住まいるドットコム

内山ホーム社長内山勇人が、日々の仕事や生活での出来事を綴っていきます

2014-02-25 18:15:44.0 建設(建築)業界の現状「その2」

出張等々の忙しなさで、少し時間が空いてしまいました。。。

気を取り直して「その2」です。

 

その2「建設業者も職人も減少の時代」

多くの方は、詳しく聞かなくともそのような傾向があることは推察できると思います。

何せ、人口減少の時代、労働人口減少の時代ですから。

とりわけ、建設業にそのような傾向が顕著に見受けられるという話です。

なかなか「職人の道を目指したい」といった気概を持って進んできてくれる若い人材は少ないもので。

これは、業界全体にも何かしらの問題があることも示しているのでしょうが。

 

先日のブログでは、アベノミクスの効果や2020年東京五輪開催などで、業界全体としては「未来は明るい」といった趣旨の内容に触れましたが、このような統計もございます。

 

確かに、明るい兆しは見えかけてきた昨今ではありますが、建設業においては休廃業や解散のケースも数多く見られるといった話題です。

詳しくは、東京商工リサーチのHPをご覧ください。

 

記載の通りではありますが、「2013年の休廃業・解散の産業別では、最多が建設業の8,535件(構成比29.5%)で3割を占めた。公共投資が拡大し、民需も住宅需要などで活況を取り戻すなか、長引いた業績低迷で体力が脆弱化したところに、昨今の人手不足、労務費や資材高騰が重なり、先行きの見通し難から事業継続を断念したケースが増えたとみられる。」

の部分が気になります。

 

併せて、総務省の統計データによると

建設業全体での就業者の減少もさることながら、工事現場を進めてもらうための技能労働者の減少も急激に進んでいます。

たとえば、平成12年に432万人いた技能労働者が、10年後の平成22年には332万人ということで、10年間で100万人もの技能労働者が減ってしまったことになります。

 

今までは、技能労働者の減少の右肩下がりのカーブで、全体の仕事量も緩やかに下がっていた傾向にあったため、極端な人手不足という局面には立たされなかった訳ですが、仕事がたくさん生まれるであろう明るい未来の割には、「誰が現場の工事をしてくれるの?」「誰が切り盛りしてくれるの?」といった時代に突入しています。

それが、様々な工事に影響を及ぼし、たとえば先日のブログの内容のような「入札の不調」といった話につながります。

 

どの企業も、未来を託す優秀な人材の確保と育成に取り組んでいることは変わりないと思いますが、現場における人手不足という深刻な問題を抱えながら、前に進んでいくしかないといったところでしょうか。

 

現在、23歳と20歳の大工さんが弊社にはいますが、わが社における一つの課題も、この「人材育成」というテーマです。

2014-02-11 18:08:36.0 久々の投稿となります

サボっていた訳ではありませんが、久々の投稿となります。

 

暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きます。

関東の方では45年ぶりの大雪だったそうですし、この上越も今年は雪は多くないものの、気温が上がらない寒い日が続いているように感じます。

皆様、くれぐれもご自愛ください。

 

寒い日が続いてますので、そんな話題に関連した内容を書いてみます。

 

「いってらっしゃい。気を付けてね」 交通事故などを心配して玄関先でよく聞く言葉ですね。

確かにこの時期、道路も凍結していたり、車の運転も気をつけなければなりません。

しかし、交通事故による死亡者数は、2013年には4,373人でした。

昔より道路を走るクルマが増えているイメージはありますが、13年連続で交通事故は減少しているそうです。

一方、最近よく取り上げられている浴室での不慮の事故死。

この数は、推計で年間1万7千人!

これでは家の中の方が危ない、「おかえりなさい!(お風呂場の寒さに)気を付けてね」の方が、実態に合うのではないか?というのは、近畿大学の岩前教授。 住環境の在り方に警鐘をならしています。

 

この浴室事故の原因の1つは、冬の寒さと考えられています。

その根拠は、浴室での死亡者数が、冬に多く夏に少ないという国民生活センター公表のデータです。

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-19981119_2.pdf

 

脱衣室、浴室の寒さが、暖房室や湯船との大きな温度差となって、急激な血圧の変化を招き、事故を呼び寄せます。

浴室だけでなく、朝の起床時間帯も心筋梗塞が一番多く発生しており、高血圧の方には、朝の寒い室内温度の影響が危惧されています。

70歳以上の代表的な疾患は、高血圧です。 たくさんの方が長生きできる時代、家の中の寒さが高齢者の安全を脅かしています。

一般的には「ヒートショック」という言葉で、最近耳にする機会も多いのではないのでしょうか。

 

そんな、家庭内事故を引き起こさない工夫が、家づくりにおいても重要です。

 

もしよろしければ、弊社のHPにもお立ち寄りください。

2013-08-24 19:02:08.0 地域型住宅ブランド化事業に採択されました

昨年度創設された地域型住宅ブランド化事業。

本年度で二年目を迎える国の住宅施策の取り組みです。

 

工事会社(工務店)・設計士・木材の流通業者・林業従事者といった生産から施工までに関わりを持つ各社をグループ化することにより、グループが供給する地域型の長期優良住宅に1戸あたり100万円を補助する事業です。

