
55上歩転身 56横襠歩穿剣 57弓歩穿剣 58並歩帯剣

59提膝提剣 60分脚後点
21)分脚後点
図54~56
全)左足を斜め前方へかかとで踏み出す。左つま先を中に入れ、重心かける。右かかとをずらして真っ直ぐに、右虚歩になる。右足後ろへつま先から着地、剣もついていく。
図55
中)股関節ゆるめる。
李)体真っ直ぐ、お尻出さない。
図56
李)横襠歩。仆歩にしてはいけない。
図56~57
全)両手は肩の高さで前後に分け開く。弓歩。
図57~58
中)軌跡がぶれないよう、立円を描く。重心右のまま左足寄せる。
全)右手と体との間隔を狭くしない。
図58
中)左腰のところで剣先立てる。
李)並歩。体の近くを通る。止めない。体真っ直ぐ。
全)この時点で体を安定させる。
図58~59
李)(剣を上げていく時)肩を右に回す。左手が剣の真下を通るのは危ないので、やや間をあける。
丁)剣指が下へ行くと言うより、剣の方を持ち上げる。
全)腕を上へやるのではなく、右肘を後ろへ引く。
図59
中)剣は右膝の内側にある。左手のひら外向き、指は下。刃は自分の方へ向く。
図59~60
中)剣指は前からではなく、体の横から上げる。剣指と剣先の間隔を保つ。
全)59では体は前を向いている。その後少し体を右へ回してから点剣。前を向いたまま点剣をしてはいけない。
点剣はあまり大きくしない。一度下げてから手首を上げるなどしなくてよい。遠くへやるイメージで。
図60
全)右分脚は独立跨虎のような形にせず、真っ直ぐに上げる。左つま先はあまり外には向いていない。
※
中)55~60は腕を伸ばしたままで行なう。腕がゆるむと剣の軌跡がぶれて、うまく分脚まで行かない。
全)右膝は左胸に向かって上げる。59から60にかけては、右膝から下と、両手が動くだけ。