春香会ブログ

2017-04-17 19:06:07.0 覚書(42式剣)9

         44後坐回帯   45提膝上刺    46落歩帯剣   47虚歩下截

 

16)提膝上刺

図44

中)剣先は右、左足に重心、右足動かさない。

李)右つま先を上げてはいけない。

全)剣を動かすと言うより腰を回す。剣柄は体の中央あたり、あまり右すぎない。

黄)剣を引いてきて、それから右斜め上に。大きく回さない。

図45

中)体の向きと剣の向きを同じにすると刺せない。

李)剣指は手首につける。

全)長拳ぽく遠くを刺すので、剣指は前腕に。上体や左膝は正面を向く。全部斜めにしない。

 

17)虚歩下截

図45~46

黄)32式と違い、左足はかかとで斜め左前方へ着地。

図46~47

全)後ろ足を寄せながら体を右に回し、右足を着地。右足を着地してからだと、体が回らない。

32式よりは46の動きは小さめ、この後の切り下ろす動きは大きく。

図47

全)右手は肘を曲げて引いてくると動きが縮こまってしまうので、手首を下げる。

 

截・・断ち切る

李)截は切断すること。長江の流れをぴったりと止める、あるいはサトウキビの長い茎を切断するイメージ。

下・上・横、いろいろな截がある。この場合、相手の手首を上から切るつもりで。力点は剣の中ほど。

 

2017-03-28 19:49:08.0 覚書(42式剣)8

 

    38叉歩提腕    39歇歩圧剣

 

14)歇歩圧剣

図38

李)左かかとを少し入れる。右手少し上げる。

全)少し体を右に回してから。

黄)右手首ゆるめて持ち上げるようにして剣を下向きに。

図38~39

中)剣指は剣の動きに合わせて左腰横から後ろを通って上げていく。

図39

中)床との距離は10センチ。

李)手首で下に押しつけるようにする。剣は足の前に来る。横(右)に来ない。後ろ足のかかとの上に座る。

全)39と40で剣は同じ向き。39では剣先は少し下がる。剣の中ほどに力点。右肩が少し前、左腰を引き、やや前傾。

黄)右手首ゆるめながら、剣面で下に圧す。手首が折れてはいけない。

 

   40虚歩上提     41上歩絞剣     42上歩絞剣   43弓歩合臂

 

15)進歩絞剣

図40

中)虚歩で立剣。

李)点剣と形は同じだが、つつかない。

全)繋ぎの動作、手首を上げただけ。

図40~41

中)手と足が同時。剣指は一歩目でもう離し、斜め上へ。右足一歩目は少し前にかかとから。

図41

中)剣の(柄から)三分の一あたりを中心に、逆時計回りに回す。平剣。

他)手首中心に回す。剣先を下に下げない。

図42

李)虚歩。

図43

中)弓歩。

 

李)絞剣・・剣先が相手の手首にまとわりつく。一回では切れないので、回しながら前進する。

全)腰と膝でクッション。相手の剣を回して、はねのける。

回す時は縦の卵型に。横に振らない。その場で回すのではなく、先へ先へとらせん形に二回半回す。まず腰が動き、それが肘、剣先へと伝わっていく。

右足かかとで出して一回転、左足出して右重心で一回転、右足出して重心かけていきながら両手を開き、その後合わせる。

他)体を左に回した時手が遠くへ、右に回す時手が近くに。剣の回しと腰の回しを一致させる。

 

剣の回し方はいろいろある。剣の中ほどが中心とか手首中心とか。剣先が縦の卵型描くとか、横の楕円描くとか。

2017-03-16 10:54:12.0 覚書(42式剣)7

   32収脚沉腕        33弓歩平斬

 

12)弓歩平斬

図32

中)右足寄せて両手交差、剣指が上。右つま先つけない。その後、後ろにつま先から着地。

図32~33

中)斜飛式のように分け開く。

全)右つま先を着き、かかとを中に入れるように下ろす時馬歩になる。

黄)手首が先に動く。

図33

中)左つま先中に入れる。

全)左かかと蹴り出す。

黄)剣先はあまり高くしない。

 

李)斬は横から横へ切る(削は下から上に)。相手の首を横から切っていると考えるので、首の高さになる。 右足はかかと、つま先どちらから出してもよい。かかとから出した場合は、大きく踏み出せないので後ろ足を蹴り出す。つま先から出した場合は大きく踏み出せるので、つま先を中に入れ込む。 足は横の弓歩(横襠歩)で、剣先と右つま先の向きが合わなくてもかまわない。

 

 

 

 

    34転身帯剣   35叉歩格帯  36提膝捧剣    37弓歩崩剣

 

