えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2013/07/25 15:11金谷山『会津墓地』の草刈清掃を体験して感じたこと

 

 

 

先日、上越市武道連盟の主催による講演会と社会奉仕活動に参加しました。

 第一部の講演会では、講師に元上越教育大学名誉教授で、同連盟会員でもあり、講道館柔道5段であられる鈴木敏紀先生から誇り高き日本人の美学を説いた世界的名著、新渡戸稲造の『武士道』について高説を拝聴させて戴きました。

 武士の基本的精神「義」「勇」「仁」「礼」「信と誠」「名誉」「忠義」「忍」「躾」など、教養教育が軽視されている現代の学校教育現場では、この尊い精神は残念ながら教えることは出来ていない思います。                  そこで私達は「サムライ」の誇り高き生き方と、現代人が失ってしまった基本的価値感を、地域の子供達や青壮年、及び婦女子に武道を通して出来る範囲で教え伝えて行きたいと思い、実践している次第です。

 

 講演会が終わってからの第二部では班ごとに別れ、1班〔柔道・剣道・空手連盟〕は春日山々頂への「義」の土の運搬を行い、2班〔相撲・銃剣道・太極拳連盟〕は、金谷山にある『会津墓地』の草刈清掃を行いました。

 私は、本年も会津藩士が眠る『会津墓地』の草刈清掃に加わりました。作業をしながら現在放送中のNHK大河ドラマ『八重の桜』に描かれる会津武士の生き様を想うに、「理不尽な! なんと運の悪いことか」の一言に尽きると思い、墓前に手を合わせました。                                

 

 先日の放送では、京都守護職として御所を守り抜いた会津藩が時代の流れの中で、朝敵、賊軍の汚名までかけられ、14・5歳のまだ幼さが残る少年達が主家を守るために戦い。その親族、婦女子までが生き恥より死を以って会津武士の気高い精神を守り抜く人間像が描かれていて、胸に込み上げるものがあり、感動を覚えたものです。

 

 「義」の心を第一義とする上杉家が会津に移封し、かの地でも「義」の心が連綿と継承されて来たものと推察いたす次第です。

 明治2年、戦いに敗れた会津藩士1,742人が降伏人として高田藩榊原家の預かりの身となりました。しかし戦場での傷病や厳冬の長旅で体を壊し、死亡する藩士が多々出ました。その会津のサムライを手厚く葬ったのが、大貫地内金谷山狼谷の『会津墓地』なのです。私は、本年は特に藩士が「義」と「勇」の気高い志しを持って眠っていることを考え、奉仕作業を行わせて頂きました。

 会津では今でも藩校『日新館』の教育を継承し、「ならぬものはならぬもの」「礼」「信」「躾」の武道の精神を子供達に教え、特に“男性は男性らしく”“女性は女性ならではの習慣”を学んでいるのです。

自分たちの歴史に誇りを持ち歴史遺産を大切にしている地域、会津を又訪ねたいと思っています。

 高田にも誇りとする歴史遺産が沢山在ります。大切にしていきましょう。