えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2017/02/27 23:44『晩年の幸福と本当のカッコ良さとは?』

 石原慎太郎元東京都知事が小池百合子現都知事の政治手腕により、ついに都議会の「百条委員会」のお白洲の場に引き出され、現職都知事時代の過去の実態を追求される事になりました。そこで石原氏が嘘の証言をすれば法律で罰せられることになるのが「百条委員会」なのです。

 国会以外の議会ではあまりありませんが、石原都知事時代、都民に明らかにされていない税金の使い方などの実態と彼自身の実像が今、明らかにされようとしているのです。

 

 石原氏は芥川賞作家であり、弟の故石原裕次郎氏の絶大な人気を自身の背景にし、衆議院選挙で当選した後、議員時代には「石原派」と呼ばれた「青嵐会」という会派を立ち上げ、故浜田幸一氏、故渡辺美智雄氏、故中川一郎氏、中尾栄一氏、森喜朗氏、中尾宏氏などの若き自民党青年グループとして正義と正論を訴え、故田中角栄氏を鋭く批判していた花形政治家でした。

東京都知事選挙になってからは東京都の豊かな財源の上に胡座をかき、血税を有効に効率よく使わず、出張や海外視察の時など贅沢三昧で、都庁には週に三日ぐらい10時に登庁し3時には公用車で帰宅、仕事は副知事や局長・部長任せるという日常だったと言います

これでは都政は堕落し職員も右倣えし、「川上が濁れば川下も濁る」ように誰も責任を取らず、高い給料とボーナス・退職金をたっぷり貰い「我が世の春の都庁」という状態であったと思います。

 故安井誠一郎氏、故東龍太郎氏、故鈴木俊一氏時代の都政はそれぞれのリーダーが、リーダーとしての哲学をしっかり持った立派な政治家でしたので、もっとまともな都政運営だったと思います。

 

 公人としての修業も知識もないただ運とカッコ良さと人気先行のタレント的物書きや評論家、芸能界上がりの政治家は、選挙には強いですが本物の政治の中身がなく、天下・国家をとても任せられるものではありません。

 公私のけじめが分からず、ただ人気に溺れ最後にきて恥をかいて過ごす晩年は、お金があっても少しも幸福な人生ではありません。

 石原氏は、自分の人生の中の若い時分に苦労をすることで自分を磨いてないから、晩節を汚しているのです。「権力」が恐ろしいのは自分にはドンドン甘くなってゆき、そしてドンドン腐敗していくというスパイラル・ホールに落ちて行く事なのです。

「石原さん、あなたの最後、カッコ悪いよ!」