春香会ブログ

2017-01-09 13:09:32.0 42式剣用法

42式太極剣用法(42式太極剣競賽套路 闞桂香著より

               ※素人が訳したものです。誤訳等あるかもしれません。ご了承ください。

                   

 

1 起式

相手が剣で当方の左腰部に向かって刺しにきたとする。当方はすぐに左手に持った剣で、体の後方に相手の剣をはらいのけ、同時に前進して相手の喉を剣指で突く。

 

2 並歩点剣

相手が身を伏せて剣で当方の脛を撃ってくる。当方はすぐに剣でその手首をつつく。

 

3 弓歩斜削

相手が剣で右後方から当方の頭部を刺しにきたとする。当方はすぐ剣の前端親指側の刃で、相手の剣の下から頸部を斜めに削り上げる。

 

4 提膝劈剣

相手が剣で当方の頭部を刺しにきたとする。当方はすぐにその来た剣を剣身で引きつけ(帯)、すぐに立剣で相手の頭部に切り下ろす。

 

5 左弓歩攔

相手の剣が当方の左側下部を刺しにきたとする。当方はすぐに剣身の中部でその剣をさえぎる。

 

6 左虚歩撩

相手の剣が当方の右腰部を刺しにきたとする。当方は体を右に回して前進してかわした後、手首をあげて剣の小指側の刃で下から上に向かって相手の手首を切り上げる。

 

7 右弓歩撩

相手の剣が当方の左肋部を刺しにきたとする。当方は前進して左に体を回して剣をよけ、すぐに剣の小指側の刃で下から上へ相手の手首を切り上げる。

 

8 提膝捧剣

相手の剣が当方の胸部に向かって刺しにきたとする。当方は剣を両手で下から捧げ持ち、刺してこようとした相手の剣を上へ押し上げる。

 

9 蹬脚前刺

相手の剣が当方の胸部に向かって刺しにきたとする。当方は相手の剣を上から押さえつけてから、相手の喉を刺す。

 

10 跳歩平刺

当方が相手の喉に向かって突き刺しにいったのを、相手が低くなってかわし、当方の胸部を刺しにきたとする。当方はすぐに跳んで近づき、相手の剣を押さえつけ、前進していって相手の胸部を刺す。

 

11 転身下刺

 

12 弓歩平斬

相手の剣が当方の右腰部を刺しにきたとする。当方は右後方に体を回し、剣の親指側の刃で相手の腰部を切る。

 

13 弓歩崩剣

相手が剣で当方の右腰側か下部を刺しにきたとする。当方は左に体を回してその剣をかわし、右足を着いて腰を回して発勁し、剣の親指側の刃で相手の頸部か頭部を突きはらう。

 

14 歇歩圧剣

相手の剣が当方の左前方から腰下部を刺しにきたとする。当方は体を回し、剣で相手の刺してきた剣を下に押さえつける。

 

15 進歩絞剣

相手の剣が当方の手首を刺しにきたとする。当方は手首を沈めて避け、すぐ剣を右に向け、剣先で相手の手首を刺す。このように一攻一防で絞剣の動作は形成されている。

 

16 提膝上刺

相手の剣が当方の胸部を刺しにきたとする。当方は剣を右から相手の剣の上にまとわりつかせ、その剣にくっついて下に押さえ引き戻し(帯)、近づいていって相手の頭部を刺す。

 

17 虚歩下截

相手の剣が当方の右腿を刺しにきたとする。当方は右足を左に前進させてかわした後、すぐに剣で相手の手首を断ち切る。

 

18 右左平帯

相手の剣が当方の右胸部を刺しにきたとする。当方は剣を前に伸ばしてその剣にくっつけて右後方に平らに引き戻す。相手の剣が当方の左胸部を刺しにきたら、当方は剣を前に伸ばしてその剣にくっつけ、前進して左後方に平らに引き戻す。

 

