き、膝を曲げる。

左足を前方へ下ろし、前足裏を着く。

同時に両手は右へ下へと肘を曲げて、右胸前に止める。

右拳は掌に変え、左掌は拳にする。

右掌心を左拳面にくっつける。

図66

左足を左へ一歩踏み出し、膝を曲げる。

右足は伸ばして左弓歩となる。

右掌は左拳を押し、左肘先で左に向かって突く。肩の高さで、前方を見る。

要点

交換歩の時は高すぎないこと。ただし、速くやる。

両手の振り回しは円弧を描く。

 

覚書)

図62

両手を一緒に左へ振る。

図63

右手が先行して縦に回る。

ここは18のようなはっきりした手の形(左手が上で右手を伸ばす)を取らなくてもよい。

図64~65

64と65の間は・・着地した時は左肘を曲げ、右手は伸ばし、手のひらは正面を向いている。

図65~66

左足を出した時は半馬歩。この後休まないですぐ肘で打つ。

相手のところへ踏み込んで肘で打っている。

図66

後ろ足を伸ばす。体は半身で股を入れない。

前を向くと肘で打てない。

65から66にかけては視線に注意。

 

2018-04-17 19:53:38.0 覚書(初級長拳3路)12

21馬歩衝拳

図54 

上体を右に90度回し、重心を両足の中間に移して、馬歩になる。

右拳を腰横に引き、左掌を拳に変えて左へ突き出す。

拳眼は上向き。左拳を見る。

 

22弓歩下衝拳

図55

右足を伸ばし、左足を曲げ、上体をやや左へ回して左弓歩にする。左拳は掌に変え、下へ、体の前を経て上へと、頭の左上方へ支え上げる。掌心上向き。

右拳は腰横から左前方斜め下に向かって突き出す。

右拳を見る。

 

23叉歩亮掌側踹腿

図56

上体をやや右に回す。

左掌を頭の上から下へ下ろし、右手首の上に置く。

右拳は掌に変え、両手を交差して十字を作る。

両手を見る。

図57

右足を突っ張り、左足の後ろへ交差させ、前足裏をつける。

左掌は体の前から下へ後ろへと弧を描き、かぎ手にする。かぎ手は上向き。

右掌は前から右へ上へと弧を描き、手首を折って亮掌にする。掌心前向き。

左側を見る。

図58

重心を右足に移し、左膝を曲げて持ち上げ、左上方に向かって強く蹴り出す。

上体の姿勢はそのまま。左側を見る。

要点

插歩の時、上体はやや右に傾き、足と手の動作を一致させる。

横蹴りの高さは腰より低くしてはいけない。

大腿を内旋し、力点はかかとに置く。

 

 

覚書)

図54

53の後右拳を引き、その勢いで左の裏拳で打つ。53~54は一つの動作。

必ず右拳の引きと、左拳の動きを連動させる。左肘を曲げない。

実際には裏拳で払っているのだが、左拳で打ち出しているように見える。

図54~55

54の後左手で相手の手を払う。手ではなく腰を回してくる。大きく回さない。

他)左手は下から上へ。

図55

左手は掌で手のひら上向き。肘を曲げる。視線に注意。下を見ない。

右拳は手首を曲げない。真っ直ぐに。

進行方向に腰を入れる。

左手で受けて右拳で打つ。

図56

左手を右手の上から斜め右に突き出し、その後両手が逆時計回りに回る。

左手を手のひら上向きで突き上げてくる。この時の両手は横に回る。

他)重心中間。

図57

手の形ができるのと、足の差し込みが同時。 

右足は左足の後方斜め45度に着地。

図57~58

蹴る時は膝を正面に持ち上げてからかかとに力を入れる。

図58

お尻が出ないように上体は斜め。

普通両手は分け開く(24式の蹬脚のように)が、この場合は手は動かないので、足は高く。

他)左つま先は前を向く。

 

24虚歩挑拳

図59

左足を左へ下ろし、右掌を拳に変え、やや後ろへ移す。

左かぎ手は拳に変え、体の後ろから左上に跳ね上げる。拳背上向き。

図60

上体を左へ180度回し、やや含胸にして前傾する。

左拳は続けて前へ上へと弧を描いて跳ね上げる。

右拳は下へ前へと弧を描き、右膝の外側に持ってくる。

同時に右膝を持ち上げる。右拳を見る。

図61

右足を左前方へ踏み出し、つま先をつける。重心は左足に置く。

左足をかがめて右虚歩となる。

左拳は後方へ弧を描いて腰横に構え、拳心は上向き。

右拳は肘を曲げて前に跳ね上げ、拳眼は斜め上向きで肩の高さ。

右拳を見る。

 

