春香会ブログ

2017-11-10 20:08:42.0 覚書(初級長拳3路)7

11仆歩穿掌

図27

右足を曲げてしゃがみ、左足を左後方へ削り出して、左仆歩になる。右手は動かさない。

左掌は右胸前から下へ、左足の内側を通って、左足の甲に向かって突き出していく。目は左掌を追う。

 

12虚歩挑掌

図28

右足を伸ばし、重心を前・・左足へ移し、左弓歩にする。右掌はやや下に下がる。

左掌は重心が前に移るのにしたがって前方へ跳ね上げる。

図29

右足を左前方へ踏み出し、左足は半分かがめて右虚歩にする。体は足の踏み出しにしたがって左へ180度回る。

右足の踏み出しと同時に、左掌は前から上へ後方へと弧を描き、立掌となる。

右掌は後方から下へ前方上へと跳ね上げてきて、立掌となる。指先は目の高さ。右掌を見る。

要点

上歩は速く、虚歩は安定させる。

覚書) 

図26~27

左足は斜め後ろに出す。

図27

左手は体から離さない。

図27~28

左膝を曲げて体を前に押し出す。前傾する。

図28

左手は前から上へたてに回す。真上に上がった時、右膝を持ち上げる。

図29

両腕は180度開く。後ろの手はやや曲げ、前の手より少し高い。

右手を立てる時は、手首の内側を曲げる。右つま先はそのままでも、やや近くに置き直してもよい。

足の向きはほぼ真っ直ぐだが、右つま先はやや斜め。

29の右掌は下から突き上げる手。押す手と区別する。手のひらが前を向くのは誤り。横向き。

29の左手は18で飛んで後ろへ押した時の手と同じ。 

 

2017-10-29 11:21:09.0 覚書(初級長拳3路)6

9虚歩栽拳

図23

右足を地面を突っ張るように持ち上げ、膝を高く上げる。

左足を伸ばし、足先裏を軸にして、右後方へ180度体を回す。

右掌は左胸前から下へ、右腿の外側を経て、後方へ弧を描き、かぎ手にする。

左手は体が回るのにしたがって掌を外旋させ、掌心を右に向ける。右手を見る。

図24

右足を右に下ろし、重心を移して、体を落として左虚歩になる。

左掌は拳にして左膝の上に下ろす。拳眼は内側に向け、拳心は後ろへ向ける。

右かぎ手は拳に変え、肘を曲げて頭の右上方に構える。拳心は前向き、左を見る。 

覚書)

図23

左手は伸ばす。右手は後ろへ振る勢いをつけるためのかぎ手なので、(かぎ手に)しなくてもよい。

腰を回す。手だけで回さない。

左足はつま先で回る。よけているところ。

右足は45度後方・・斜め後ろへ。真っ直ぐ後ろだと体が回らない。

相手が右膝の外側から攻撃してきたのを、体を右に回しながら右に払う。

図24

拳を落とす時、左肩を下げない。体全体を下に沈める。

左拳は足につけてもよい。左手首を曲げない。左掌心は南、右掌心は北に向いている。

虚歩になるのと、右拳で打つのと、左拳を落とすのが同時。

左手で相手の手首をつかんで下へ引き落とし、前のめりになった相手の顔を右拳で打つ。

他)右拳つむじの上。

 

10提膝穿掌

図25

右足をやや伸ばす。

右拳を掌に変えて腰横へ引き、掌心は上に向ける。

左拳を掌に変え、下から左へ上へと弧を描き、上からかぶせるように頭の上まで持ってくる。掌心は前向き。

図26

右足を伸ばし、左膝を曲げて高く持ち上げる。足先は中に入れる。

右掌は腰横から左手の内側を経て、右前方上へと突き出す。掌心は上向き。

左掌は右胸前に引き、立掌にする。右掌を見る。

要点

軸足と右手は十分に伸ばす。

覚書)

図24~25

右手を腰に引いてくる。体を大きく右へ回す。

図25

左手は相手の手を上から押さえ込んでいる。かぶせるように。

体が右に回り、左手が顔前に下りてくる。掌の小指側に意識。

図26

右手で刺すので、左手はやや後ろへ引く。

左膝の向きは真後ろ(北)。右手を腰のところへ持ってくる時(24~25)、右手で突き出すところ(26)、いずれも真東、斜めにしてはいけない。

2017-10-15 11:40:07.0 覚書(初級長拳3路)5

図17

左足を前に下ろし、両足をやや曲げる。

右掌は続けて後ろへ引き、左拳を掌に変え、後ろへ下へと伸ばす。右掌を見る。

図18

右膝を曲げて前に持ち上げ、左足で勢いよく地面を蹴って、前へと飛び上がる。

両掌は前へ上へと弧を描いて振り上げる。左掌を見る。

図19

右足を着地してしゃがみ、左足をすぐ前に削り出して仆歩を作る。

右掌を拳にして腰横に構え、左掌は上から右へ下へと弧を描いて立掌にし、右胸前で止める。左足を見る。

要点

遠くへ飛び、軽く着地する。着地後すぐ次の動作に繋ぐ。

覚書 )

