
図158 図159 図160
34)歇歩擒打
門)
159~160は形意拳の動き。
図159
左手横向き、右拳は腰の横。
李)
図158
左肘が正面に来る。右手は内旋、続いて外旋、拳で下してくる。左手は掌。
図159
左手はかぶせるように(相手の手を押さえ込む)。
図160
全部座り込んではいけない(長拳になる)。
かかとと尻が少し離れている。重心は真ん中に置く。方向真っ直ぐ。
全)
図159~160
右膝を持ち上げ、かかとから踏み込む。
図160
膝を立てる(寝せない)。左膝下を向かない。
中)
図158
左手は足と同じ方向に。
図159
右つま先中に入れてよい。
図160
左足の上に座る。

図161 図162 図163
35)穿掌下勢
門)
ここは二機の飛行機が全く同じに飛んでいるように、同じ間合い、向きを保つ。
李)
穿は着るという意味。体のごく近くを通ること。
例・・仆歩の、足に沿って突き出す手。孫式の搬欄捶の、進んでいく時の、上の手の下から突き出していく手。擺蓮で回る時の、腕の下を通って突き出していく手。八卦掌の時の、体に沿って下へ突き出していく手など。
図160~161
手が横向きで立ち上がる。
図161
手は頭の上を通ってはいけない。途中の動作なので、力を入れて振り回してはいけない。
左足は床から離れている。
図163
呉式の下勢は両手を使う。楊式だと右手はかぎ手になる。穿掌。
全)
図162
両手の向きを揃える。左手の動きは24式と同じ。
図162~163
指先は下に向けるが、手首を折らない。
指先はいつまでも下へ向けていないで、先へ先へと送り込む。
下に下ろす時は、手のひらが自分の方・・正面(南)を向く。下ろしながらだんだん手のひらが向かい合う呉式の形を取る。
中)
図160~161
手のひら外向きにして立ち上がっていく時に、右つま先を外へ回し出す。
図161
手は肩幅。肩の高さで横へ。
図162
左足を出した時点で、両手がこの位置にあること。動きは速め。
右膝と右つま先同じ方向。この後両手を下に下ろす。