 

 

覚書)

図58~59

かかとで下ろす。

他)左足下ろす時に左手上がってくる。

図59

左手後ろに回す。

図60

左拳の下に来る力と、右拳の上へ来る力を利用し、縦に回す。

図61

右拳はマイクを持っているような手つき。小指側が出る。

2018-04-03 10:36:44.0 覚書(初級長拳3路)11

20換跳歩弓歩衝拳

図50

重心を後ろへ移し、右足をやや後ろへ移動させる。

右拳は掌に変え、腕を内旋させ、掌背を下に弧を描くようにして、右膝の内側へ引いてくる。

左手は掌背を右肘外側につけ、指は前方に向ける。右掌を見る。

図51

右足を自然に持ち上げ、上体をやや左へねじる。

右掌が体の左側に来る。

左掌を右腋の下に向かって伸ばす。

目は右掌の動きを追う。

図52

右足の裏全体で下に向かって震脚し、これと同時に、左足をさっと持ち上げる。

右手は左から上へ前へと払い、かぶせるようにした後、拳に変えて腰横に引く。

左手は伸ばして下へ上へ前へと回し、肘を曲げて下に押さえる。掌心は下向き。

上体は右に回り、左掌を見る。

図53

左足を前に下ろし、右足をぴんと伸ばして左弓歩にする。

右拳を前に突き出す。拳は肩の高さ。

左掌は右腋の下に引き、掌背を腋の下につける。右拳を見る。

要点

換跳歩の動作は連貫、協調させる。

震脚の時は足を曲げ、足裏全部をつける。左足は高く上げてはいけない。

覚書)

図49~50

両手は一緒に下ろしてくる。31~32と同じで、手の甲で受けている。

右足を寄せる。

図50~51

50の状態からさらに右手を深く交差。

図51~52

外側にある右手が先に大きく回って上から肩の高さまで来る。左手下に伸ばす。

左手が上から肩の高さまで回る時に震脚。回る時手のひらは北(真後ろ)に向く。

右足はつま先を外に向けて踏みかえる。

図52

右膝は曲げる。左足高く上げない。

左手はかぶさるように下に向ける。 

腰を速く回す。あまり上に伸び上がらない。

 

2018-03-12 16:45:05.0 覚書(初級長拳3路)10

18仆歩亮掌

図44

左足を右足の後ろから抜き出し、前方へと一歩踏み出す。左足をぴんと伸ばし、右足はなかば曲げて、右弓歩にする。上体はやや右に回る。左拳は腰横に引き、右拳は掌に変えて下に向かい、胸前を経て右に掌で横打ちする。右掌を見る。

図45

右足で立って膝を持ち上げ、上体を右に回す。左拳を掌に変え、右掌の上から前方へ突き出す。掌心は上向き。右掌は左肘の下へ平らに引く。

図46

右足を右に下ろして、膝を深く曲げ、左足を伸ばして仆歩にする。左掌は下へ後方へと弧を描き、かぎ手にする。かぎ手は上向き。右掌は右へ上へと弧を描き、やや腕を曲げ、手首を折って亮掌にする。掌心は前向き。頭は右手の動きにしたがって回し、亮掌になった時、左を見る。

要点

仆歩の時、左足は十分に伸ばし、足先は中に入れる。右足は深く曲げ、両足の足の裏は全部つける。上体は胸を張り、腰を伸ばしてやや左へ回す。

 

覚書)

図44

足が弓歩になる時に、右手は二つの動きをする・・左足を踏み出し、右手を曲げて受け、次に右手で横打ち。

図45

右手上向き、左手突き出す。右膝持ち上げる。

図45~46

右足を出す。

重心を右へ移し、体の向き右でやや前傾。両手が斜め上と斜め下に開いた状態。

図46

体の向きを左へ。左股関節を折り込む。

かぎ手を作る時はそのまま後ろへ振り上げる。腰のあたりで回さない。

左足はぴんと伸ばす。

上体真っ直ぐだが、左へ進むという勢いを見せる。

方向を変える時はつま先を軸にして回す。

44から46にかけてほぼ真っ直ぐに進む。

44の右手の押し出す方向と、45の左手の向きは真っ直ぐ。

45から46にかけて顔の向きは右、46で左に。

右手は差し込むように(穿掌)体の近くを通る。下に振らないこと。

21や45のように動作の途中の時は、右手は上向きになる。26のように動作が決まった時は、(左手は)下向きになる。

他)体重移動の時は弓歩なので、姿勢は低くない。手の形を作る時に仆歩で低く。

 