19 弓歩劈剣

相手が剣で当方の右前方から刺してきたとする。当方はすぐに左弓歩にしながら身をかわし、剣を相手の頭部に振り下ろす。

 

20 丁歩托剣

相手が剣を当方の頭部に向かって振り下ろしてきたとする。当方はすばやく前進して身をかわし、同時に横剣で下から上に向かって剣身後部小指側の刃で相手の腕か手首を支え上げるように断ち切る(截)。

 

21 分脚後点

相手が剣で当方の後方から刺しにきたとする。当方は斜め後方に手を大きく振り回して相手の頭部をつつく。

 

22 仆歩穿剣

相手の剣が当方の胸部を刺しにきたとする。当方は左に身をかわし、同時に剣を相手の剣に密着させて左へ引き戻し(帯)、引き続き左仆歩で剣を下に下げて相手の剣をかわした後、立って重心を前へ移して相手に近づき、剣で相手の胸部を刺す。

 

23 蹬脚架剣

相手が剣で当方の頭部へ切り下ろして(劈)きたとする。当方は右に体を回し、同時に剣を相手の剣に密着させ、右へ、上へと支え上げる。続いてすぐに左足かかとで相手の腹部か胸部を蹴る。

 

24 提膝点剣

相手が右から体を伏せるように当方の右腿を剣で撃ってきたとする。当方はすぐに上から右前方下へ剣を大きく振り回して相手の頭部か手首をつつく。

 

25 仆歩横掃

相手が剣で当方の頭部を撃ってきたとする。当方は仆歩にして低くなってその剣をかわし、同時に前進して相手の腿部を剣でなぎはらう。

 

26 弓歩下截

相手が剣で当方の腹部を刺しにきたとする。当方は右手で剣を握り、手首を上げ、剣身を相手の剣にくっつけて左(右)に弧を描いてはじいた後、近づいて相手の腿部を剣で断ち切る。

 

27 弓歩下刺

相手が剣で当方の胸(腹)部を刺しにきたとする。当方はすぐ剣を密着させて押さえつけ、右へ引き戻し(帯)、近づいていって相手の腿部を下刺する。

 

28 右左雲抹

相手の剣が当方の喉を刺しにきたとする。当方は剣を相手の剣にくっつけて右(左)へ引きつけ(帯)、すぐに蓋歩で近づく。同時に雲剣で相手の右(左)側までまとわりつくように回し、相手の腰部か肋部をなでるように切る(抹)。

 

29 右弓歩劈

相手の剣が当方の右腿部を撃ってきたとする。当方は相手の剣を下から左後方へ引きつけ(帯)、前進すると見せておいて相手の頭部に剣で切り下ろす。

 

30 後挙腿架剣

相手が剣で左側から当方の頭部に向かって切り下ろして(劈)きたとする。当方はすぐに剣を上に支え上げてそれをさえぎり、同時に腿を後ろへ上げて相手の腹部か胯を蹴り上げる。

 

31 丁歩点剣

相手が剣で当方の左腰側を刺しにきたとする。当方は右に体を回してかわし、同時にかかとで着地して近づき、剣先で相手の手首をつつく。

 

32 馬歩推剣

相手が剣で当方の胸部を刺しにきたとする。当方は後退して右に体を回し、剣を立てて相手の剣に密着して右にひっかけ(挂)、次にその剣を大きく振って前進し、剣身で剣を握っている相手の手首を押し切る。

 

33 独立上托

相手が剣を当方の頭部に向かって切り下ろして(劈)きたとする。当方は真っ直ぐ片足で立ち、剣を相手の剣に密着させて上に支え上げる。

 

34 挂剣前点(進歩挂点)

相手の剣が当方の腿部を刺しにきたとする。当方は剣で左(右)へひっかけて引きつけ、同時に前進して近づき、剣で相手の頭部か手首をつつく。

 