図16~17

16から17は体を大きく左後ろへひねり、左掌の方を見る。見る時は顔をそちらの方へ向ける。

図17~18

手は両方一緒には行かない。右手が先。

図18~19

腰が前に向いたままだと仆歩になりにくいので、飛びながら腰を開き、体が右に向く。

飛び上がって一瞬後ろを見る。

一番高く飛び上がった時には左手は頭上で手のひら上向き、右手は後ろで手のひら後ろ向き。右手は上から押さえているところ。

他)両手の角度が90度で、後ろを見る。

 

7 弓歩撃掌

図20

右足を勢いよく突っ張り伸ばし、左弓歩にする。

左掌は左足の甲を経て、後方に向けて弧を描き、体の後ろでかぎ手にする。左腕は伸ばし、かぎ手は上向き。

右拳は腰から掌に変えて前方に押し出す。指先は上、手のひらは前を向く。右掌を見る。

 

8馬歩架掌

図21

重心を両足の中間に移し、左足先を中に入れて馬歩を作る。上体は右に回る。

右手は左へとたいらに振り、やや肘を曲げる。同時に左かぎ手は掌に変え、後方から左腰横を経て、右手の内側から前方上へと突き出していく。

掌心はいずれも上に向け、左手を見る。

図22

右掌を左胸前で立てる。

左手は左上で肘を曲げ、手首を折り、頭の左上方で亮掌にする。掌心は前に向け、視線は右に回す。

覚書)

図19~20

右掌は必ず腰から出ていく。

左手で払うのは左膝前まで。その後は真下を通って後ろへはね上げる。

左手は相手の膝の裏を払う。払う手なので、かぎ手になる。

相手のところへ飛び込むつもりで。

相手の足が前、自分の左足が後ろ、相手の膝を摟で左へ払うイメージ。

図20

押した右手のひらは真っ直ぐ前ではなくて、小指側がやや前に出る。

左手で相手の手を引き込んで右手で打つイメージ。

右足を蹴り出すと足幅が広くなるので、つま先入れてもよい。

長拳のかぎ手は手首をやや深く折り、指は伸ばして(太極拳より)長め。

図21

両手上向きにして、右手の上を左手突き出していく。

右手は21の位置まで来たら、あとは指を立てるだけで、動かない。

図21~22

左かかとをずらして体を回す方法でもよい。

図22

馬歩になる時、右足を少し後ろへ動かし、両足が一直線上にあるよう調節する。

左の亮掌で上からの相手の攻撃を受け、右手は脇への相手の攻撃を受けている。左手で上へ押さないこと。

22の左手は小指が上で、手のひらは前に向ける。真上に向けてはいけない。ただし、亮掌の練習をする時は、なるべく上に向けるようにする。

馬歩は右足で引っ張るようにして作る。右手は左胸の左寄り。胸の中央はだめ。

2017-09-26 20:28:54.0 覚書(初級長拳3路)4

2弾腿衝拳

図11

重心を左足に移し、右膝を曲げて持ち上げ、甲をぴんと伸ばして、強く前方へはじき出すように蹴る。

高さは腰の高さ。

右拳は腰横に引き、左拳で前に突く。前方を見る。

要点

軸足はやや曲げてよい。蹴り出す時は勢いよく、力点は足先。

 

3馬歩衝拳

図12

右足を前に下ろし、足先を中に入れ、上体を左へ回す。

左拳を腰横に引き、両足はかがんで馬歩にする。

右拳を前へ突き出す。右拳を見る。

要点

馬歩の時、大腿はたいら、両足は平行、かかとを外へ突っ張る。胸を張り、腰を伸ばす。

 

4弓歩衝拳

図13

上体を右へ90度回し、右足先を斜め前方へ回し出し、半馬歩となる。

右肘を曲げて右に打ち出し、拳眼は後ろ、右拳を見る。

覚書)

図11

右足は低くてもよいから、止めること。

図11~12

左拳は後ろを向きながら払う動作。

左足はかかとから下ろす。ドシンと落とさない。

図12

馬歩になる勢いを利用して右拳を打ち出す。

馬歩の目安は三足半。あとは調節する。

他)右かかとを下ろし、体が回るのを利用して拳を出す。

図13

9や13のような途中では力を入れないこと。

 

 

図14

左足を伸ばし、右弓歩となる。右拳を腰横に引き、左拳を前に突き出す。左拳を見る。

 

5弾腿衝拳

図15

2と同じ。ただし、左右反対。

 

