
78跟脚帯剣 79弓歩削剣 80蓋歩雲剣 81弓歩抹剣 82跟脚帯剣

83弓歩抹剣 84蓋歩雲剣 85弓歩抹剣
28)右左雲抹
図78
中)右足寄せる。つま先つけない。
全)両手を交差した時は剣先左斜め後ろ。
図78~79
李)右足はほぼ横に出す。
図79
中)右手上向き。重心移しながら切る。
全)右斜め前方まで分ける。右弓歩。
図79~80
中)左足が右足の前を通ってつま先で着地。
李)足一つ分くらい前につま先から。かかとから着いてはいけない。
図80
中)右手首に剣指つけて、右手下向き。相手の首のあたりを切ると考えて、その高さに。
回した後からが切っているところ。
図80~81
全)抹をし始める時は体の向きは左で、剣先は後ろ。
図81
全)この時は抹なので、手首を引き寄せない。引き寄せると帯になる。
図81~82
中)一度下へ引き寄せてから、また前(右斜め前方)へ。
全)後ろ足を寄せながら手を引き寄せる。さらに体が右に回る。
図82
中)つま先つけない。
図82~83
全)先に剣指が左へ動き、剣が後からついてくる。
図83
中)右手下向き。剣指離れる。弓歩。
図83~84
李)右膝上げる。
図84
中)右手上向き、剣指手首。ここから切っているところ。
図85
中)弓歩。
※
李)抹は床を横に左右に手を動かして拭くようなイメージ。
全)剣を回すところ(雲)で相手の剣を避け、その後の抹で相手を切る。相手の剣は剣面でかわしている。
雲は小さく、抹は大きめ、蓋歩は滑らかに。
右斜め、あるいは左斜めに進んでいく。例えば蓋歩で着地した時の左足のかかとは、右足のつま先の線上に、抹で切る時の右足のかかとは左足のつま先の線上にある。
78~79では腰が右に回る。80では左に、80から81では右に回る。81から82ではさらに右に回し、83で左へ、84で右、85で左へ回す。手だけでやらない。

70仆歩落剣 71仆歩横掃
24)提膝点剣
図69
李)左膝は68の向きのままではなく、少し右に回る。体も回す。左手座腕、掤形。
全)68から69の間で軸足をゆるめ、69で決まる時にまた少し高く。左膝も同様。膝をいちだんと高くする感じで。
25)仆歩横掃(左)
図70
中)剣指は左腰の後ろを通る。左つま先を外に、右かかとを外に。
李)左足はつま先から着地。剣は69のまま仆歩で剣指を後ろへ突き出す。剣は膝の高さ。
全)視線はずっと剣先を追う。
他)左胯を支点に回す。ずれたり前へ行ったりしない。
図71
李)剣先前。右だと帯になってしまう。
全)横掃はいつも体の前に右手(首)がある。先に行ったり後になったりしない。32式と違い、少し剣先下。
※
中)仆歩にする時は、まず右膝を曲げてから左足を下げる。そうすると剣も自然に下に下がる。右膝を曲げるのと左足を下げるのを一緒にしてはいけない。
李)掃は後ろから回すように切ること。掃除をするように。

72跟脚撥剣 73弓歩截剣 74跟脚撥剣 75弓歩截剣
26)弓歩下截(右、左)
図72~73
中)つま先つけない。刃で前に押すように。弓歩は斜め方向。
丁)剣先は床から10センチくらい離す。
図74~75
中)つま先つけない。刃が前で肘を伸ばしていく。
李)体の前に剣がある。
丁)右手首は大きく回さない。
※
全)剣だけでなく、腕(肘から下、手のひら)の向きも回して変える。剣先で地面に(新体操の)リボンのように8の字を描く。
切るのではなく、受けている。下で受ける攔剣。73や75からそのまま上げてくれば、攔剣と同じ形に。
他)叢の蛇を捜す。

76震脚回帯 77弓歩下刺
27)弓歩下刺
図76
中)右足寄せて震脚。
図77
中)左足出して弓歩。斜め下に平剣で刺す。
李)腰と足の力で刺す。手と足の動きを合わせる。
※
全)震脚した時には剣はおなかの前。その後体を右に回して、剣も右に持ってくる。震脚の時、右膝が開かないこと。