35 歇歩崩剣

相手が剣で当方の右胸部を刺しにきたとする。当方は右に体を回してその剣をかわし、同時に歇歩にして手首を沈め、剣先で剣を握っている相手の手首を突く。

 

36 弓歩反刺

相手が剣で当方の右側へ撃ってきたとする。当方は体を斜めにして剣を引き寄せ、すぐ前進して近づき、相手の頭部を逆から刺す。

 

37 転身下刺

相手が剣で背後から当方の右腿を刺しにきたとする。当方は右腿を上げてその剣をかわし、引き続き右後方へ体を回し、一歩出して近づき、相手の膝か脛を刺す。

 

38 提膝提剣

相手が剣で左後方から当方の左腿を刺しにきたとする。当方は左腿を上げてかわした後、剣を上から弧を描いてまとわりつかせ、相手の右側を下から上へと剣を引き上げ、相手の手首を断ち切る(截)。

 

39 行歩穿剣

相手が剣で当方の胸部を刺しにきたとする。当方は左に足を下ろしてかわし、同時に相手の右側に剣を突き出し、剣先で剣を握っている相手の手首部分をひっかけて(挂)突く。

 

40 擺脚架剣

相手が剣を当方の頭に向かって振り下ろして(劈)きたとする。当方はすぐに右足を下ろしてかわし、剣で相手の剣を高く支え上げる。

 

41 弓歩直刺

相手が正面からきたとする。当方はすばやく一歩近づき、剣で相手の胸部を刺す。

 

42 収式

 

2015-01-15 12:57:11.0 用法(48式太極拳)

用法 (四十八式太極拳入門 門恵豊、宁震 編著より)

 

※素人が訳したものです。誤訳等あるかもしれません。ご了承ください。

                

起勢

1・・もし相手が正面から両手で当方の両手首をつかもうとしたなら、その勢いに乗じて両手を引き上げ、手首を高くさし上げ、腕を前にはり出し、相手を振りはらう。

2・・もし相手が両手で当方の腹部を打ってきたなら、当方はすぐ両手で相手の両腕を下に押さえつける。采勁を用いて相手のかかとを浮かせ、体を前傾させ、重心を失わせる。

 

1 白鶴亮翅

もし相手が正面から両手別々に当方の両手首をつかんで、下に押さえつけようとしたなら、当方は左腕は肘を曲げて上にはらい上げ、右腕は肘を曲げて下に沈めて外旋させ、体をやや左に回して相手の力を分散させ、効果をなくさせてほどく。相手の重心が不安定になっている時に、当方は左手で相手の右手首をつかんで下へ引きおろし、右腕は相手の右腋の下にさし入れ、右に体を回して右上方に腕を挙げ、挒勁で相手をとばす。(挒・・横に押しやる)

 

2 左摟膝拗歩

1・・もし相手が左手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は右腕を左に向けてかぶせるようにし、肘で相手の腕をさえぎり押さえる。

2・・もし相手がさらに脚で当方の股間を蹴ってきたなら、当方は左手で左へ向かってその脚をはらいのけ、同時に足を踏み出して前進し、右掌で相手の胸部を打ち、後ろへ転倒させる。(脚・・足首から指先まで)

 

3 左単鞭

1・・もし相手が左手で右側から当方の右肩をつかみにきたなら、当方は右に体を回し、右腕と肘を大きく回して振りほどく。もし相手がさらに右掌で当方の胸部を打ってきたなら、当方は含胸にして、左手を相手の手首に粘らせてとり、右手は相手の右腕の下にさし入れ、肘を曲げて立て、前腕を内旋させて後方上へ相手の腕をひっかけて挙げる。そうやって重心を不安定にしておいて相手を飛ばす。あるいは掌を、物をつまむように曲げて、相手の顔面を打つ。

2・・もし相手が左手で当方の左側から打ってきたなら、当方は左に体を回して左足を踏み出す。左腕は肘を曲げて立て、前腕を左へ相手の腕をさえぎるように回し出し、掌で相手の左肩か顔面を押す。

