[ 2015年8月 ]
全4件

図67 図68 図69 図70 図71 図72 図73
14)転身推掌
孫式の倒巻肱
門)
図67
左足は右足の10センチ後ろの10センチ横。
図69
かかとを着いた時はつま先はやや中に向いているが、足全体が着いた時は真っ直ぐに。
図70
かかとをあまり上げない。下げておく。足は速めに寄せる(孫式は動作が速い)。
真っ直ぐ前に押す。
李)
右つま先を入れる、左つま先で回る。左つま先を入れる、右つま先で回る。両方同時にしない。
全)
図68~69
足を出す時振り回さない。
図69~70
押す時は手だけではなく、肩も腰もみんな使って左へ回しながら押す。
図71~72
このままでは足を出しにくいので、腰が回るのと右膝が外へ回るのと一緒。図71の時点では膝を開かない。
中)
動作はすべてつなげる。終わりがない。
図69~70、図72~73
摟膝拗歩はこのまま押すが、推掌は中へ入る。
足の形が摟膝拗歩と違う(横幅が違い、膝と膝が近い)ぶん、押す手の位置も少し違う。
押している右肘の下に右膝、あるいは押している左肘の下に左膝がある。

図62 図63 図64 図65 図66
13)肘底睡
門)
図63
体の右側でボールを抱える。上体の向き右へ。
図63~64
左足は今まであったところ(単鞭の位置、斜め前方)に置く。
図64~65
右手は上向きにして前の方へ、打つように。左手は下向きに。
図65
右手上向き、左手は腰のところで横向き。
図65~66
左手は自然に出ていく。ねじらない。右手は甲を下向きに、自然に引いてくる。
図66
肘下に拳の角(人差し指の付け根)、拳はやや斜め(小指側がやや前)。たて拳ではない。48はたて拳。
李)
図65
右手は相手の手をつかんでいるところ。
図65~66
左手は上がって行って返して劈。
全)
図63
腰を大きく右に回すと、左足が寄せやすい。
図66
拳を左肘の真下へ置こうとすると脇がしまるので、拳は肘よりやや内側(右側)でよい。
中)
図62
寄せる足は後ろから(後ろを通って)寄せてくる。
体は手だけで回さず、脇の下、脇腹も使って回す。
左腰を後ろへ引く。ずっと体の軸(百会と会陰を結んだ線)中心で回る。
図63
右腰を後ろへ引く。
体の中心を両足の間に置き、体重がかかっている方の足に乗らない。
図63~64
左手は上に上げる。左へ行ってはいけない。お尻を出さない。
図64~65
左手は下へ下ろす。左へ行ってはいけない。右手は上向きで上へ。
図65
左肘を曲げる。前足(左足)に全部乗らない。
図65~66
左足は少し前方に着地。


図60 図61
12)右単鞭
門)
体の少し右側に(視線も)押し出してから、右足に体重を移しながら左右に分ける。最初から左を見てはいけない。
図61
体は真っ直ぐ、斜めに傾かない。両手の高さも同じ。左膝は伸ばしきらない。右つま先斜め、左つま先正面を向く。
李)
図60
孫式は足を真横に出すが、総合は30度後ろへ。
図61
足の上に手が来るので、手の位置も30度ほど後ろ。
横襠歩・・深くすると仆歩になる。
手のひらは押し出していくので、向きはやや外向きになる。正面ではない。
全)
図60~61
横へ開く。肘から下が動き、途中で止めること。
図61
両腿が張った、上に乗られても大丈夫な状態。
中)
図59~60
合から両手をさらに前に押し出してしまうと、右肘と右膝は合わなくなる。合の時の距離のまま。
足を出した時点で体を後ろに引いているので、あとはそのまま分ける。
足を出した時点でもう手が開き始める。
図61
両足の上に体が半分ずつしっかり乗る。あとは下へ沈む。
左足は後ろ(北)へ伸ばす。体も後ろへ。右へ行ってはいけない。

図58 図59
11)開合手
門)
図58
開いた時は肩幅。親指が脇の下あたりに来る。重心右足。右足裏を下ろした時には正面を向いていて、両手のひらを向かい合わせる。左足かかとを軸につま先を回し入れる時には手が開き始める。
図59
両手の幅を縮めた時には顔の幅。重心左足で、右足かかとを上げる。
手のひらを向かい合わせたまま肘を左右に開く。肘を後ろへやってはいけない。手のひらを寝かせてもいけない。
後ろから抱きつかれたのをほどく。後ろへやったり、指を寝かせると、ほどけない。そのまま体を回すと威力は増す。
李)
図57~58
右かかとを入れながら両手をやや引く。顔の幅。
全)
開合の時は背中が張ったり丸くなったりする。胸ではない。
開く時は胸を横(左右)に開く感じ。後ろへ開くと胸が張ってしまう。
手(胸)だけでなく、背中側も開合するので、肩の位置が変わらない。開いた時も閉じた時も手のひら向かい合わせる。開く時は肘が横に。胸が出るなどはっきりした動きは見せない。
中)
図57~58
体を回す時、両手を少し寄せる。
図58
肘は下。横へ行ってはいけない。
図58~59
手を開いた時は体に近くなり、合わせた時は体から少し離れる。指の高さは変えない。
息を吸ったり吐いたりするのをまわりに見せない。例え呼吸が合っていなくても(止めていても)、呼吸している時と同じスピードにする。