えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2018-09-30 21:17:13.0自然災害多発国、国民全体が本気で考え行動の時

 大雨の被害が日本列島を襲っています。本年も西日本で大勢の方々が死亡しています。上越市も長い歴史の中で、関川や保倉川、矢代川、正善寺川、戸野目川などが決壊し、住宅や工場、農業耕作地の水没被害を何度も経験して来ました。

 最近の地球温暖化による異常気象は世界中で起きていますから、上越地域が例外であると言う事は決してありません。幸いにもここ数年間は市街地が水没する被害はありませんが、やはり保倉川の危険度が一番高く、流域には住宅や工場が沢山あります。工業地帯でもあるので、自動車やコンピュータ付の機械などが集中している地帯です。再び水害が起きれば、上越市からの工場の撤退もあり得ますし、新規の工場誘致も難しくなると思います。

 保倉川の改修工事は、全国的な限られた国の予算で行われる改修工事です。改修工事に係る地域にお住いの方々が反対看板を立てておられるお気持は十分に分かります。過去の関川改修工事の時も随分反対の声がありましたが、住民の皆様の協力のお陰で、今は関川流域の何百、何千世帯の市民や商工農業者の方々の不安が、以前より解消されました。全町内会がバラバラになった町内会もありました。しかし本当にその地域の皆様のご協力が無ければ行政は何も出来ません。

 政治や行政が何もしないと言う声も聴きますが、公共工事は全て住民の声を優先します。昨今の日本は、「公」より「個人」を重視するのが当たり前の国になっています。災害列島のこの島国、国民の生命財産を守る責任が政治や行政にありますが、個人優先の今日、矛盾を抱えているのではないでしょうか。

 高田から雁木がどんどん消えて行っていますが、雁木は個人の所有物です。行政に強制権が無いので、所有者の意志を尊重すると、雁木が減り続け、益々住みにくい社会になって行くのではないかと危惧します。

 最後になりますが、安全や安心、住みやすいか、住みにくいかを決定するのは、そこに住む市民の考え、心で決まるのです。