13)弓歩崩剣

図34

中)左に腰を回しながら、素早く重心を左から右へ移動。左手は左股の横。

全)右つま先少し中。

図34~35

中)左足は右足の後ろを通る。

図35

中)剣先上、肩の高さで前を向く。右重心で半坐盤。深くしゃがまない。剣指肩の高さ。

李)歇歩にしてはいけない。叉歩、つまり途中の動き。

他)腰を右に回してから低くなる時、両手を外に張る。剣を右斜め後ろに押し出す。

図36

中)剣指は最初下、発勁する時上に交差。

李)独立にしてはいけない。合わせる、つまり途中の動き。

図36~37

他)右足を着地し馬歩になるが、重心は左に残しておく。左膝が中に入らないように、体を右に回していく。

図37

他)左足伸ばす時発勁。すぐに左から右へ行かず、左胯にためておいてから一気に。発勁の時右胯を横に開かない。右手は右足の上、後ろには行かない。

中)32~37は右へ右へと進んでいく感じで。35で止まったり、戻ったりする感じにならないこと。

全)37では手首をゆるめて開いていって、最後に手首を伸ばす。発勁で剣先は遠くへ行く感じになる。

 

36から37にかけての手の交差はいろいろなやり方がある。

2017-03-02 19:55:01.0 覚書(42式剣)6

  29後坐帯剣  30扣脚転体  31弓歩前下刺

 

11)転身下刺

図29

中)腰を左に回し、剣を左回りに寄せる。右手のひら上向き、左剣指下向き、剣と平行。剣先左。 左足重心。

全)頭、腰が左かかとの上にある。

図30

中)腰を回す。右足軸に、右つま先で回る。左手はおなかの前。 回った後、少し剣を(右へ)引き込む。

全)この時、お尻が右かかとの上にある。膝を振って回ってはいけない。

図31

中)斜め下に刺す。

李)上体を前傾させ、下に刺している感じを出す。

全)刺す時は右肩が少し前へ。左腰を引いて遠くを刺すつもりで。剣先は体の中心に、右側に来ない。

他)腕から剣先まで直線。手首を曲げない。

 

回り方は自分のやりやすい方法で。

例)

1・・左足に重心、右つま先上げる。体は左へ回してから右へ。剣はくの字を描くようにして右腰へ持ってくる。剣先が左を向く。

2・・右つま先をできるだけ中に入れ、右足に重心移し、つま先で回る。後で調整するので、無理してたくさん回る必要はない。

3・・左足を斜め前方に踏み出す。

4・・弓歩にしながら剣を刺す。

2017-02-22 20:27:45.0 覚書(42式剣)5

  22屈膝平帯 23撤歩帯剣 24独立捧剣   

 

8)提膝捧剣

図21~22

中)平帯。

他)この時点で、手を分ける用意。

図 22~23

中)両手を分け、左つま先少し下げて、真っ直ぐに調整。

全)ここは大きく分ける。

他)下に沈む。

図23~24

他)合わせていく時は、剣先と剣指を前で合わせるイメージ(両方で前へ)。前へ行ってから(押し出してから)合わせる。

図24

中)左手は剣指のまま、上向きで捧げ持つ。剣先はあまり高くしない。 捧剣・・体の前に捧げる。

全)23から24にかけては、下からすくうようにではなく、両脇から平らに寄せる。

 

全)左手は剣指でも掌でもどちらでもよい。

 

9)蹬脚前刺

図24~25

中)両手を少し胸に近づけてから、平らに押し出す。この時蹬脚。 前刺・・真っ直ぐ前に刺す。

全)剣を刺す前に少し左膝をゆるめて、合の状態にする。

他)剣が上がっていく時、かかとで蹴る準備。

 

 

 26落脚前刺    27躍歩撤剣        28弓歩平刺

 

10)跳歩平刺

図25~26

中)右足はかかとで着地。

他)足を下ろす時、剣が下がる。32式と同じ動き。

図26

中)右足着地して体重をかけ、つま先立ちになる。左足は膝を伸ばして上げる。 左足は32式より大きく飛ぶ。

全)ここは32式と違って、後ろ足を上げる。

図 26~27

中)左足はつま先から着地。手を分ける時は、両手下向きで、下に押さえるように自然に分ける。外側にふくらませない。

図27

中)右つま先地面につけない。右足は後ろへ上げない(曲げた右膝が左足より前にある)。

図27~28

中)剣指は横から自然に上がる。

全)剣をかい込む時にはもうこれから刺す方向に剣先が向いていること。

図 28

中)平らに前方を刺す。

全)体の向き斜め、遠くを刺す。

李)跳はつま先で跳ねること。かかとから下ろすと、歩くことになってしまう。27で上げた足は、軸足のふくらはぎに寄せる感じで。後ろに蹴り上げてスケートで蹴るような形になったり、横に開いたりしないこと。