 

4 左琵琶勢

1・・もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は左手は下に向けて相手の手首に粘らせてとり、右掌で相手の頸部を横にたたききる。

2・・もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は含胸にして後ろへ座り、左手は右に向かって相手の肘に粘らせ、右手は左に向かって相手の手首に粘らせ、両手の左右からの合力で、相手の腕をへし折るように肘関節をきめる。同時に左脚で相手のすねを蹴るか、かかとで前脚の甲を踏みつける。

 

5 捋擠勢

1・・もし相手が左手で当方の左手首をきつく握ったなら、当方は左腕は肘を沈めて後方へ外旋させて戻し、体に(相手の手を)近づける。同時に右掌は左手の動きにともなって右前方に向かって出し、相手の頸を横にたたききる。

2・・もし相手が左手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は右手は相手の腕に粘らせ、左手は手首に粘らせて後方下へと腕を引き込み、相手を前に倒れさせる。もし相手が後ろへ戻ろうとしたならば、その勢いに乗じて足を踏み出し、右腕(左手で補助する)を相手の体にぴったりとくっつけて押し出す。相手の腕も押さえつけておいてとばす。これが右捋擠勢。

 

6 左搬攔捶

1・・もし相手が手で当方の右手首をきつく握ったなら、当方は体を後ろへ座らせ、右腕は肘を沈めて外旋し、後ろへ戻し、体に(相手の手を)近づける。同時に左掌は右手の動きに伴って相手の顔面を横に打つ。

2・・もし相手が左手で当方の右胸を打ってきた時は、当方は右掌で上から下へ向かって相手の腕をはらい押さえ、同時に左腕は肘を曲げて拳にし、拳背で相手の顔面を上からかぶせるようにして打つ(これが搬捶)。

3・・もし相手が左手で当方の胸部を打ってきた時は、当方は右手で左に向かって相手の腕をさえぎり、同時に一歩踏み出し、左拳で相手の肋部を打つ(これが攔捶)。(肋・・あばら)

 

7 左掤捋擠按

1・・もし相手が右手で当方の左前腕を押してきたなら、当方は左腕を戻してその力を無にしておいて、すぐに相手を掤ではらい出す。

2・・もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は逆らわずに左手を相手の肘に、右手を手首に粘らせ、後方下へ向かって相手の腕を引き込み、相手の力を分散させて重心を失わせ、前に倒れさせる。もし相手が体を寄せてきたなら、当方はその勢いに従って左前腕を横にして(右手で補助する)、相手の体にぴったりとくっつけて押し出す。

3・・もし相手が当方の体に接近して、両腕で当方の胸部を押そうとした時は、当方は含胸にして体を後ろへ座らせ、両手で相手の腕を押さえつけて、その力を失わせる。当方は相手の動き(押さえつけられたので後ろへ退こうとする)に逆らわずに前進して、(相手の)力を利用して前方上へとばす。

 

8 斜身靠

1・・もし相手が右手で右から当方の肩・腕を打ってきたなら、当方は右腕を右に向かって、相手の腕をさえぎるように開く。

2・・もし相手が左手で当方の胸(腹)部を打ってきた時は、当方は左に体を回し、右手を相手の腕に粘らせ、相手の動きに逆らわずに左へ引き込む。同時に右足を一歩踏み出し、肘で突くか、右肩腕で相手に靠であたる。

 

9 肘底捶

1・・もし相手が左手で当方の胸を打ってきたなら、当方は右手で相手の手首をとって押さえ、左腕を相手の腕の下にさし入れ、足を踏み出して体を左に回し、左腕を左上に挙げる。両腕の合力で相手の腕を引っくり返すか、あるいは相手にまとわりつくように引っ張り回して投げ倒す。

2・・もし相手が右手で当方の左肋を打ってきたなら、当方は左に体を回し、左手で左下へ向かって相手の手首を引きおろし、同時に右手では横にはりとばすようにして(挒)、相手の頸部を掌で打つ。