19弓歩劈拳

図47

右足で立ち上がり、左足を(右足近くに)寄せ、左前方へ踏み出す。右掌は拳に変えて腰横に引き、左かぎ手は掌に変えて下から前方上へと、胸前を経て、左方向へと、つかむような手にする。

図48

右足を左足の前を経て、左へと回り込むように一歩踏み出し、左足を伸ばして右弓歩にする。左手は左へ平らに払ってから前方へ大きく振り、虎口を前に向ける。

図49

左手で平らに払うのと同時に、右拳は後ろへ平らに振り、それから前へ上へと振り打つ。拳は耳の高さで、拳心上向き。左掌は外旋して右前腕につける。右拳を見る。

要点

左右の脚の踏み出しは、やや弧形を描く。

 

覚書)

図47

左足一歩目。ここは途中の形なので、止まらないこと。

図47~49

右手は腰からではなく、後ろから横に、少し上に向かって振り打つ。

図49

上体は斜め左を向いている。やや前傾し、右肩が前に出ている。

左手は右手首ではなく、右前腕中ほどをつかんでいる。

左足一歩目は右足の近くを通って斜め前方へ。右足二歩目は左足の近くを通って前方へやや内向きで。

左足を斜めに踏み出すのは、相手が打ってきたのをかわしているため。

左手で相手の腕をつかみ、右拳で打っている。

手と足の動作が一緒に決まるということは、厳密に言うと足の方が早く決まるということ。

2018-02-19 20:02:39.0 講習会のお知らせ

全拳協2018年講習会のお知らせ ()内は担当の先生(敬称略)

 

4月29日(日):推手基本(加藤)、88式(神山) 深川スポーツセンター・多目的ホール(3階)

 

4月30日(月):推手規定套路(加藤、神山、一條、田中、木原) 台東リバーサイドスポーツセンター・第2武道場(2階)

 

5月3日(木):24式(神山)、48式(一條)、32式剣(加藤) 台東リバーサイドスポーツセンター・第2競技場(2階)

 

5月4日(金):総合太極拳(加藤)、陳式規定(田中)、楊式85(神山) 台東リバーサイドスポーツセンター・第2武道場(2階)

 

5月5日(土):楊式規定(神山)、陳式老架一路(田中)、42式剣(加藤) 中央区立総合スポーツセンター・第2競技場(地下2階)

 

会費

会員6000円、会員外7000円

 

時間午前10時~午後4時(昼休み90分程度)

2018-02-02 14:40:41.0 覚書(初級長拳3路)9

16転身蹋腿馬歩盤肘

図36

両足の前足裏を軸に、左後方へ180度体を回す。回すのと同時に左手は上へ前へと半立円を描き、右手は下へ後ろへと半円を描く。

図37

動きを止めずに、両足はそのままで、右手は後ろから上へ前へと半立円を描き、左手は前から下へ後方へと半立円を描く。

図38

動きを止めずに、右手は下へ行って、返してかぎ手にする。かぎ手は上向き。

左手は上へ行って亮掌にし、掌心は前方上に向ける。

右足を伸ばし、つま先をそらして、額に向かって蹴り上げる。 

覚書)

図35~36

方向を変える時は、体の方を先に回してしまう。腕だけで回さない。

手は縦に回す。斜めにしない。

図38

左手を上にし、右手かぎ手を作ってから蹴り上げる。

できる人は、亮掌と同時。かぎ手を後ろに振り上げながら足を蹴り上げる。

図38~39

右足はやや遠くにかかとから着地する。

 

図39

右足を前に着地、足先を中に入れる。右手はそのまま。

左肘を曲げて胸前に下ろし、掌心は下に向ける。左掌を見る。

図40

上体を左へ90度回し、両足をかがめて馬歩を作る。

同時に左掌は前へ左へと平らに、つかむように拳にして腰横へ引く。

右かぎ手は拳に変え、腕を伸ばし、体の後方から右へ前へと平らに振り、体の前に来た時、肘を曲げ、肘先を前に向ける。

肩の高さで拳心は下向き。肘先を見る。

要点

両手を振り回す時は立円を描き、動作を連貫させる。盤肘の時はすばやく力を入れ、右肩を前に送る。

覚書)

図39

左手下りてくる。体を右に回す。高い右弓歩。

図39~40

39の状態から馬歩になる足の力を利用して打つ。

左手で相手の手を引き込み、右肘で打つ。

右前腕の内側で左へ打つので、肘はかなり曲げる。

右肩を前に出し、左拳を後ろへ引く。

 

