人類が地上に出現してから今日まで数万年前より「差別」という人権に係る深い諸課題は人間の知能では、宗教でも科学でも、倫理の哲学を駆使しても解決出来ません。結局最後は武力、人の命、血を流す悲劇の繰り返しです。 私も悲しむべき差別を受け続けました。
故白川勝彦氏は十日町市生まれの政治家でしたが、私がその白川氏を支援した事で、何故縁もゆかりも無いよそ者を支援するのかとか、直江津の人間は嫌いだとか高田の人に言われ差別を随分と受けました。
今中国は少数民族ウイグル族、チベット族の人種問題をアメリカ、英国、オーストラリア、カナダ等西側自由主義諸国は厳しく追及していますが、追及しているアメリカは黒人や日本を含め黄色人種を迫害してきましたし、なにより日本には戦争の早期終結を名目とした世界で最初の原爆投下(それも2回!)、ヨーロッパではユダヤ人を強制収容所で大量処刑、国家的大量殺人を行ってきたのです。
今バイデン大統領は中国政府の人権、差別問題を批判し同盟国に同調を求め、北京冬季オリンピック・パラリンピックの外交的ボイコット、外交官関係の出席拒否を求めています。
今後岸田政権として中国非難の決議などの外交課題の決断、日本の将来の行く末を決する鍵をどう使うのか、注目の時が来ています。
日本国内の中でも差別解消は解決出来ず困ったり悩んだり、重苦しく深い悲しみの中で過ごしておられる方も沢山います。
生まれた所、職種、学歴、性別、宗教、思想で人を差別し人権を傷つける行為は卑しい行いです。国家権力で権力維持の為人権無視、殺戮国は人類はもう許してはならないと思います。