3・・もし相手が左手で当方の胸(腹)部を打ってきたなら、当方は右手で相手の腕を下に押さえ、左掌で相手の下あごを上へ押し上げるようにして打つ。右手は握って拳にして力を蓄え、左肘の下に置いて防護し、打ち出そうとしている。同時に左脚を上げて相手のすねを蹴るか、あるいは脚の甲を踏みつける。

 

10 倒巻肱

もし相手が右手で当方の左手首か前腕をきつく握ったなら、当方は左腕を外旋して手のひらを上に向け、肘を沈め、股を縮めて左足を後ろへさげ、相手を前に倒れさせる。その勢いに乗じて当方は右掌を戻して、相手の顔面か胸を打つ。これが倒巻肱。

転身推掌

もし相手が手、あるいは右脚で当方の左肋あるいは腰部を打ってきたなら、当方は左に体を回し、左手で右から左へ相手の腕(あるいは脚)を大きくはらい、左足をかかとで踏み出し、右掌で相手の胸部を押す。これが左摟推掌。

 

11 転身推掌

 

12 右琵琶勢

 

13 摟膝栽捶

1・・もし相手が左手で当方の腹部を打ってきたなら、当方は左手を相手の手首に、右手を肘に粘らせ、両手で後方下へと相手の腕を引き込む。もし相手が後ろへ振り切って逃れようとしたなら、当方は前進して相手に近づき、右腕で相手をはらい上げて押す(掤・擠)。

2・・もし相手が左脚で当方の右肋を蹴ろうとするなら、当方は右手を右に大きく回して相手の脚をはらいのけ、同時に前進して左拳で相手の下腹を打つ。

 

14 白蛇吐信

1・・もし相手が後方から当方を襲い、手で肩あるいは首をつかみにきたなら、当方はさっと左後方へ振り向き、まず左肘で後ろを強く打ち、相手の勢いをそぎ、後ろへ退かせる。当方は左に振り向いて相手の顔面を拳背で打ち、続いて右掌で相手の胸部を押す。これが転身白蛇吐信。

2・・もし相手が当方の右手首をきつく握った時は、当方は肘を下に沈め、手首を外旋させてはずし、相手を前に倒れさせる。その勢いに乗じて左掌で相手の顔面をたたくか、のどを突く。同時に左脚で相手の前足のすねを横に踏みつける。これが左白蛇吐信。

 

15 拍脚伏虎

1・・もし相手が右拳で当方の胸を打ってきたなら(あるいは右脚で当方の腹部を蹴ってきたなら)、当方は左足を踏み出し、左手で左下に向かって相手の腕、あるいは脚をはらいのけ、同時に右脚で相手の股間を蹴り、右手で顔面をたたく。

2・・もし相手が左手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は左手を相手の手首に、右手を左肘に粘らせ、左後方下へと引き込む。同時に右脚を左へ蓋歩で置き、相手を前へ引き倒す。その勢いに乗じて左足を踏み出し、左手をゆるめて拳に変え、相手の頭部を横から打つ。これが拍脚伏虎左勢。

 

16 左撇身捶

もし相手が左手で当方の胸部あるいは顔面を打ってきたなら、当方は右手で左に向かって相手の腕をさえぎる。もし相手がさらに右拳で当方の腹部を打ってきたなら、当方は左手を相手の肘に、右手は手首に粘らせ、右後方下へ引き込み、相手を前に倒れさせる。もし相手が後方へ振り切って逃れようとしたなら、当方は左腕は肘を曲げ、上から前へと前腕を振り回し、拳背で相手の顔面にかぶせるように打つ。右手は左腕を補助する。

 

17 穿拳下勢

1・・もし相手が左手で当方の顔面を打ってきたなら、当方は左手で受けて上に支え上げ、同時に相手の手首に粘着させて左へ平らに導く。同時に右手を横にして、掌で相手の肋部を打つ。

