えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2018-09-26 16:23:02.0<貴乃花親方の一連の動きで感じる事。>

 貴乃花親方は相撲社会ではサラブレッドであり名門の出身で兄弟で平成の相撲人気を盛り上げた横綱でありました。その事は立派な功績であると認めます。又親方としても部屋を運営し弟子を育てて来ています。現役から、そして引退後親方としても相撲協会の一員としての身分でありますから、やはり伝統や仕来たりと言ったものはいくら名門出の横綱といえども長い歴史の中で積み上げられてきた大相撲です。その協会のやり方や運営方法に従うのが普通なら当たり前の事ですが、どの世界でも良くあるように社会や業界の中で必ず出て来る傾向が、才覚がある人ほど現状の体制の変革や改善、伝統や仕来たりを見直し組織図ややり方を一旦解体するような斬新な発想や行動と発言を行います。

 

 落語の立川談志、最近では小泉進次郎、又私の身近では自公連立を批判しすぎ自民党に消された白川勝彦元代議士など、能力が有りながらも何故かその世界を取り仕切れない悲運的な運命を持っている人でした。

 

 「天は二物を与えず」と言う言葉が生きていると感じるのです。例えば名門で父親は会社経営を立派にやりとげ、社会的要職や名声を果たしながらも残念ながら後継ぎの坊ちゃん二代目、三代目でその家系、会社の全財産が水泡のように消えて行く姿を過去何度も見て来ました。名門、サラブレッドの貴乃花も伯父で初代若の花や父で初代貴乃花も若くして霊界に戻り、兄も相撲界から去り、相談する人も無く孤立無援の状態の中で、親方としてエリートコースをトップで歩いて来た誇りが邪魔し、相撲協会の部屋の序列、親方株の名跡、平年寄りで無役となり弟子達への責任上相撲協会に残ることに自信を失ったのではないかと思います。

 

 今彼に必要なのは心を指導してくれる「師」です。勉強する心です。生きた学問を求めれば必ずこの苦難、難関を乗り越えられるバイブルとも出会えます。良書を常に放さず、又良友の言葉やアドバイスに耳を向ける事です。サラブレッドや名門の出身、エリートは意外と脆くて弱く平凡さ、雑草魂、苦労の試練が本人にとっての琢磨道となり自身を磨く事になり、人生の有り難い肥やしになるのではないでしょうか。今親方はまず自分の心を見つめることです。