春香会ブログ

2016-07-18 09:42:47.0 覚書(陳式規定)5

  36 37転体変拳     38転体横撃  39划弧翻拳  40転体横撃

 

6)搬欄捶

 

図36

かぎ手を開き、右手を正面に持ってくる。

図36~37

両手を拳にして右下へ。右拳上向き、左拳下向き。

図37~38

更に後ろから、肘から下で横に振る。左拳上向き、右拳下向き。振る時は高くしない。

腕の振りに腰がついていってしまわない。体の中で(右への)戻しがある。

図39

拳を引っくり返し、左下へ。右拳上向き、左拳下向き。

図40

右拳上向き、左拳下向きのまま右へ振る。

体の中で(左への)戻しがある。

 

体の前に肘があり、肘の位置を動かさない。肘が体から離れてしまわない。最後の最後に拳を肘から下で振る。

振る前に更に腰を回し、振った後は戻しがある。足(の位置)は動かさない。

横に撃つ時、重心が高くなって上体が起きてしまいがちなので、膝を曲げ、重心を低くし、平行に移動させる。

一回目は拳を引っくり返しながら振るが、二回目は引っくり返さずそのまま振る。

拳が上向きになっている時は手首を曲げる。手首から甲が真っ直ぐだと拳が自由に動かない。

 

右拳の動き一回目

1正面(掌)←単鞭(かぎ手)

    ↘

2右下に下げる 上向きの拳

     ←

3更に後ろから下向きにしながら左へ振る

二回目

     ↷

2上向きにする

     ↙

2左下へ

    →

3更に後ろから上向きのまま右へ振る

 

2016-06-21 10:52:24.0 覚書(陳式規定)4

 

28転体推収 29転身提勾 30、31屈膝擦脚    32~35馬歩立掌

 

 

 

5)左単鞭

図28

左膝が少し右に回る。

図29

右手は手の甲から出ていく。かぎ手は人差し指と親指をつける。

図30

進行方向を向く。

図32

重心左、左つま先下ろした時、斜め。

図33

重心ほぼ真ん中。

図35

左偏馬歩。重心左、左つま先斜め。重心を移していく時、右つま先中へ入れ、ほぼ正面に向く。右膝を立てる(膝がつぶれないように)。

 

28から29、手で回さない。腰を後ろに引くことを考える。

左手下向きで上、右手上向き、下で向かい合う。その後、左手下で上向き、右手が左手の上を通ってかぎ手。相手の肘と手首を取っているので、その間隔。

32から33は少し早めに、34から35はゆっくり。

33では重心を全部右足に移さないこと。腰を右に回しているだけ。上体が左右に振れてはいけない。

重心の移動は背中側を意識する。

 

2016-06-11 10:19:24.0 覚書(陳式規定)3

 

 

 

    19 20転体旋腕      21~23下捋掤擠

 

 

 

 

    24 25掤刁上托     26 27虚歩双按

 

4)右六封四閉

図19

重心左、左手は親指を軸に回す。

右手は左へ小さく、それから大きく回す。

図20

重心右、左手は肘を前に出すようにするとよく回る。

両手は同じ動きをする。親指が外側に回ってくる外旋。

図21

重心左、右手を寄せる時、脇がしまらないよう腕は曲げる。

図22~23

両手を回そうとすると腕が上がってしまうので、腰を右に回す(右腰を後ろに引く)。

図23

両手で右へ押し出す時、重心も右足へ。

図24

両手を下に下げて、腰を右に回す。

図25

重心左、下から上に持ち上げる。やや間隔広め。左手の方が上にある。

図26

両手首の横、左を向く。

図27

右腰で当たる。左膝の向きに注意(つま先と同じ方向)。

 

24から25は、左手は後ろ(左)に引き、右手は上に引き上げる。両手で上へ動かしても相手の手を引き上げることはできない。

26から27は1・・両手首の横で肘は開いている、2・・首の前で肘は下に下げる、3・・そのまま肘を伸ばして斜め下へ押していく(肘を開いたままで押さないこと)。

下に押す時、手が速くて足が遅いとか、足が速くて手が遅いことがないように。上体を右に回した後、両手の按と左足を寄せるのが一緒。

 