2・・もし相手が右手で当方の右手首をつかんだ時は、当方は右腕は肘を曲げて下に沈め、左手は右前腕にぴったりとくっつけて外側から上に上げ、両腕の挫勁ではずす。これにともない、左手で相手の手首をつかみ、上へ左へと引き込み、同時に右足は仆歩にしてしゃがみ、右拳と腕で相手の股間を打ち上げる。(挫・・くじく)

 

18 独立撑掌

もし相手が左手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は右手を相手の手首に粘らせ、下に向かって沈め下ろす。相手がさらに右手で当方の顔面を打ってきたなら、当方は左手で相手の右腕を上にさし上げ、これにともない左膝を上げて膝頭で相手の股間か下腹を突く。これが右独立撑掌。

 

19 右単鞭

1・・もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は右手を相手の手首に、左手を肘に粘らせ、両手で後方下へ相手の腕を引き込む。もし相手が後方に退き、振り切って逃れようとしたなら、当方は相手の動きに従って体を近づけ、左腕の掤で相手を打つ。

2・・もし相手が右掌で当方の頬を打ってきたなら、当方は左腕で外に向かって相手の腕をさえぎり止め、続いて左掌で相手の顔面をたたく、あるいは物をつまむように曲げて打つ。

3・・もし相手が右手で当方の右側から打ってきたなら、当方は右に体を回し、右足を踏み出す。右腕で右に向かって相手の腕をさえぎり、右掌で相手の右肩、あるいは顔面を押し打つ。

 

20 右雲手

もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は右前腕で相手の腕を回しながらさえぎり、その勢いに乗じて右掌で相手の右肩の背中側を押す。他に、もし相手が右手で当方の顔面を打ってきたなら、当方は右手を相手の手首に粘らせてつかみ、右後方へ向かって引き込み、その勢いに乗じて左手で相手の右肩の背中側を押して重心を失わせる。これが右の雲手。

 

21 右左分鬃

もし相手が左手で当方の左胸部を打ってきたなら、当方は左に体を回してその手をかわし、左手で相手の手首をつかみ、同時に右脚を相手の後ろに踏み出す。右腕を相手の腋の下を経て胸前へと通し、右上方へ靠をする。これが右分鬃。

 

22 高探馬

もし相手が左手で当方の左手首をきつく握ったなら、当方は腕を曲げ、肘を沈め、後方に左手を引っ張り、相手を当方に接近させ、右掌で相手の顔面を打つ(搓・・手でもむ、こする)。

 

23 右蹬脚

1・・もし相手が左手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は右手を左から相手の腕に粘らせ、右後方へと引っ張る。さらに相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は左腕で左から右に向かってさえぎり止め、すぐに右手を横掌にして相手の頸部をたたき切る。

2・・もし相手が右脚で当方の腹部を打ってきたなら、当方は左へ体を回し、同時に右腕は上から下へ左へと相手の足を引っかけるように大きく回す。これにともない、右掌で相手の顔面か胸部を打つ。同時に脚を上げて相手の腹部か肋部をかかとで蹴る。

 

24 双峰貫耳

もし相手が正面から両手で当方の腰を抱えようとした時は、当方は両手を上から下へと、相手の両腕の中間を通るようにして、左右にはじき分ける。同時に右足を上げて、膝頭で相手の股間(あるいは腹部)を突く。相手が腹を後ろへおさめて(体を折るようにして)退こうとした時は、当方は脚を下ろして前進し、両手を拳に変えて、相手の両耳か太陽穴の部分をはさみ打つ。

 

25 左蹬脚

もし相手が左脚で当方の腹部を蹴ってきたなら、当方はやや右に体を回し、左腕を大きく回して相手の足を引っかけ、これにともない左掌を戻して相手の顔面を打つ。同時に左脚を上げて相手の腹部か肋部をかかとで蹴る。

 