6大躍歩前穿

図16

左膝を曲げ、右拳は掌に変えて内旋し、甲側を左膝外側へ引き下ろす。

上体は前傾し、右手を見る。

 

覚書)

図14

打つ時は後ろ足が先に伸び、その力が左拳に伝わる。

拳は小指側を少し前にすると、打つ感じが出る。

右膝の位置に重心。

弓歩は重心は五分五分。

図16

体は左後ろへひねる。

相手が足でこちらの左膝を蹴ってきたのを、右前腕内側で引っかける。あるいはよける。

 

2017-09-16 14:41:09.0 覚書(初級長拳3路)3

1弓歩衝拳

図9

左足を左へ一歩踏み出す。つま先は斜め前方に向ける。左足はやや曲げて半馬歩。

左手は上へ左へと打ち、拳眼は後ろへ向く。拳は肩の高さ。

右拳は腰横へ引き、拳心は上向き。左拳を見る。

図10

右足を伸ばして左弓歩にする。左拳は腰横へ引き、拳心は上向き。

右拳を前方へ突き出す。肩の高さで拳眼は上、右拳を見る。

要点

弓歩の時、右足を十分伸ばし、かかとは上がらないこと。

衝拳の時、できるだけ腰を回し、肩を送り込む。

 

覚書)

図9

9の時は半馬歩なので、右膝は中へ入らない。体も左へ向けてはいけない。途中の動作。

まだ重心は後ろ。半馬歩は後ろ足に7、前足に3。

左手は肘を伸ばさない。横に払う受けの手。裏拳打ちではない。拳は小指が少し前に出る感じ。

払う手の動きは肘を中心に、8での肘の高さのまま。

右拳は腰骨の上に乗っける。前の方に来ない。やや後ろ寄りで上向き。

左足は着地したらすぐに足の裏をつける。足先は進行方向。後ろ足を伸ばせばすぐ弓歩になる。

図10

10で体を前に向ける。

掌や拳で打つ時は、反対側の引いてくる手の力を利用する。

肩が動くが、頭は動かない。

打つ時に拳が高くなりやすいので注意。肩の高さ。

右肩を前に、左肩を後ろに。

手は肩で止めず、肩を前に出す。

 

2017-09-04 19:53:54.0 覚書(初級長拳3路)2

並歩対拳

図5

右足を伸ばし、左膝を上げ、つま先は内側に入れる。上体はそのまま。

図6

左足を前方に下ろし、重心を前に移す。左肘を曲げ、かぎ手を掌に変え、左脇から前方へ伸ばす。

右手は外旋し、前方下へと下ろし、左掌の右側に持ってくる。両掌は同じ高さで、掌心はいずれも上向き。

図7

右足を前へ一歩踏み出し、両手を下へ垂らし、後ろへと回す。

図8

左足を右足に並べ、両手は外へ、上へと向かい、胸前を経て、肘を曲げて下に押さえる。

両掌は拳にし、拳心は下向き、下腹の前で止め、左側を見る。

要点

並歩の後胸を張り、腰を伸ばす。対拳、並歩、頭の回しは同時に完成させる。

 

覚書)

図5

左手はそのまま前へ。

図6

両手は肩の高さ。左足一歩目。

図7

右足二歩目。

図8

左足三歩目。肘は少し前に。拳はあまり下にしない。

足は閉じる。

 

7では顔は前を向く。手を上げてきながら右手を見、8では左を見る。相手の両手を両拳で下に押さえている(按)。

8では姿勢は真っ直ぐと言うより、これから左へ進むという勢い・気迫を見せる。

 

2017-08-26 09:22:20.0 覚書(初級長拳3路)

動作説明・要点・・初級長拳圖解より

              ※素人が訳したものです。誤訳等あるかもしれません。ご了承ください。

覚書

無印・・全拳協講習会、中野先生

他・・他の講習会

                

 

預備勢

図1

両足を揃えて立ち、両手は体の両側に垂らし、五指は揃えて腿の外側につける。目は前方を平視する。

要点

頭は端正にし、あごをやや引き、胸を張り、腰を伸ばし、腹を引く。

 

虚歩亮掌

図2

右足を右後方へ引き、左弓歩となる。右掌を右、上、前に向かって弧を描いて出す。掌心は上向き。

左肘を曲げ、左掌を腰横へ引き上げる。掌心上向き。右掌を見る。

図3

右足をやや曲げ、重心を後ろへ移す。左掌は胸前を経て、右手の上から前方へ向かって突き出して伸ばす。

右肘は曲げ、右掌を腰横に引き、掌心は上に向け、左掌を見る。

図4

重心をさらに後ろへ移し、左足をやや右に移して足先をつけ、左虚歩となる。左手を内旋し、左へ、後方へと回し、かぎ手にする。かぎ手は上向き。

右手も続けて後方へ、右へ、前方上へと弧を描く。肘は曲げ、手首を折って頭の前方上で亮掌(横掌)を作る。掌心は前向き、指は左に向け、左を見る。

要点

三動作は連貫させる。虚歩の時、重心は右足に、右大腿は地面と平行にする。左足はやや曲げ、足先をつく。

 