 

 

 

2016-06-05 10:42:07.0 覚書(陳式規定)2

 

12左転托拳13 14分掌划弧  15 16擦脚合臂     17 18馬歩立掌

 

3)攬扎衣

図12

ここまで右手は拳。小さく右へ回してから大きく左へ。体の中で回すつもりで。

図13

ここまでで一回転。拳を開き、少し前に押す。その後少し下に下げ、交差を深くしてから分ける。手は下向き。

図14

右に腰を回す。

図15

右膝を上げる時は右肘に近づける感じで。

図16

手のひら内向き、右膝立てる。

重心は両手を分ける時に右足、合わせる時に左足。

足を踏み出す時は、必ずそちらの方向を見る。

肩、肘、手の順で当たる意識。

図17

左つま先が斜めになっていたら、つま先を入れて正面に向ける。右つま先は斜め。

図18

左肘は後ろへ引き、右手は前に送り出すようにすると、大きく見える。

両膝は上に乗られても大丈夫なくらいしっかりと。

左足は伸ばし(股や膝を後ろへ引く)、膝を立てる。

左手上向き。

 

17から18にかけて右手を回すのと左手がおなかに下りるのが協調せず、右手が回った後で左手が腹前に下りてしまうことがある。あるいは右手を回すのと下半身の重心移動とが協調せず、手だけ動いて重心が動かなかったり、移動が不十分だったりする。一つの動作の中で、どこかが動かないということはない。全部協調させて動く。右手の回しと下半身の重心移動を協調一致させ、定式では右偏馬歩。

 

2016-06-02 13:23:48.0 覚書(陳式規定)1

陳式規定

全体の注意点

手を動かす時に、肩を動かさない。例えば手を上げる時に肩を上げない。肩が上がってると言われたら、肩を下げるのではなく、その状態で(体の中で)沈めること。肩が下がってもいけない。

肘と膝を合わせる。合わせた中でしか動けないので、動作が決まってくる。動作を大きくしたい時は、体ごと回す。

陳式の緩急は手ではなく、腰の動きでつける。すべての動作は腰がまず動く。

重心移動はただ横に行くのではなく、股関節で小さく8の字を描く。手と同じように足も外旋、内旋する。

指は親指と小指が向かい合う。内側に曲げない。外に開き過ぎない。

 

 

 

                3 4転体掤捋     5転身右捋  6 7擦脚平推

 

 8 9虚歩撩掌 10挙拳提膝 11震脚砸拳

 

1)起式

図2

両手で押すように。力が抜けていてはいけない。

 

2)右金剛搗碓

図4

右手は左手より体の近く(内側)にある。

図5

指先前方(南)、重心左。右つま先60度、体の方向45度。

図6

左足を持ち上げた時、両手をやや(体に)近づけ、左足を出す時(図7)に少し外へ押し出す。

図7

腰が右に回り、両手も右に。右手を見る。指先やや斜め後ろ、左足はかかとでつま先中。

図8

右手は右膝の上、指先後ろ。左肘を前に、体を座らせ、左つま先前方。

図9

左手は8から9にかけてパッと小さくはらい、右腕中央部に添える。右手は寄せてきたら拳にしてすぐ上げる。

図10

右肘を上げる。拳は鼻の高さ。相手のあごを打っているので、拳を自分に近づけすぎない。左手はおなかの前。

図11

右足を下ろした時、立ち上がらない。重心は左足に7分、右足に3分。

 

足を削り出した時(図7)は、両手で右前方を押す。

手を合わせるのと虚歩になるのが一緒(図9)。

右拳を打ち下ろすのと震脚が一緒(図11)。

 

2016-05-30 10:09:01.0 覚書(練功18法後段)13

 

17)転腰腑仰(腰を回し、前後に倒す)

 

