[ 2017年9月 ]
全3件
2弾腿衝拳
図11
重心を左足に移し、右膝を曲げて持ち上げ、甲をぴんと伸ばして、強く前方へはじき出すように蹴る。
高さは腰の高さ。
右拳は腰横に引き、左拳で前に突く。前方を見る。
要点
軸足はやや曲げてよい。蹴り出す時は勢いよく、力点は足先。
3馬歩衝拳
図12
右足を前に下ろし、足先を中に入れ、上体を左へ回す。
左拳を腰横に引き、両足はかがんで馬歩にする。
右拳を前へ突き出す。右拳を見る。
要点
馬歩の時、大腿はたいら、両足は平行、かかとを外へ突っ張る。胸を張り、腰を伸ばす。
4弓歩衝拳
図13
上体を右へ90度回し、右足先を斜め前方へ回し出し、半馬歩となる。
右肘を曲げて右に打ち出し、拳眼は後ろ、右拳を見る。

覚書)
図11
右足は低くてもよいから、止めること。
図11~12
左拳は後ろを向きながら払う動作。
左足はかかとから下ろす。ドシンと落とさない。
図12
馬歩になる勢いを利用して右拳を打ち出す。
馬歩の目安は三足半。あとは調節する。
他)右かかとを下ろし、体が回るのを利用して拳を出す。
図13
9や13のような途中では力を入れないこと。
図14
左足を伸ばし、右弓歩となる。右拳を腰横に引き、左拳を前に突き出す。左拳を見る。
5弾腿衝拳
図15
2と同じ。ただし、左右反対。
6大躍歩前穿
図16
左膝を曲げ、右拳は掌に変えて内旋し、甲側を左膝外側へ引き下ろす。
上体は前傾し、右手を見る。

覚書)
図14
打つ時は後ろ足が先に伸び、その力が左拳に伝わる。
拳は小指側を少し前にすると、打つ感じが出る。
右膝の位置に重心。
弓歩は重心は五分五分。
図16
体は左後ろへひねる。
相手が足でこちらの左膝を蹴ってきたのを、右前腕内側で引っかける。あるいはよける。
1弓歩衝拳
図9
左足を左へ一歩踏み出す。つま先は斜め前方に向ける。左足はやや曲げて半馬歩。
左手は上へ左へと打ち、拳眼は後ろへ向く。拳は肩の高さ。
右拳は腰横へ引き、拳心は上向き。左拳を見る。
図10
右足を伸ばして左弓歩にする。左拳は腰横へ引き、拳心は上向き。
右拳を前方へ突き出す。肩の高さで拳眼は上、右拳を見る。
要点
弓歩の時、右足を十分伸ばし、かかとは上がらないこと。
衝拳の時、できるだけ腰を回し、肩を送り込む。

覚書)
図9
9の時は半馬歩なので、右膝は中へ入らない。体も左へ向けてはいけない。途中の動作。
まだ重心は後ろ。半馬歩は後ろ足に7、前足に3。
左手は肘を伸ばさない。横に払う受けの手。裏拳打ちではない。拳は小指が少し前に出る感じ。
払う手の動きは肘を中心に、8での肘の高さのまま。
右拳は腰骨の上に乗っける。前の方に来ない。やや後ろ寄りで上向き。
左足は着地したらすぐに足の裏をつける。足先は進行方向。後ろ足を伸ばせばすぐ弓歩になる。
図10
10で体を前に向ける。
掌や拳で打つ時は、反対側の引いてくる手の力を利用する。
肩が動くが、頭は動かない。
打つ時に拳が高くなりやすいので注意。肩の高さ。
右肩を前に、左肩を後ろに。
手は肩で止めず、肩を前に出す。
並歩対拳
図5
右足を伸ばし、左膝を上げ、つま先は内側に入れる。上体はそのまま。
図6
左足を前方に下ろし、重心を前に移す。左肘を曲げ、かぎ手を掌に変え、左脇から前方へ伸ばす。
右手は外旋し、前方下へと下ろし、左掌の右側に持ってくる。両掌は同じ高さで、掌心はいずれも上向き。
図7
右足を前へ一歩踏み出し、両手を下へ垂らし、後ろへと回す。
図8
左足を右足に並べ、両手は外へ、上へと向かい、胸前を経て、肘を曲げて下に押さえる。
両掌は拳にし、拳心は下向き、下腹の前で止め、左側を見る。
要点
並歩の後胸を張り、腰を伸ばす。対拳、並歩、頭の回しは同時に完成させる。

覚書)
図5
左手はそのまま前へ。
図6
両手は肩の高さ。左足一歩目。
図7
右足二歩目。
図8
左足三歩目。肘は少し前に。拳はあまり下にしない。
足は閉じる。
※
7では顔は前を向く。手を上げてきながら右手を見、8では左を見る。相手の両手を両拳で下に押さえている(按)。
8では姿勢は真っ直ぐと言うより、これから左へ進むという勢い・気迫を見せる。