えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2015/10/05 16:14あまりにも無責任なやり方ではないでしょうか

国も地方公共団体も本当に誰が責任を持って動かしている分からなくなっている様に思います。2020年の東京オリンピックという国を挙げての行事、その運営を行っている東京オリンピック組織委員会という組織が、当初メインスタジアムの建設費が予定より大幅に増加する事を「材料費が値上がったからだ。見直しをする必要なない」との強気の一転張りだったのが、安倍首相を始め、世論の強い批判にさらされると一転して文部科学大臣が見直しを宣言しました。トップたる文部科学大臣の責任はともかく、問題はその下で責任も取らないでこの国の事業の大事を行っている無責任な官僚が存在している事が大きな原因です。

 その以前のエンブレム盗作問題も世界中に恥をさらしました。一部の官僚が更迭されたと言う報道もありましたが、ネット上ではこの審査・採用に関わった人物の名前が列挙されており、そういう人たちが何の責任も取っていない事に少なからず憤りを感じているのではないでしょうか?

 

 官僚というのは責任逃れが上手な人たちで、“霞ヶ関の常識は世間の非常識”を地で行くような事ばかりしてきました。何かと言えばすぐ「●●組織委員会、●●検討委員会、有識者会議」などを立ち上げ、さも仕事をしている様に装いますが、その人選において非常に偏った事がされていると言う批判が巻き起こります。そういう人たちの決定した事に官僚・政府が追認し、利権に群がる人間が国民の税金をむしり取ると言う事例の枚挙にいとまがありません。人間の業の深さというものでしょうか。

 上越市も同じ事が言えます。最大会派(議長を出す会派)はたいがい行政側に立ち、行政の政策に常に追随する議員ばかりです。これでは本当に納税者である市民に申し訳が立ちません。無責任な役人体制を直さない限り、役人は自らの保身だけに気を配り、定年後の天下り先を確保する事だけに必死に働くだけです。

 

 国の大事もさることながら、この地方都市である上越市でも人口問題・観光問題・地域問題と難問が山積しています。今までどおりの役所仕事では埒が開きません。体裁だけ取り繕って「民間の第三者機関へ委託しました。市としては支援するつもりはありません」ではもはやどうすることもできない時代に入ってきているかと思います。国でも地方公共団体でも官民一体となって責任を分かち合い、どうすればこの国と地域が良くなるか真剣に考えるべき時期ではないかと思います。