17歇歩掄砸拳

図41

重心をやや高くし、右足先を外に回し出す。

右手を胸前から上へ右へと伸ばして回す。

左拳は下へ左へと伸ばして回す。右拳を見る。

図42

動きを止めずに、両足の前足裏を軸に、右後方へと体を180度回す。

右手は下へ後ろへと振り回し、左手は上へ前へと、体の回転にしたがって動かす。

図43

そのまま両足でかがんで歇歩を作る。

左手は体が低くなるのにしたがって、押さえつけるように振り下ろす。拳心は上向きで、腕はやや曲げる。

右手は伸ばして上に持ち上げる。左拳を見る。

要点

手を回す動作は、連貫させて完成させ、立円を描く。

歇歩は完全にかがめて交差させ、左足の腿とはぎをぴったりとくっつけ、臀部を左ふくらはぎの外側につける。

膝関節は右ふくらはぎの外側にあり、かかとを上げる。

右足先は外側に回し出し、足裏全部を着地する。

覚書)

図40~41

このままでは広いので、右足を少し寄せる。

体が右に回る時に、自然に寄せる。

回す時には手首を曲げない。全体が一本の棒になったように大きく縦に回す。

できれば上に立ち上がらないようにする。

図42~43

両腿を合わせる。その後そのまま下に沈む。

図43

右腕は真後ろに。

左拳は下に打ち下ろす感じで。

左拳の甲で打っているので、左肘は少し曲げ、右手は伸ばす。

かがんだ時、右足はあまり寝せないように、膝を立てる。

左足の上に座っているが、左足は地面からわずかに離れている。

相手の斜め右からの攻撃を、ぎりぎりのところでよけているところ。

体を右にひねる。

 

2017-11-23 12:19:57.0 覚書(初級長拳3路)8

13馬歩撃掌

図30

右足を足先を外に向け、重心をやや高くしながら右へと移す。

左掌は拳に変え、腰横に引く。

右掌は下向きから外に向けて、つかむような手にする。

図31

左足を前に一歩踏み出し、右足を軸に、右後方へ180度体を回す。両足を曲げて馬歩を作る。

左掌は右手の上から立掌にして左横へと打ち出す。

右掌は拳に変え、腰横に引く。左掌を見る。

要点

右手をつかむ手にする時、まず腕をやや内旋させ、手首を伸ばし、手のひらを下へ外へと回す。

続いて腕を外旋し、掌心を下から上へとひるがえし、同時につかむように拳に握る。

拳を腰に引くのと、掌で打つ動作は同時にする。

覚書)

図30

他)右足はかかとのままではなく、すぐに足の裏を着ける。

図31

馬歩なので体の向き北。

右手で相手の手をつかんで引き込みながら左拳で打っているところなので、30は途中の動作。

左手は前、右肘は後ろへ引く。

左手は右前腕内側を擦るような感じで出していく。

前に打ったり押し出したりするのは、必ず腰から出る。

他)右肘内側から押し出す。(左拳を)右袖に隠して敵に見えないようにという意味がある。

 

14叉歩双擺掌

図32

重心をやや右に移し、同時に両掌を下へ右へと回す。指先は上を向き、右掌を見る。

図33

右足を左足の後ろに交差するように出し、足先を着く。

両手を引き続き右から上へ左へと回し、体の左横に止める。

両手は立掌で、右掌は左手の肘のくぼんだところ。

目は両掌が回るのを追う。

要点

両手は立円を描き、大きく振る。手の回しと後ろへの足の交差は動きを一致させる。

 

15弓歩撃掌

図34

両足はそのままで、左掌を腰横へ引き、掌心は上に向ける。

右掌は上へ右へと弧を描き、掌心は下に向ける。

図35

左足を後ろへ一歩引き、右弓歩となる。

右掌は下へ後ろへと伸ばすように振り、かぎ手にする。かぎ手は上向き。

左掌は立掌にして前へ押し出す。左掌を見る。

覚書)

