えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2019/06/16 16:53<「自分さえ良ければ」その考えが自分と国を滅ぼします。>

 

 人間として一番「恥」として生きている個人と団体はどう言う人間から成り立っているのかと問われれば、一番に挙げるのは「責任感の無い人間」、それが集まっている集団、組織であると私は思います。古代ギリシャの時代、国家そのものが都市でした。そのこじんまりした人々の集団で国家を構成しており市民は運命共同体として強い連帯感で結ばれ、この都市国家を守るのは一人ひとりの責任で国を守ると言う意識が民主主義の基となり、そのギリシャが発祥の地だったわけです。

 

 2500年も前に民主主義が芽生えました。しかし現代は「自由、自由」と叫んでおります市民やマスコミ、特に理想のみを掲げ大衆を鼓舞しポピュリズムを煽り、それが正論、正義であると勘違いして無責任な市民を産んでいる状況が世界的に広がり、特にネット社会の今日では情報のみが先走りして過去を否定して、一番大切な「責任」を取り上げず混乱が拡大して各地で争いごとのみ勃発して、不幸な混乱のみが発生しています。不幸な事です。「自由」と「責任」は常に一体で「自由」ばかりが強調されてはなりません。

 

 2400年前のギリシャの哲学者アリストテレスの「幸福論」に書かれています「幸福」とは「楽しく満足して生きる」「責任ある市民として生きる」「哲学者、科学者として生きる」と説いています。3つ目は私には出来ませんが前の2つは努力すれば誰でも出来ます。又アリストテレスは「幸福はみずから足れりとする人のものである。」「最大の美徳は、他人の役に立てることだ。」とも説いています。じっくり噛みしめて心の真ん中に留め置きたい言葉ですよね。

 

 公の役所に勤務する国民の税金で安定した生活を過ごせる人達、特に国民の生命、財産を守るべき職務者、役人の無責任な行動や発言が最近特に多く見られます。「役人」とは文字の通り「人の役に立ってこその人」ではないでしょうか。又選挙で投票所に行かない国民も民主主義を守れない非国民です。都市、国家を守る全ての責任は人間一人ひとりの心の中の責任感です。