
22屈膝平帯 23撤歩帯剣 24独立捧剣
8)提膝捧剣
図21~22
中)平帯。
他)この時点で、手を分ける用意。
図 22~23
中)両手を分け、左つま先少し下げて、真っ直ぐに調整。
全)ここは大きく分ける。
他)下に沈む。
図23~24
他)合わせていく時は、剣先と剣指を前で合わせるイメージ(両方で前へ)。前へ行ってから(押し出してから)合わせる。
図24
中)左手は剣指のまま、上向きで捧げ持つ。剣先はあまり高くしない。 捧剣・・体の前に捧げる。
全)23から24にかけては、下からすくうようにではなく、両脇から平らに寄せる。
※
全)左手は剣指でも掌でもどちらでもよい。
9)蹬脚前刺
図24~25
中)両手を少し胸に近づけてから、平らに押し出す。この時蹬脚。 前刺・・真っ直ぐ前に刺す。
全)剣を刺す前に少し左膝をゆるめて、合の状態にする。
他)剣が上がっていく時、かかとで蹴る準備。

26落脚前刺 27躍歩撤剣 28弓歩平刺
10)跳歩平刺
図25~26
中)右足はかかとで着地。
他)足を下ろす時、剣が下がる。32式と同じ動き。
図26
中)右足着地して体重をかけ、つま先立ちになる。左足は膝を伸ばして上げる。 左足は32式より大きく飛ぶ。
全)ここは32式と違って、後ろ足を上げる。
図 26~27
中)左足はつま先から着地。手を分ける時は、両手下向きで、下に押さえるように自然に分ける。外側にふくらませない。
図27
中)右つま先地面につけない。右足は後ろへ上げない(曲げた右膝が左足より前にある)。
図27~28
中)剣指は横から自然に上がる。
全)剣をかい込む時にはもうこれから刺す方向に剣先が向いていること。
図 28
中)平らに前方を刺す。
全)体の向き斜め、遠くを刺す。
※
李)跳はつま先で跳ねること。かかとから下ろすと、歩くことになってしまう。27で上げた足は、軸足のふくらはぎに寄せる感じで。後ろに蹴り上げてスケートで蹴るような形になったり、横に開いたりしないこと。

16落歩圏剣 17弓歩攔剣 18上歩収剣 19虚歩撩剣
5)左弓歩攔
図15~16
中)剣先一度下に(手のひら内向き)して、時計回りに小さく手首を一回転(劈で振り下ろした後、小指側が上がってくる)。この時左剣指を寄せてくる。左足はつま先から着地。
黄)右手のひら返して下を通って一度剣先立てる。この時左足一歩踏み出す。途中から剣は斜めに。
他)手首だけでなく、腰の回しも使う。
※
左足はテキストによってかかとから着地のものと、つま先から着地のものがある。
図16
全)16では両腿が張った感じになる。左足を着地した時、剣の方を向く。それから左へ回す。
他)この状態から攔に入る時、剣先の力が途切れない。
図16~17
中)剣と剣指が同じように動く。左足45度方向。
他)左胯が左へ回る。前へ行かない。
図17
中)右かかと蹴り出す。立剣、手のひら右向き。
全)右肘が弱くならない。32式よりやや低め。
黄)剣先下げる。
※
李)相手が正面から劈で来るところを受け止めているところなので、左足は斜めに出す。真っ直ぐ出すと体がねじれる。
6)左虚歩撩
図17~18
全)右足はやや交差する位置に出す。右腰が伸びない。右足はかかとで踏み出した後体が回るので、つま先も外に。
図18
中)左つま先外、少し重心後ろ。剣指は右手首につける。
図19
中)剣を高くすると言うより、体の高さを変えないよう(伸び上がらないよう)肩などを沈める。斜め45度方向。
全)(剣は)わりと高め。剣指の位置に注意。手首よりやや下。頭の位置は下げず、股関節をゆるめ、膝が上がるイメージ(体全体が下がるわけではない)。
虚歩の時は、足の裏側を曲げるイメージ。

20転体上歩 21右弓歩撩
7)右弓歩撩
図20
全)17から18に移る時、20から21に移る時に切っている。
他)剣を見る。
図 21
中)剣先斜め下、右手は体の中央で、高くしない。
全)体の向き斜め。
他)剣先の力が抜けないように。
※
李)撩は遠くを切るような感じで、前へ前へと行くイメージ。