準備

足は肩幅。両手は拳にして腰に上向きで構える。

号令1

拳を開きながら両手を上へ、虎口を向かい合わせる。上を見る。

左手を見ながら両手を分けて下ろし、手のひらを背中(へその裏側、腎のツボ)へ当てる。指先下。前を見る。

上体を90度左へ回す。

上体を90度右へ回す。

前を向く。

上体を前へ倒す。

上体を後ろへ倒す。

元の姿勢に戻る。

1と同じ。

右手を見ながら両手を分けて下ろし、手のひらを背中へ当てる。指先下。前を見る。

上体を90度右へ回す。

上体を90度左へ回す。

5~8

一回目と同じ。

 

下半身が上体の動きにつられないように。上体の左右の回しで膝が中へ入ったり、前後の動きで膝が曲がらないように。

前に倒す時は頭はできるだけ遠くを通る。腰を後ろに突き出し、肘を後ろに、膝の裏を伸ばす。首を下に曲げない。

6から7にかけて上体を起こしていく時に、背中を丸めない。頭から上げていく。おなかから上げると、体がゆるんでしまう。

7の時は腹側を伸ばす。両手をつっかい棒にして、首からおなかにかけて、皮を伸ばすような感じ。おなかを突き出すと、皮が伸びない。

3から4にかけて、6から7にかけて動作を止めない。

 

 

18)展臂舒胸(腕を広げ、胸を張る)

 

準備

足は肩幅。

号令1

おなかの前で左手を上にして交差し、上に上げて開き、つま先立ちになる。上を見る。

左手を上にして交差するように両手を下ろす。かかとを下ろし、前を見る。

おなかの前で右手を上にして交差し、上に上げて開き、つま先立ちになる。上を見る。

右手を上にして交差するように両手を下ろす。かかとを下ろし、前を見る。

5~6

1~2と同じ。

7~8

3~4と同じ。

 

左足を寄せて終わる。

 

上に伸びるのが目的なので、両手は開き過ぎない。

かかとを上げた時、ぴょんと飛び上がらない。じわ~っと伸ばす。足の指で地面をつかむ。

 

2016-05-29 11:14:26.0 覚書(練功18法後段)12

 

16)托掌提膝(天を支え、膝を上げる)

 

準備

足を閉じ、両手は拳にして上向きで腰に構える。

号令1

重心を左足に移して右膝を上げる。

同時に左拳を開きながら上に上げる。手のひらを上に向け、虎口の間から天井を見る。

右手は拳を開きながら下へ押さえ下ろす。指先は前に向ける。

元の姿勢に戻る。

重心を右足に移して左膝を上げる。

同時に右手は上に、左手は下に。

元の姿勢に戻る。

5~6

1~2と同じ。

7~8

3~4と同じ。

 

膝を上げた時、つま先は自然に垂らす。

バランスを取るのが難しい動作なので、あまり無理をしないこと。

上に支え上げた手と、下に押さえた手、両方向に引き合う。

手は腰から直接上に上がっていく。太極拳のように中央に持ってきたりしない。

上の手は親指が内側に四本指が後ろに向くやり方と、親指が前方に四本指が内側に向くやり方がある。どちらにしても虎口はしっかり開く。

 

2016-05-28 09:21:23.0 覚書(練功18法後段)11

 

 

15)梳頭転腰(髪をとき、腰を回す)

 

準備

足は肩幅。

号令1

右手の四本指で髪の生え際を押さえ、左手は肘を曲げて甲を背中につける。

上体を90度左へ回し、右手四本指を頭頂部から後頭部へ髪をすくように移動させる。

左右の風池を横に四回かく。

前を向いて、中指で率谷を四回もむ。

中指で太陽を四回もみ、元の姿勢に戻る。

左手の四本指で髪の生え際を押さえ、右手は肘を曲げて甲を背中につける。

上体を90度右に回し、右手四本指を頭頂部から後頭部へ髪をすくように移動させる。

左右の風池を横に四回かく。

前を向いて、中指で率谷を四回もむ。

中指で太陽を四回もみ、元の姿勢に戻る。

 

四本指が髪の生え際にある時、手のひらの付け根は頭のてっぺんにつける。

上体を90度回した時、顔は真後ろを向く。下半身が上半身につられて回らないように。

 