 

2017-02-12 10:26:19.0 覚書(42式剣)4

   16落歩圏剣    17弓歩攔剣     18上歩収剣   19虚歩撩剣

 

5)左弓歩攔

図15~16

中)剣先一度下に(手のひら内向き)して、時計回りに小さく手首を一回転(劈で振り下ろした後、小指側が上がってくる)。この時左剣指を寄せてくる。左足はつま先から着地。

黄)右手のひら返して下を通って一度剣先立てる。この時左足一歩踏み出す。途中から剣は斜めに。

他)手首だけでなく、腰の回しも使う。

左足はテキストによってかかとから着地のものと、つま先から着地のものがある。

図16

全)16では両腿が張った感じになる。左足を着地した時、剣の方を向く。それから左へ回す。

他)この状態から攔に入る時、剣先の力が途切れない。

図16~17

中)剣と剣指が同じように動く。左足45度方向。

他)左胯が左へ回る。前へ行かない。

図17

中)右かかと蹴り出す。立剣、手のひら右向き。

全)右肘が弱くならない。32式よりやや低め。

黄)剣先下げる。

李)相手が正面から劈で来るところを受け止めているところなので、左足は斜めに出す。真っ直ぐ出すと体がねじれる。

 

6)左虚歩撩

図17~18

全)右足はやや交差する位置に出す。右腰が伸びない。右足はかかとで踏み出した後体が回るので、つま先も外に。

図18

中)左つま先外、少し重心後ろ。剣指は右手首につける。

図19

中)剣を高くすると言うより、体の高さを変えないよう(伸び上がらないよう)肩などを沈める。斜め45度方向。

全)(剣は)わりと高め。剣指の位置に注意。手首よりやや下。頭の位置は下げず、股関節をゆるめ、膝が上がるイメージ(体全体が下がるわけではない)。

虚歩の時は、足の裏側を曲げるイメージ。 

 

 

     20転体上歩   21右弓歩撩

 

7)右弓歩撩

図20

全)17から18に移る時、20から21に移る時に切っている。

他)剣を見る。

図 21

中)剣先斜め下、右手は体の中央で、高くしない。

全)体の向き斜め。

他)剣先の力が抜けないように。

李)撩は遠くを切るような感じで、前へ前へと行くイメージ。

2017-01-31 13:43:57.0 覚書(42式剣)3

   12提脚沉腕   13弓歩斜削   14後坐擺剣   15独立劈剣

 

3)弓歩削剣

 

図11~12

中)剣先を時計回りに小さく回す。右手のひら上向きに。

全)両手は上下に(左手が下に)分けてから小さく回す。両手が小さなボールの時、右かかと上がる。

他)剣の下を通って左手上向きで前へ。次に剣を上向きに左手下向きで、剣を少し前へ差し込む。この時右足後ろ。

11から12など(次の動作に移る時)剣先の力が抜けないように。

図12~13

中)両手分け開く。 削剣・・斜め上に向かって切る。

分ける時は、体(顔)の向きと、剣(先)の位置を一致させる。一致させないで剣の方が先に行ったりすると、体の前が空いてスキができる。

丁)右足つま先から着地。

黄)分ける時は剣先が先に動く。

全)右つま先で後ろに着地する時、剣で少し前を刺す。右つま先で着地した後、かかとを入れる。

図13

中)右つま先正面、右足重心。

黄)剣先は頭より高くする。

李) 削は上の刃で下から上へ切り上げる。相手の右腰から左脇へ切り上げるイメージ。 抹は相手の首(の喉仏)などを横に切るイメージ。削のように刃の同じ部分が体に当たるのではなく、当たる部分が長い(柄の近くから剣先の近くまで)。

右足は、腰のよく回る人はかかとから、よく回らない人はつま先から下げるとよい。

 

4)提膝劈剣

図13~14

中)ここは止まらないで。剣を後ろへ回していきながら(平円)、左剣指を右肩近くに寄せてくる。 左足に重心、右つま先やや斜めに回し出す。

黄)横から後ろへ平円。

全)手を開いたままでは回せないので、剣指を寄せてくる。左剣指を寄せてくる時は手のひら外向き。寄せながら腰を少し右に回す。

図14

李)後ろに座る。この後右肘を曲げる。右つま先を正面から少し外へ回し出す。

全)13くらいまでは剣先を見て、さらに後ろへ回った時はこれから振り下ろす方向を向くが、後ろにも注意を払う。 剣を回している最中は、剣指は胸前にある。

図14~15

中)立円で劈剣。剣指は立円の時、肩から腹前を通って肩の高さまで上げる。高くしてはいけない。手のひら外向き。剣は肩の高さ。左膝はほぼ正面。 劈剣・・上から下へ振り下ろす。

