えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2018/04/24 07:57♢ また又したたかな隣国の外交手段・・! ♢

 国政の根幹は外交にある、外交手腕がその国の運命と国民の生命・財産と主権を左右するのが外交交渉である。

 

 北朝鮮のあのしたたかな金正恩委員長の米朝会議を前に、習近平首相の所に出向き会談し、まずはアジアの大国. 中国との関係を100%確認し、同じ共産党一党独裁体制同志の共通面もある事や、中.朝両国連合軍でアメリカと戦った朝鮮戦争の同盟国でもあった事から、しっかりとまずは、中国政府の意向を伺いに行くあたり金正恩の外交は先手先手の外交政策を打つ、賢い森のキツネです。日本人を拉致しておきながら何十年も日本からの送金や食料支援を受けていても一向に拉致問題の解決に当たらず、日本の上空をミサイルで威嚇されても何も手を出せない日本政府の外交手腕の弱腰は、北朝鮮政府は見通しているからなめられた日本になりさがっていると思います。

 

 今回の米朝会談の前に色々な、小手先の条件を中央委員会の総会で公表していますが、核爆弾の製造中止や核物質の廃棄や日本を狙えるミサイルの廃棄などには触れていません、我が国の隣国が常に交友的な関係を無視し敵視的な外交戦略しか考えていない状況の中で、拉致されている家族の皆様の高齢化を思うと、日本の政治家与党も野党も何をいつまでも国政の根幹の政治問題を、世界の国連機関などにアピールする運動を展開しないのかと思います。

 

 もっともっと北朝鮮に厳しい制裁の圧力を続けないと、あの森の賢いキツネは、少々の事では改心しない頭の切れる冷酷で残虐な指導者の国です。 これからも日本政府と国民の心の持ち方.考え方が外交手腕を左右する重要な課題だと思います。   

 

 こんな時政治の空白や空洞化に胸が痛みます。    

                                                それでは又、・・!