えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2013/12/19 14:51思いが通じた県立武道館上越へ

 私は上越地域経済の活性化と交流人口の増加には、新幹線開業と武道教育の殿堂を創設することが喫緊課題と常々考えていました。

 そこで、平成22年3月議会の場で「県立武道館の誘致建設を一日も早く県に要望すべきと考えるが、上越市として取り組む気は有るか」と市の姿勢を質しました。当時はまだ県立武道館誘致を公の場で提言し訴える議員は誰もいませんでした。市長の答弁も「現在、県当局に武道館建設の計画は無く、当市としても要望する考えは無い」というつれない消極的な答弁でした。

  しかし私は諦めず、従来バラバラであった上越市内武道7団体に呼び掛け、『上越武道連盟』を組織し、市民運動を展開し、延べ合計7万人の署名を集め、六区四市の行政、民間企業、県議、議会・、スポーツ団体の協力を得て市・県に陳情しました。

 時には、県知事選挙で来越した泉田知事にプラカードを作って街頭で訴えもしました。またこの11月17日にはリージョンプラザにおいて「謙信公生誕の地に武道教育の充実と心の鍛錬の場である武道館を」と市民の思いを一つにした総決起大会を開催して気勢をあげました。

 その結果12月17日、県が設置した『基本計画検討会議』の総意として県内五つの候補市の中で「上越市が一番望ましい」という答申が泉田知事に提出されました。

 これで武道館建設は9分9厘上越市に間違いないとは思いますが、年間30万人~40万人の利用者とその関連のひと達が集まる施設ですので、上越市のにぎわいの創設に必ずつながるものと確信します。

 また来る東京オリンピックには、世界の柔道選手の稽古場として利用される可能性もあり、期待は膨らみます。

 ここまでの3年間、市民、武道7団体の皆様、市当局理事者、体育協会、議会の皆様の一致結束した力が有って、念願でありました当市への県立武道館誘致運動に良い結果を得ることが出来ました。誠に感謝申し上げます。

 武道館誘致成功は、高田開府400年、新幹線開業と並んで明るいニュースです。

 政治は明るさと豊かさの実現のための大切な仕事であると確信します。明日からも全力で前進するつもりです。

 “成せば成る”気力の充満こそすべての原動力だと思います。

 

【上越タウンジャーナル】

県立武道館 上越市が建設予定地に