
44後坐回帯 45提膝上刺 46落歩帯剣 47虚歩下截
16)提膝上刺
図44
中)剣先は右、左足に重心、右足動かさない。
李)右つま先を上げてはいけない。
全)剣を動かすと言うより腰を回す。剣柄は体の中央あたり、あまり右すぎない。
黄)剣を引いてきて、それから右斜め上に。大きく回さない。
図45
中)体の向きと剣の向きを同じにすると刺せない。
李)剣指は手首につける。
全)長拳ぽく遠くを刺すので、剣指は前腕に。上体や左膝は正面を向く。全部斜めにしない。
17)虚歩下截
図45~46
全)左足はかかとで着くが、足の裏を下ろしていく時、つま先が少し中へ入る。
黄)32式と違い、左足はかかとで斜め左前方へ着地。
図46~47
全)後ろ足を寄せながら体を右に回し、右足を着地。右足を着地してからだと、体が回らない。
32式よりは46の動きは小さめ、この後の切り下ろす動きは大きく。
図47
全)右手は肘を曲げて引いてくると動きが縮こまってしまうので、手首を下げる。
※
截・・断ち切る
李)截は切断すること。長江の流れをぴったりと止める、あるいはサトウキビの長い茎を切断するイメージ。
下・上・横、いろいろな截がある。この場合、相手の手首を上から切るつもりで。力点は剣の中ほど。