
2攬雀尾
図5~6
中)5から体が回った分だけ両手が右に動く。右手は上、左手は前に行く。右手は肘から下だけ動く。長拳と同じ払う手、よける手。
全)右手は大きく回さず、上に引き上げていく(体の前にある)。右手と右足だけでなく、左手も動き始める。左手は遠くを通って回すように。
図7
全)右手下向き、左手斜め上向き。
左上腕外側と左腿外側の面がいつも同じに。
図9
他)左足を出す時、体は正面に向く。
図10
全)左上腕外側と左腿外側の面が同じ。どこまで行けるのかが決まる。
右股関節を折り込んでいく。
図11
中)左膝を伸ばす。
全)左手はすぐ掤をしたいので、はっきりとボールを抱える必要はない。
左足を寄せて低くなった姿勢をずっと保つ。左足を寄せる時更に右に回る。左手はずっと受けの形で、最後に少し手のひらを斜め上に向けて、下に押さえる意識。
9~11で無理に右に回さない。座らせて、両手両足の位置を合わせる。
左つま先を少し中に入れながら足の裏をつけるが、その方向に腰が向いていること。右つま先の角度、左足をどこに置くかで、11での体の向きも変わってくる。
中)中野先生
全)全拳協講習会
周)周先生講習会
他)その他講習会
全体
周)坐腕をしっかり作る。押す時に親指側と小指側の両方が当たった方が力が出るのか、掌根側が当たった方がよいのか。
虚歩で股関節をゆるめた場合、片足を後ろに引いているので、前足の膝、つま先はわずかに中に入る。真っ直ぐ前に向くのは不自然。並歩なら前から見て円襠、虚歩なら斜めから見て円襠。
弓歩では前足は(膝もつま先も)真っ直ぐ前に向くが、足のどの部分が真っ直ぐなのか。基準を親指に置くのと中指に置くのとでは足の方向はわずかだが変わってくる。
足を持ち上げる時は根元から、手を動かす時は肩(の付け根)から。
足先から動き出すのではなく、根元がゆるんで、それで持ち上がる。足先は仕方なしに持ち上がる、いやいや持ち上がるというふうにする。猫の歩く様のように、膝関節がないような動きにする。
全)体の中心線をはっきりさせたら、あとはそれがゆらゆらしない。動作はその軸を中心にした円を描く。

予備勢
図1~3
全)頭を上に腰を下に・・これをずっと続ける。ゆるめるから膝を上げることができる。
左足を着地するのにつま先に力を入れて踏んではいけない。軽く。
持ち上げた膝が右とか左に向かない。
1起勢
図4~5
全)手を上げていく時は上体を下げる意識、手を下げる時は上げる意識。ただし外からは見えない。
背中が一枚の板のように真っ直ぐになる。上げていく時は相手の腕が上に乗っている意識。下げていく時は掌根側で押さえる。
5では両肘先後ろを向く。手のひらは股関節の高さで、指先は前方、体の横まで行かない。
周)手のひらの位置・・24は体の前、85は横、規定はやや横。