2016-05-27 19:57:04.0 覚書(練功18法後段)10

 

中脘(ちゅうかん):みぞおちとへその中間

気海(きかい):へその、指二本分下

関元(かんげん):へそと恥骨の距離を五等分したとして、へそから五分の三の位置。

 

14)按摩胸腹(腹部、胸部のマッサージ)

 

準備

足は肩幅。右手のひらを上腹部に当てる。その上に左手のひらを重ねる(13のツボ押しの時と位置は同じ)。

号令1~8 

最初は時計回りに小さく四回、次に大きく円を描いて四回マッサージする。

号令2、2、3~8

次に逆時計回りに大きく円を描き四回、小さく四回マッサージする。

号令1につき、一回回す。

 

みぞおちに手のひらを当てて、中へ押し込むようにマッサージする。

小さく回すと言っても、位置をずらさないまま回す。

手が上に向かう時は息を吸い、下に向かう時は息を吐く。

肘を張り、体は揺らさない。

時計回りにというのは、自分から見て。大きな円の場合、上腹部→左肋骨下部→下腹部→右肋骨下部→上腹部の順。

 

2016-05-16 21:41:14.0 覚書(練功18法後段)9

13)摩面揉谷(顔をさすり、ツボをもむ)

準備

足は肩幅。

号令1~4

両手の中指で地倉、迎香、鼻通、晴明をすり上げる。晴明は四回もむ。

攅竹、印堂を経て、人差し指、中指、薬指の三本で陽白、太陽へ。

太陽は中指で四回もむ。

両手のひらで顔をなで下ろす。人差し指が耳門、聴宮、聴会、頬車を通る。

号令5~8

両手の中指で地倉、迎香、鼻通、晴明、攅竹、印堂を経て髪際まで押す。

四本指で上星、百会、親指で太陽、率谷、風池を押す。風池は四回もむ。

指を揃えて両手を左右に分け、風池を通って耳の後ろへ。ひだになっているところを下から上へ中指で四回もむ。

耳を前に倒すようにしながら元に戻る。

 

最初は中指の腹で強く押しながら上へ(指圧)、眉の上あたりは指先(鍼)、こめかみをもむ時は肘を上げて刺すように、その後耳の内側から手のひらで下になで下ろす。 

二回目は一回目と同じく指圧をしながら上がっていき、髪の生え際に。この時親指は太陽穴に当てる。四本指が頭の上に上がっていくにしたがって、親指は太陽穴から耳の上の率谷を通って風池にずれる。

 

地倉(ちそう):唇の横

迎香(げいこう):小鼻の横

鼻通(びつう)

晴明(せいめい):目の鼻側のややくぼんだところ

攅竹(さんちく):眉の生え際

印堂(いんどう):両眉の中間

陽白(ようはく):眉毛の真ん中(前を見た時の黒目の上)の少し上

太陽(たいよう):眉尻、目尻の中間やや後ろ、奥歯を噛みしめた時に動くところ、こめかみ

耳門(じもん)

聴宮(ちょうきゅう)

聴会(ちょうえ)

頬車(きょうしゃ)

髪際(はっさい)

上星(じょうせい)

百会(ひゃくえ)

風池(ふうち):後頭部髪の生え際のくぼみ

率谷(そっこく):耳の上部尖ったところの1センチ上

降圧溝(こうあつこう):耳の裏

睡眠穴(すいみんけつ):第二掌骨上部3分の1のところ

 

                    頬車↓

 

 

 

             百会↑

 

 

号令2、2、3、4

左手を上腹部に当て、右手の親指で睡眠穴をもむ。

号令5~8

右手を上腹部に当て、左手の親指で睡眠穴をもむ。

 

目を閉じる。

左右にもむのではなく、上下に。一つの号令で四回もむ。

 

睡眠穴:片方の手を拳にし、その人差し指の山の部分に、もう片方の手の親指の関節を当てる。拳を開いた時に、もう片方の手の親指の先端が当たるところ。