[ 2015年11月 ]
全5件

図138 図139 図140

図141 図142 図143
26)斜飛勢
門)
1・・肘で交差するくらい深く合わせる。2・・腰を右に回して(前を向いて)足を出す。3・・両手を開く(体が左へ回る)。→これはテキストのやり方。表演の時は大きくやってよいが、教える時はテキスト通りのやり方で教えること。
完成形では上体真っ直ぐ。12の単鞭と同じ形。右手から左足にかけて一直線。
図137~138
右拳を開きながら上げてくる。
図139
ボールを抱えると言うよりは、左肘の下に右手が合わさるように寄っていく。
図141
左手は遠くを押さえる。右つま先斜め。
李)
図138
両手分かれる。
図140
右足かかと。両手深く交差。
図140~141
右肩から先に。
図142
右手は指先から腕にかけて真っ直ぐに。手首を曲げない。上体はやや斜めになる(頭も)。
全)
図137~138
右拳は大きく振り上げない。拳を上げ、その後右足を寄せるため程度に体が少し右に回る。大きくは回さない。
図138
左手が上がり、体を左へ回す。
図140~141
140で左手で相手の手をつかんでいる。141で下に押さえている。左手が弱くならない。
右手は体の中央で上に上がるだけ。左手は下に。ただ左右に大きく分けるのではない。
中)
図138
左つま先を大きく回し出す。
図139
真後ろを向いたままでは足を踏み出せないので、右に体を回してから踏み出す。右手は少し上に上がってから分ける。最初から分けない。
ここらへんは止まらずに。
図140
右足を踏み出した時点で右手上げる。踏み出した時点で靠をしている。踏み出してから靠をしようとしてもできない。
肩でぶつかっていくので、肩、肘、手の順で。
図141
右足に重心をかけすぎないように、腰を座らせていく。左手突っ張らない。
27)単鞭下勢
門)
図141~142
寄せてくる右手を見る。左つま先動かさない。
図142
低くなる時に右手も下りてくる。右かかと出す。
図143
あまり右つま先外側に回し出さない。
李)
図143
右手は穿掌。
中)
右肘を回してくる。図形のように、通るべきところを通る。
図141~142
左手首が肩の高さに上がる。

図135 図136 図137
25)進歩栽捶
栽捶・・地面に向かって打ち込む。
門)
図135
腰を右に回しながら、右手のひらを上向きに。手だけでやらない。
図137
右手首やや曲げる。
李)
図136
左手は、体が回るから払うように見える。手だけでやらない。
図137
やや前傾(頭部から右足まで一直線)し、右拳は遠くに。近く(真下)に打ち込むのは孫式。
全)
この後単鞭下勢まで、動きを大きくし、背中をきれいに見せる。
図135
右手は横(正面)ではなく、かなり斜め後ろに上げていく。
図136
曲げ戻してきた時は、手のひらだんだん拳にしながら、手の向きを変える。
図136~137
打ち込む時は力が入ると、それだけ無駄な動きが入る。
図137
前に行かず、下に沈む。
中)
ここらへんは静かな動きでやること。
図135
右足の上に右手、必ず下に押さえる。右手が体からはずれて(右へ)行ってはいけない。
この後、左肘と左膝が合う。
図136
右手の動きは海底針と同じ。猫のような手。曲げ戻した後、肘を前に。
図137
両手同じ位置。

図129 図130 図131

図132 図133 図134
23)左分脚
門)
図129
右足は正面まで回し出す。
中)
128の後、両手をきれいに分ける。
両手を分け、右つま先を回し出した時は、正面(南)を見る。つま先を下ろしたら、左手方向・・蹴る方向に顔を向ける。129の形を必ず作る。
図129
両手は下へ下ろす。上体を前に出したりせず、真っ直ぐに保つ。
24)転身拍脚
門)
図132
交差するようにつま先をおろし、両足つま先で回る。
回っている時は手は下。
図133
両手を上げる。体の向き斜め。
李)
両つま先で回る。
全)
左足を下ろしてから回るのではなく、下ろすのと同時に右かかとも動かす。133の状態で、体をきちんと安定させてからたたく。ゆっくりでよい。
たたく時、肘を分ける。膝を持ち上げるのと、たたくのと、二段階にしてはいけない。
図131
右の腰が後ろへ後ろへと行くように。
図132
右肩や右腰を、右に持ってくる。
図133
回り終わった時、右つま先が左足より中へ入っていないこと。
中)
足を下ろした時と回り終わった時、必ず二か所顔を先に向けてしまう。低くなって回り、頭は真っ直ぐに。
図134
後ろの手が高すぎないように。

図124 図125 図126 図127 図128
21)右分脚
門)
図124
右足ゆるめてから。
中)
123から124にかけては最小限の動きで。右膝少し外へ動く。
22)双峰貫耳
門)
図127
ここで拳。
全)
真っ直ぐ前を向いたままでは右足は下ろしにくい。ほんの少し体の向き左。拳を合わせていく時体が少し右に回るが、外には出さない(見せない)。
図127
手首を緊張させない。
図128
両肘を下げる。右足は30度方向。
中)
拳やや内向き。左足伸ばす。


図121 図122 図123
20)退歩打虎(独立打虎)
門)
図122
右足は、上げるのと内側に曲げる二つの動き。
右つま先を上げて、相手の足をからめるように内側へ回しながら上げていく。
図123
右拳は胸の高さで、中央より左寄り。
右足は膝から上は進行方向を向き、膝から下はそれより中へ入る。
李)
呉式の打虎。楊式は弓歩。拳の動きは貫拳。相手のこめかみと腹部を打つ。
図121
右手は穿掌。
図123
右足は分脚にしない。
全)
図121
左足は右かかと線上の45度後ろに着地し、つま先着いて下ろした時、かかとを内側に。
図122
体の向き斜め。足を持ち上げる時は膝から起こしてくる。
馬歩で、左足に重心移さないまま右つま先中に入れて蹬脚。重心左に移してしまうと、足が持ち上がらない。
図122~123
拳は左右から同時に合わせる。
右足を持ち上げて膝を曲げる時、足(膝から下)の部分が下がらない。
123では足首やつま先に力を入れない。つま先を上に向けることより、角度に注意。股関節、膝の曲がり、足首、いずれも90度。
上げてから曲げるやり方と、呉式風にそのまま(足首でタオルを引っかけ)上げるようなやり方もある。
中)
図121
攬雀尾の掤から捋への入りと同じ形。両肘の高さが同じになる。
図122
左手は後ろを通る。呉式なので、楊式の合わせ方と違う。
腕全体を振り回さず、肘から下だけ回す。
右手の下に右足がある。
馬歩ぽく。右つま先しっかり入れる。
この後右肘を曲げて(拳を)内側に。
図122~123
つま先を入れて持ち上げるところは蹬脚と同じ。蹬脚→膝を曲げる→内側へ。
図123
両拳眼合わせる。左脇伸ばす。左拳高め。体は少し左向き。進行方向を見る。