26 掩手撩拳

もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は左腕は肘を曲げ、前腕を立て、右へ下へ左へと相手の腕を掩(おお)い包むようにし、左足を踏み出して近寄り、右拳で相手の股間をはらい上げるように打つ。

 

27 海底針

もし相手が右手で当方の右手首をきつく握り、下に向かって引っ張ろうとした時は、当方はその勢いに乗じて右腕の力をゆるめ、手首を引き上げる。同時に左手で下に向かって押さえつけ、(右手を)ねじるようにして相手の腕をほどく。続いて右掌の指で相手の腹部を突き刺す。

 

28 閃通背

もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は右手で相手の手首を反(かえ)しながらつかみ、当方の頭の右後方に引き込む。同時に左足を踏み出して前進し、左掌で相手の脇腹、あるいは胸部を打つ。

 

29 右左分脚

1・・もし相手が右脚で当方の右後方から腰部を蹴ってきたなら、当方は右後方へ体を回し、右脚を戻してかわす。同時に右腕を上から下へ左へと大きく回して相手の脚を引っかける。

2・・もし相手が当方の右側から右手で当方の頭部を打ってきたなら、当方は右腕で右上に向かって相手の腕・手首をさえぎり、つかむ。同時に右脚を上げてつま先で相手の右脇腹を打つ、あるいは右に足を回して相手の腰の後ろ側を横に蹴る。

3・・もし相手が右手で当方の右手首をつかみ握ったなら、当方は右腕を下へ後ろへと引き込み、同時に左手を右腕に沿って上から突き出し、相手の顔面をたたく。

 

30 摟膝拗歩

 

31 上歩擒打

1・・もし相手が左手で当方の左手首をきつく握ったなら、当方は後ろへ座り、肘を沈め、手首を翻して相手に近づき、左腕に沿って上から右手で相手の頸部を横にたたき切る。

2・・もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は左手で下にかぶせるように相手の手首を押さえつける。同時に右拳で相手の胸部を打つ。

 

32 如封似閉

もし相手が両手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は両掌で相手の両腕の間を左右に分け開き、一歩前進して、さらに前方に手のひらを返して相手の胸部を押す。

 

33 左雲手

 

34 右撇身捶

 

35 左右穿梭

1・・もし相手が右手で当方の胸(腹部)を打ってきたなら、当方は右手を相手の手首に粘らせて握り、左手は相手の肘の曲がったところに粘らせてとり、右後方に向かって相手の腕を引き込む。

2・・もし相手が右手で当方の頭部を打ってきたなら、当方はまず左腕は肘を曲げて上へ左へと相手の腕を引っかけて導き、然る後に手のひらを翻して相手の腕をかざすように上げる。同時に前進して右掌で相手の胸部を押す。これが左穿梭。

 

36 退歩穿掌

もし相手が手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は右脚を後ろへ下げ、右手で相手の腕を下へ押さえつけ、左掌を右掌の上から突き出し、相手の喉を突く。

 

37 虚歩圧掌

1・・もし相手が後ろから左脚で当方の腰部を蹴ってきたなら、当方は右後ろへ体を回し、右腕を大きく回して相手の足を払いのける。

2・・もし相手がさらに手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は左掌で上から下へとその腕を押さえつける。

 

38 独立托掌

もし相手が左手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は左手で下から上へ左へと相手の手首をつかみ、同時に右手で下から上へと相手の肘を托し上げ、両手で左後方へ引き込んで、前に倒れさせる。その勢いに乗じて当方は右膝を持ち上げ、相手の左腰あるいは脇腹を膝頭で突く。

 

39 馬歩靠

もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は右手を上から下へ向かって相手の手首に粘らせて握り、同時に左手で下から上へ向かって相手の肘を托し上げ、上下の合力で相手の腕をきめる。もし相手がそれを振り切って逃れようとしたなら、当方は左足を踏み出して相手に身を寄せ(靠)、左肘で相手の右肋を突く。

