えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2019/05/10 18:17<新潟県の運営はトヨタを見習って!>

 

 新潟県の財政に当たる基金が枯渇している(それも全国最下位!)ニュースが報道されました。そのため花角知事は外部から学識経験者らの意見を聴き行政財政改革有識者会議を開き行動計画を策定し提言を受けると言う事ですが、民間の経営から見ると随分と悠長でピントがずれていると言わざるを得ません。行政全体、国、県、地方自治体の経営を本質的に改めるべきは改めないと最後の「つけ」は結局、納税者である市民の所に廻って来るのです。

 

 行政改革を外部の学識経験者から意見を聴くと言う手法は行政の良くやる仕方ですが行政改革の必要性が一番判っているのはその内部で毎日働いている人達のはずです。現場で働いている職員の提言や議会、特に民間人として行政をチェックしている議員が常に議会の度に各委員会や総括、一般質問で行政の効率の悪い部分、やらないで良い事の指摘、無駄遣いに近い事の指摘等行政側として耳の痛い事、さわられて困る事等の提言は山ほどしていると思います。

 

 しかし結果として行政の改善点や悪い所は、上までは時間をかけて上がり、行政の主任、係長、課長補佐、課長、部長補佐、部長、監査官、副市長、副知事、市長、知事などを経て現場発の発想の提言、提案について結果が出るまでに時間が掛かり責任の所在が曖昧のままで何時実行するのかとんと分からないと言った、相変わらずのお役所仕事で、日本の行政はいつまでも言葉だけの改革なのです。

 

 あのトヨタ自動車は社員からの提案型経営や会社を挙げての全従業員参加のQC活動(クオリティーコントロール=品質管理活動)の活性化により今日のあのような会社の隆盛に繋がっているのです。過去にはアメリカでのリコール問題等で窮地に陥った事も有りましたが、そのような時にいわゆる学識経験者を呼びその意見をありがたく聴き実行した、なんて話は聞いた事がありません。全て自分達で血の滲む死ぬほどの思いで行動し、乗り切って来たのです。

 

 行政の運営、経営は明治からの古い古い制度や規則、やり方が続き、お役所と言う法律で身分が安定し、待遇面では税金で給与も補償され退職金やボーナスも民間以上の高いレベルで支給され、倒産の心配も無く、仕事の面でもコスト意識が民間に比べ著しく低く(中には高い意識の人達も沢山いらっしゃいますが、残念ながら大半は・・・)、利益の追求も無く、頑固として前例の無い事は決してやらないと言った組織の先ず意識改革を組織を挙げてやるべきだと思います。

 

 古い悪い体質を切り捨てる大手術をやるんだと言う覚悟を職員一人一人がその考えを持たなければ新潟県は他県に負け、知事一人が頑張っても長野、富山、石川、福井との差が出てしまいます。県も市も都市間競争の時代です。新潟県の県庁の皆様、頑張って下さい。