ちなみに昨年度は、弊社のお客様で4軒がこの制度を利用されました。

 

私が代表を務める「越後ふるさと家守りの会」も、昨年同様採択を受けることができました。

詳しくはHPをご参照ください。

 

本年度は新たなメンバーも仲間に加わり、あらためて平成25年度のグループとしての共通ルールの確認や、今後の申請に向けての説明会を催しました。

 

 

 

地域で建てる家は、その特性を熟知したその地域の造り手による仕事が良い家に繋がる。

可能な限り、木材の地産地消を進めることにより、地域経済への貢献も視野に入れる。

木材の輸送に関わるエネルギーを抑えることにより、地球温暖化防止にも一役買える。

 

理想や理念はまだまだ語りつくすことはできませんが、そんな想いでこのグループの運営にあたってまいります。

2013-07-26 19:48:31.0 木材利用ポイントってご存知ですか

木材利用ポイントってご存知ですか?

 

地域材を活用した木造住宅の新築等、内装・外装の木質化工事、木材製品等の購入の際に、木材利用ポイントを付与し、地域の農林水産物等と交換できる制度です。

 

もう少し詳しくお伝えしますと

①新築時の骨組みに使う構造材

②新築・リフォーム問わず、床や内壁、外壁仕上げに使う木材

③木製品の家具の購入

このような①~③に当てはまる工事や商品の購入をした際に、「産地の証明」や「合法性の証明」がなされた木材を使用した場合に付与されるポイントで、もちろん使用する量や割合などによってポイント付与の大小の差はありますが、“即時交換”といって工事の費用にも充てることができる、大変便利なポイント制度です。

 

ポイント=金額という判断で概ね間違いありません。

例えば、木造住宅の新築時に上記の証明を受けた材料を使用した場合、30万ポイント=30万円が付与されます。

 

 

もちろん、このような便利な制度は誰でも使うことはできますが、「産地の証明」などと同列で「登録を受けた建設会社」が行う工事で無ければなりません。

 

そもそも木材利用ポイント事業は、「地域材の適切な利用により、森林の適正な整備・保全、地球温暖化防止及び循環型社会の形成に貢献し、農山漁村地域の振興に資することを目的としている」とおり、地域活性化といったテーマも重要なので、地域の材料を地域の造り手が適切に使用することが求められています。

 

 

ちなみに、

④薪ストーブやペレットストーブの購入

にも活用できますので、ご興味おありの方はHPもご覧ください。

 

 

http://mokuzai-points.jp/about/index.html

2013-07-22 19:14:23.0 夏涼しい家

上越市大学前地内で新築工事中のI様邸。

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天候にも恵まれ、外張り断熱の施工を始め、順調に外廻りの工事を進めさせていただいています。

弊社のこだわりは「完全外断熱」による断熱施工が特徴です。
板状の断熱材を、柱などの躯体の外側に打ち付けるため「外断熱」と呼ばれていますが、中には外断熱の模造品のような「基礎だけ内断熱の外断熱」なんてややこしい施工をしている会社も多く見受けられます。


東日本大震災以後、エネルギー問題が取りざたされています。
もちろん、もともと住宅のエネルギー消費は大きな社会的なテーマでもありました。
そして、この震災以降「住宅のエネルギー消費をいかに少なくするか」といったテーマであったり、「出来得る限り自然の力を利用した暮らしを進めるべきである」という、大きな流れが加速したようにも感じます。


そこで、断熱施工に関連してお伝えするのであれば、弊社の造るお宅はエネルギーロスを少なく(省く)する“省エネ”住宅であるとともに、元々エネルギー消費の少ない“少エネ”住宅であるということをアピールさせていただきます。


出来得る限り、電気や化石燃料に頼らないで心地よい生活ができる「パッシブハウス」という概念を耳にされたことのある方も多いことでしょう。
ウィキペディアでは、まだ大まかな概要しか書き込まれてませんが…)
Active(能動的)…住宅内の温室度環境を良好なものとするため、エネルギーを積極的に使い生活するように造られた住宅。
Passive(受動的)…エネルギーに頼らず、自然の中にある太陽光・風を上手く活用して、機械力に頼らずとも快適に生活できるように設計された住宅。


弊社は、創業時の未だ一般的にこの言葉が普及する前から「パッシブハウス」を造り続けてきました。
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住宅性能表示の最高ランクである「次世代省エネ基準4」の性能値であるとともに、その土地の道路の方角や、それに応じた居室の向きなどを吟味し、出来得る限り自然のエネルギーを上手に活用して生活いただけるよう、細心の配慮をさせていただいたいます。


例えば、上越市柿崎区直海浜でこの春完成を迎えたK様邸は「隣に両親の家があるのですが、この家に入ると別の土地に来たかのように涼しく快適です」と言っていただいてたり、今回建設中のI様と工事中の現場での打合せをさせていただいた際「中に入ると信じられないくらい涼しいですね」なんて、言葉をいただいています。


百聞は一見に如かず。

こちらのI様邸も「長期優良住宅」「地域型住宅ブランド化事業」の認定を受けている関係で、構造見学会の開催が必須となっております。
詳しくは追ってご案内させていただきますので、是非体感してください!