 

40 転身大捋

もし相手が左手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は左手で下から上へ左へと相手の手首を反(かえ)すようにつかみ、同時に足を踏み出し、右手で下から上へと相手の肘を托し上げる。続いて左後方へ体を回し、左足を下げる。両手で相手の腕を左へ引っ張り、左手を外旋して相手の手首をねじり、右腕は肘を曲げて外旋させ、前腕で相手の肘をねじり押さえる。

 

41 撩掌下勢

1・・もし相手が前方から両手で当方を抱きかかえようとしたなら(当方の両腕もかかえられている)、当方はその勢いに乗じて下へしゃがみこんで右に体をねじり、腕を爆発するようにして(両腕を、肘を曲げて内旋させ、右肘は右上に、左肘は左下へ、猛烈に外側へ突っ張る)、振りほどく。続いて体を左へ回し、右脚を寄せ、右掌で相手の股間を打ちはらう。(炸・・爆発する)

2・・もし相手が左手で当方の顔面を打ってきたなら、当方は右手で相手の手首をつかみ、右上方へ引き込み、その勢いに乗じて左足を踏み出して体を前進させ、左腕で相手の股間を突いていく。

 

42 上歩七星

もし相手が右手で当方の顔面を打ってきたなら、当方は両前腕を交差して十字形を作り、相手の腕を支え受ける。同時に右脚を進めて相手のすねか股間を蹴る。

 

43 独立跨虎

1・・もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は左腕は肘を曲げて、右に向かって相手の腕をさえぎり止める。

2・・もし相手が左手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は右腕は肘を曲げて、左に向かって相手の腕をさえぎり止める。続いて右手の甲側で下から前方上へ向かって相手の下顎をはらい打ち、同時に左脚で相手の股間を蹴り上げる。

 

44 転身擺蓮

1・・もし相手が右後方から左手で当方の右肩の背中側を押してきたなら、当方は(左)脚を下ろして右後方に振り向き、右腕は肘を曲げ、右に回りながら相手の手をかわす。

2・・もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は左腕で右に向かって相手の腕を掩(おお)うようにさえぎり、同時に右腕を相手の腕の下から上に向かって突き出し、腕を内旋して右に向かって回していき、相手の重心を不安定にさせる。その勢いに乗じて右足を持ち上げ、相手の腰部を横に蹴る。両掌は右から左へと相手の顔面を(足とは)反対方向に打つ。あるいは右足では相手の足を後方へからめるようにはらい、同時に両手の力で相手の胸部をたたく。上下(手と足)の合力で相手を投げ倒す。

 

45 彎弓射虎

もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は右手で相手の手首をつかみ、左手を相手の肘に粘らせて右に引き込む。続いて右手を上に引き上げ、左手はゆるめて拳に変え、相手の右腋の下、肋を打つ。

 

46 右搬攔捶

1・・もし相手が手で当方の左手首をきつく握ったなら、当方は体を後ろへ座らせ、左腕は肘を沈め、外旋して戻しおさめ、(相手の手を)体に近づける。同時に右掌で相手の顔面を横に打つ。

2・・もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は左掌で上から下に向かって相手の腕を押さえつけ、同時に右腕は肘を曲げて拳を握り、拳背で相手の顔面を上からかぶせるようにして打つ。

3・・もし相手が右手で当方の胸部を打ってきたなら、当方は左手で右に向かって相手の腕をさえぎり止め、同時に前へ踏み出しながら右拳で相手の肋部を打つ。

 

47 右掤捋擠按

 

48 十字手

1・・もし相手が後ろから手で当方の背中、あるいは左肩を打ってきたなら、当方は左へ体を回し、左腕を大きく回して相手の腕をさえぎり、体を進めて左掌で相手の胸、あるいは顔面を打つ。

2・・両手を胸のところで交差させ、機を待って動く。各方向へ対応する手段。

 

収勢