李)劈なので、柄から先に出ていく。

全)左手は48の独立托掌の形。

図15

全)剣指少し指が斜め。掤形で座腕。左膝を右胸に(体を守るように)寄せてくる。

2017-01-22 09:15:54.0 覚書(42式剣)2

 

  8弓歩穿剣 9収脚収手 10弓歩合手 11並歩点剣

 

2)並歩点剣

図8

中)斜め前方で弓歩。

全)左手は腕ごと前にやらない。肘を曲げるだけ(ここまでは剣面肘裏についている)。交差した時は剣先少し下。指立てる。

他)両手バッテン。この時は剣は腕についていない。

図8~9

中)交差して分ける時は左手を見る。

全)手を分ける時は蹬脚の分掌と同じで大きく分ける。その時の胸の向きに注意。後ろ足を寄せて、それから腰を左に回す。手を分けながら体を左に回さない。

図9

中)左足を寄せ、両手を腰に近づけて来ながら、腰を左に回す。

李)体を少し左へ回す。

全)体回る時指垂らす。

他)この時は両手下向きなので、剣は地面と平行。肘につけない。

図9~10

中)両手を上に合わせていく時は右手を見る。

他)右手が前に行く時、体が前に乗り込まない。

図10

中)左つま先斜め。

他)右かかとを上げたこの状態を作る。右足を寄せる時、剣が回る。

図 10~11

全)手首が下がった時、右足はまだかかとが上がっていて、点剣をした時かかとも下りる。

図 11

中)姿勢は低い。左斜め下に点剣。

李)両膝はかなり曲げる。10と同じ高さ。点は剣先に力点。剣指は手首につける。柄につけてはいけない。

全)点剣は剣先を遠くに。ただ落としてはいけない。劈剣とは区別する。肩から剣先まで一直線。

10で手首を下げ、11で上げる。 剣指は座腕。右手首と同じ曲げ方にしない。点剣をするのは右手だけ。

黄)並歩で姿勢(高さ)変わらず、手首はあまり大げさにしない。

他)右手はかぎ手のイメージ。右肘落とす(ゆるめる)。剣が下がった時、体も下に落とす。

2017-01-12 19:27:06.0 覚書(42式剣)

     1   2開歩持剣 3転体挙臂 4収脚屈臂

 

 

  5弓歩擺挙  6伸指脚跟   7弓歩前指

 

全体

剣の重さを感じ、どうやったら剣の重さを感じず動かせるか工夫する。

動作はぶつ切りにならないよう、滑らかに連続させる。

胯をゆるめて、その状態でずっと行く。剣先の力が途切れない。

中)中野先生 

李)李徳印先生講習会

丁)丁傑先生講習会

全)全拳協講習会

黄)黄白雲先生講習会

他)その他講習会

 

予備勢

図1

中)右手は掌心が自分の方を向く。左手は体から少し離す。

李)右剣指は前向きではなく横。

 

1)起勢

図2

中)左足を横に出す時、両手がやや内旋し、体から少し離れる。右手の甲が正面に向く(それから両手を上げる)。

全)変化しない程度に斜めに。手を上げる時は体を後ろへ引く。

黄)両手は45度方向へ上げる。

図3

李)肩の高さで右へ回し、それから右手が下がる。

全)体を回す。手だけで回さない。

図3~4

全)3の後、左手はあまり動かさないので、開いた感じになる。

図4

中)左肘の下で交差(ボール)。右足つま先つけない。

李)剣は腕の下ではなく、外側にある(自分の脇を切ってしまうから)。

図4~5

中)白鶴亮翅のように、右手は左手の下を通って上がる。右足は斜め前方へ出す。右手は前方上に上げる(斜めに上げるのは間違い)。

全)右足を45度方向へかかとから出す。

図5

中)右つま先45度。

全)弓歩を作ってから左足寄せる、跟歩。房が右手首の上にある状態。

他)後ろ足が弱くなりがちなので注意。左胯が伸びない。

図5~6

李)体をその場で回す。後ろ足を寄せた時、右つま先を回し入れる時など、上体を真っ直ぐにする。

全)左つま先に乗って体を回す。左膝開かない。

図6

中)手の動きは摟膝拗歩と同じ。左つま先着く、右つま先少し中に入れる。

李)丁歩。体を回して左足踏み出す。

図7

中)両手は32式と同じ。

李)剣先上、左つま先真っ直ぐ。

全)右肩前に出る。右肘曲げる。

黄)剣は垂直、剣指を立てる。手のひら前向き。