えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2022/06/29 22:06<上越の6月の政界を顧みて>

  参議院選挙の最中でありますが、上越地域の大票田である上越市内の票が勝敗を決める一番の決戦場です。しかし残念ながら、と言ってよいのかわかりませんが、保守地盤色が強かったこの地域も、参議院選では塚田一郎氏、中原八一氏が二連敗し、衆議院選や上越市長選も保守系陣営が敗北しています。野党陣営は、有権者の心をしっかり引き付ける努力を日常活動で浸透させている事と労働組合の組織票を取り崩されないように努力しています。それに比べて保守陣営は戦略・戦術の弱さが露呈しています。何も反省せず、同じ人事の組織体制を繰り返し、マンネリ化した選挙体制をここ数十年続けているのです。

 

  現実の上越政界の状況や、高齢化と人口減少、コロナ禍による経済の不況など、少しも明るい話題も見えず、暗くなるばかりです。老舗の有名店が廃業や転売となり、中心市街地の商店街や夜のネオン街は灯が消え、ガラガラの状況です。上越市の景気の回復に対する市・県・国会議員の6月議会の中での政策議論は迫力不足の感がしてなりません。政治はもっと夢と希望を訴えるべきで行政や官僚の事務屋的な発想ではなく変化する新時代を訴えるアイデアのある政策提言を理事者側に又市民に訴えてほしいと思います。