 

覚書)

図1

右足は斜め後ろへ。

図2

右手は真っ直ぐ前。

図3

両手は縦に大きく回す。

図4

(3で縦に回した後)かぎ手を後ろへやる時は、体すれすれに直接後ろへ。左から回してくると、体がぶれてしまうから。

左足は膝を持ち上げてからつま先で着地。

他)右掌つむじの上。

 

右手で相手の手を払って、左手で攻撃。右手で相手の右手を受け、左手は相手の首横に入る。

4の左つま先で相手の足を引っかけている。

 

 

 

2014-06-18 20:32:50.0 覚書(長拳)

準備の姿勢・・背中が寄り、胸が開く。太極拳と逆。おなかを引っ込める。

内臓を上に引き上げると腰が伸びる。横から見て腰が伸びるのが重要。太極拳のように臀部をおさめるということはない。

足を上げる時(蹴る時など)は股関節から上げる。練習の時は姿勢を真っ直ぐに保つ。真っ直ぐなままで蹴ることを心がける。弾腿の場合、腰の高さ。

拳、あるいは掌とつま先の位置が同じ・・片手で引き込み、片手で打つ。したがって手と足の位置が同じでないと攻防の意味がない。

同じ位置になるには肩を前に送り出し、体(の向き)が斜めになる。また、高く蹴る必要性も全くない。

馬歩・・必ずつま先を真っ直ぐに、しかし外に開く意識を持つ。腿が地面と平行。低い姿勢の方がかえって楽。股関節を中へ中へと考えると腰が伸びる。

弓歩・・やはり股関節を中へ中へという意識を持つ。前足の腿が地面と平行。後ろ足はぴんと伸ばし、上に乗っかられても大丈夫なくらいに張る。足の裏で地面を押す。

前足のかかとと後ろ足のかかとが一直線上にある・・

理由その1 長拳はその名の通り体をできるだけ長く使う。足が一直線で体を斜め(半身)にすると、拳(掌)が遠くまで届く。太極拳のように足幅を取ると安定はするが、手が遠くに行かない。

理由その2 向きを変えるのがすばやくでき、反対を向いた時に足が交錯しない。

練習する時は高さを変えずに向きを変えるようにする。

掌・・親指を曲げる。四本指をつけ、指を甲側にそらして、小指の下側に力が集中するようにする。

長拳の掌は打つのが目的なので、指が開いていると力が分散する。太極拳は相手の力をいなしたり、腕を引っかけたりするので、指の間を開け、虎口(人差し指と親指の間)を開ける。

また、親指を離していると、相手に親指をつかまれたり、自分の打つのがそれて相手にぶつかったり、相手の攻撃を受けた時に親指をケガするおそれがある。

拳・・腰のところで上向きの拳は、いつ下向きの拳になるのか・・

腰に構えた時は上向き→肘が体の横にあるうちは上向き→肘が体より離れると回転を始める→打ち終わるのと回転が終わる(下向きになる)のが同時。

打った時、腕から拳まで一直線になる。ただし、この場合外から見てどこも平らという意味ではなく、腕から拳まで真っ直ぐな芯が通っていると考えること。手首の中央に芯棒があって、それが真っ直ぐというイメージ。

途中で引き手と向かい合う、引く力で前に出るというイメージ。

打ったり押したりは体の中央に向かって。

抱拳は、腰を抱くという意味。

拳の交差・・相手に振り下ろす方の手が前。例えば相手が右手でこちらの左手をつかんだ場合、相手の右手の上にこちらの左手を重ね、両手をこのまま上げていくと相手の手がはずれる。右手が後ろだと、(こちらの)力の強い場合は別として、はずしにくい。

上から左右に振り下ろす動作・・右拳で振り下ろすその時に左拳の力も利用する。片手だけよりも威力がある。

踢腿・・前に振り上げる時は自分の額が目標。

右足を左に振り上げる時は左の耳が目標。

左足を右に振り上げる時は右の耳が目標。

足が高く上がらなくても、その延長線上に右または左の耳があること。

内側から外へ回す蹴りは135度回す。練習は真横まで回す。つまり角度がちゃんとしていることが重要。回るようになったら次は高さ。最初から高くすることばかり考えてはいけない。

馬歩など、少しきついかな・・と思っても低くしてやること。間違った方法で無理をすると体に悪影響を与えるが、正しい姿勢や方法で少しきついのをやるのは体をいためない。股関節がちゃんと折れれば、動作が楽になる。

                                     長拳講習会より