
16単鞭
全)119の形をゆっくり、121で沈める。

17高探馬
図122
全)後ろ足を寄せるのに少し体を左へ回す。前へ行かない。かぎ手は少し前へ。
図123
全)そのままかぎ手を開き、(後ろへは行かず)肘を折って耳横へ引き戻す。
図124
全)右手は手のひら下向きにして回し出す。
この時点で左手の指先はやや右を向いている。その形のままで腰へ引く。
図125
全)動作の完成時に頭を後ろへ引く。
正面から見て右手と左手がほぼ同じ位置にある。
伝統楊式と違い、腰の位置は一定に。高さが同じ、上に伸びない。
他)右手は小指が上。
※
周)摟膝拗歩、倒巻肱、高探馬の順でだんだん手が横向きになる。
他)両手は弧を描く。その動き(平円)が次の蹬脚へ入る動きとなる。

14左右野馬分鬃
図95
全)両手は次のボールを抱えるための準備動作。なでるような動き。
図96
中)上の手は制定拳と違い、ボールを抱えると言うより相手の手をつかみに行くという意識を持つ。
図97
全)左足はかなり左横(60~70度)へ出す。普通に左斜め前方(45度)に出すと、次の動作が窮屈になる。
図98
全)右手はそのまま下へ。後ろへ引かない。左手はコンパスできれいな円を描くよう指先から。
周)左手掤形を作る。
図99
全)左足のつま先の方向は45度。腰を少し残す。腰を入れない。

図100
他)重心の移動はなく、そのまま後ろ足を寄せる。
図104
他)右つま先真っ直ぐ。

15雲手
中)1・・左手が少し上へ上がる。
2・・左つま先外、左手上がり、右手下がり始める。
3・・右つま先中へ、体を左へ回しながら右足寄せる。
雲手は姿勢を低くし、足をいっぱいに出し、できるだけ大きく、また常に動いているようにする。突っ立ったままやらない。
全)左つま先外、右つま先中の順。足だけで回るのではなく、まず下にゆるめてから。
下の手と体との距離に注意。近すぎない。
馬歩をしっかり作る。馬歩なので足を遠くに出す。
上の手は制定拳と違い、指を立てない。坐腕を作らず、手のひらを下へ向けていく。手を下げると言うより脇を下への意識。