図31~32

ここは蹴ってきた相手の足を、手の甲で受けているところなので、手の形はしっかり作る。

図32

右手は真横。

図32~33

手は上から打ち下ろす。

図33

指を立てる。

右かかとの向きに注意。外側に回さない。相手の足を踏みつけている意味もある。

右足の位置に注意。かなり後ろ。体がかなりねじれる。

蹴ってきて、次に拳で打ってきたのを受けているところ。右手は相手の手を上から押さえ、左手は顔などを打つ。

図33~34

右手は手のひら外向きで払う。

図34

右手下向き、左手上向き。

図34~35

右手は弧を描いてかぎ手に。真下を通る。

図35

右肘曲げない。両腕の高さ同じに。

他)右手で前を払うのと左手が腰に来るのが一緒。次に左足後ろ。

2017-11-10 20:08:42.0 覚書(初級長拳3路)7

11仆歩穿掌

図27

右足を曲げてしゃがみ、左足を左後方へ削り出して、左仆歩になる。右手は動かさない。

左掌は右胸前から下へ、左足の内側を通って、左足の甲に向かって突き出していく。目は左掌を追う。

 

12虚歩挑掌

図28

右足を伸ばし、重心を前・・左足へ移し、左弓歩にする。右掌はやや下に下がる。

左掌は重心が前に移るのにしたがって前方へ跳ね上げる。

図29

右足を左前方へ踏み出し、左足は半分かがめて右虚歩にする。体は足の踏み出しにしたがって左へ180度回る。

右足の踏み出しと同時に、左掌は前から上へ後方へと弧を描き、立掌となる。

右掌は後方から下へ前方上へと跳ね上げてきて、立掌となる。指先は目の高さ。右掌を見る。

要点

上歩は速く、虚歩は安定させる。

覚書) 

図26~27

左足は斜め後ろに出す。

図27

左手は体から離さない。

図27~28

左膝を曲げて体を前に押し出す。前傾する。

図28

左手は前から上へたてに回す。真上に上がった時、右膝を持ち上げる。

図29

両腕は180度開く。後ろの手はやや曲げ、前の手より少し高い。

右手を立てる時は、手首の内側を曲げる。右つま先はそのままでも、やや近くに置き直してもよい。

足の向きはほぼ真っ直ぐだが、右つま先はやや斜め。

29の右掌は下から突き上げる手。押す手と区別する。手のひらが前を向くのは誤り。横向き。

29の左手は18で飛んで後ろへ押した時の手と同じ。 

 

2017-10-29 11:21:09.0 覚書(初級長拳3路)6

9虚歩栽拳

図23

右足を地面を突っ張るように持ち上げ、膝を高く上げる。

左足を伸ばし、足先裏を軸にして、右後方へ180度体を回す。

右掌は左胸前から下へ、右腿の外側を経て、後方へ弧を描き、かぎ手にする。

左手は体が回るのにしたがって掌を外旋させ、掌心を右に向ける。右手を見る。

図24

右足を右に下ろし、重心を移して、体を落として左虚歩になる。

左掌は拳にして左膝の上に下ろす。拳眼は内側に向け、拳心は後ろへ向ける。

右かぎ手は拳に変え、肘を曲げて頭の右上方に構える。拳心は前向き、左を見る。 

覚書)

図23

左手は伸ばす。右手は後ろへ振る勢いをつけるためのかぎ手なので、(かぎ手に)しなくてもよい。

腰を回す。手だけで回さない。

左足はつま先で回る。よけているところ。

右足は45度後方・・斜め後ろへ。真っ直ぐ後ろだと体が回らない。

相手が右膝の外側から攻撃してきたのを、体を右に回しながら右に払う。

図24

拳を落とす時、左肩を下げない。体全体を下に沈める。

左拳は足につけてもよい。左手首を曲げない。左掌心は南、右掌心は北に向いている。

虚歩になるのと、右拳で打つのと、左拳を落とすのが同時。

左手で相手の手首をつかんで下へ引き落とし、前のめりになった相手の顔を右拳で打つ。

他)右拳つむじの上。

 

10提膝穿掌

図25

右足をやや伸ばす。

右拳を掌に変えて腰横へ引き、掌心は上に向ける。

左拳を掌に変え、下から左へ上へと弧を描き、上からかぶせるように頭の上まで持ってくる。掌心は前向き。

図26

右足を伸ばし、左膝を曲げて高く持ち上げる。足先は中に入れる。

右掌は腰横から左手の内側を経て、右前方上へと突き出す。掌心は上向き。

左掌は右胸前に引き、立掌にする。右掌を見る。

要点

軸足と右手は十分に伸ばす。

覚書)

図24~25

右手を腰に引いてくる。体を大きく右へ回す。

図25

左手は相手の手を上から押さえ込んでいる。かぶせるように。

体が右に回り、左手が顔前に下りてくる。掌の小指側に意識。

図26

右手で刺すので、左手はやや後ろへ引く。

左膝の向きは真後ろ(北)。右手を腰のところへ持ってくる時(24~25)、右手で突き出すところ(26)、いずれも真東、斜めにしてはいけない。